ビットコイン（BTC）｜投資情報・リアルタイム価格チャート

米債務上限問題で原則合意に至るなど大きな進展が見られ、デフォルト回避思惑で株式市場やビットコインなど暗号資産（仮想通貨）市場が大幅反発した。6月以降に潮目が変わる3つの背景を探る。

国内大手取引所bitbankのアナリストが、警戒感強まる今週のビットコイン相場と、万が一米国のデフォルト発生時の来週のシナリオを考察。ビットコインチャートを図解し今後の展望を読み解く。ビットコイン・オンチェーンデータも掲載。

今週はバイナンスが、日本向けのグローバルサービスの終了などについて発表したニュースが最も多く読まれた。このほか、日本政府が仮想通貨の追跡を強化することなど、一週間分の情報をお届けする。

規制強化に伴う流動性の低下や米国の債務上限問題が懸念され、暗号資産（仮想通貨）市場ではビットコイン（BTC）の軟調な値動きが続く。大手デリバティブ取引所Deribitでは、36億ドルのオプション契約が本日満期を迎える。

本日のNYダウは−35.2ドルと5日続落。ナスダックは+213.9ドルと上昇した。エヌビディアが前日の決算を受けて高騰し、連れ高となったAI・ハイテク関連株などがナスダックを支えた。

大手仮想通貨取引所OKXは、香港の個人投資家向けに仮想通貨の現物取引を提供するためにアプリを強化した。ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）など16種類の主要通貨を購入・売却できる。

米国の債務上限問題の「Xデー」とされる6月1日が迫る中、難航する協議と万が一のデフォルトリスクを嫌気した投資家はリスク回避姿勢を強めている。利上げ問題や流動性低下問題も重なり、ビットコイン（BTC）市場は25000ドル台まで続落した。

本日のNYダウは−255.5ドルと大幅に続落。ナスダックは−76ドルで取引を終えた。米債務上限の交渉について未だ具体的な合意がなく膠着状態が続いている。

暗号資産（仮想通貨）市場ではビットコイン（BTC）が狭いレンジで推移。Glassnodeのオンチェーンデータは長期保有者（LTH）の蓄積加速を観測した。

シンガポールの投資会社BXBキャピタルが、新たに約37億円規模のビットコイン専門ファンドを設立する計画が明らかになった。このファンドは、資金調達から取引戦略に至るまで全てビットコインを中心に据えたもので、2023年7月に設立予定である。