はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Cboeが米証券取引委員会(SEC)に6つのビットコインETFを申請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Cboe Global Marketsが新たな資産カテゴリーに賭け、SECに6つのビットコイン関係上場投資信託の登録を申請
今月初め、Cboeはライバル取引所CMEグループに先立ち、ビットコイン先物実装を試みました。

ETFの解説はこちら↓

ビットコインがETFとなる可能性とその影響
まず初めに、今までビットコインを取引していたのは個人投資家であり、機関投資家の存在はほとんどありませんでしたが、ビットコインETFという金融商品になること機関投資家でも取引できるようになり、新しいビットコインの形が誕生するでしょう。

ETFとは

Exchange Traded Fundの略であり、証券取引所に上場している投資信託のことです。

証券取引所を通して誰でも取引できるようになっているため、株と同じように取引所がオープンしている時間は取引可能です。

誰でも取引ができるということで、個人投資家だけではなく、機関投資家も投資することができる金融商品です。

種類も豊富で株式、金、原油など世界中の色々な資産に投資できます。

また、今あるビットコインに連動するビットコインETFは、ビットコインの値動きとほとんど同じ動きをするように運用されます。

投資家はそのETFが連動する指標が組み込まれている株式をパッケージにしたような受益証券というものを取引し、この証券は株式と同じように証券会社を通じて取引できるのです。

手数料に関しても株式投資のように安く、売買がシンプルであるメリットもあります。

Cboeが6つのETFを登録申請

以下が6つの上場投資信託です。

  • First Trust Bitcoin Strategy ETF
  • First Trust Inverse Bitcoin Strategy ETF
  • REX Bitcoin Strategy ETF
  • REX Short Bitcoin Strategy ETF
  • GraniteShares Bitcoin ETF
  • GraniteShares Short Bitcoin ETF

これらの上場投資信託により、取引者は変動する仮想通貨先物コントラクトの動きに投資することができます。

Cboeは先週にかけてSECに6つの上場投資信託の登録を申請しました。

ビットコイン自身は先週打撃を受け、週初めの過去最高値から44%も下がり、12月22日(金曜日)、価格は$11,000(約124万6千円)を下回りました。

Cboe代表者がCNBCに対し、

「今回のビットコイン先物実装の成功を機に、いくつかのパートナーは取引所ソリューション発展とともに前進することを考えています」

と発表しました。

First Trust上場投資信託によると、Cboeは

「主にビットコイン先物コントラクトに投資するが、他のRecordedビットコインデリバティブ、OTCビットコインデリバティブ、米取引所ETP、そして米以外のコンポーネントストック(まとめて、「Bitcoin Instruments」)にも投資する可能性があります」

REX上場投資信託は資産のほとんどをビットコインデリバティブに変えますが、米取引所上場投資信託も購入するかもしれません。

GraniteShares上場投資信託は先例に従います。

取引所が仮想通貨界での前進を競う中、Cboe Global Markets上場投資信託は二つのビットコイン上場投資信託登録を申請したNYSEのすぐ後ろまで来ています

CBOE Files To List 6 Bitcoin ETFs (Exchange-Traded Funds) With The SEC

日時不明 by BitcoinExchangeGuide

参考記事はこちらから
ビットコインニュース一覧

CoinPostの考察

今まで多くのビットコインETFがSECによって却下されてきました。 有名なところだと、ウィンクルボス兄弟が提出したウインクルボス・ビットコインETFも同様な状況なっていましたが、BTC先物上場を経て米国に認可されるCboeのETF登録申請の動きにより、より現実的なものに近づいたことは間違い無いでしょう。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。
16:14
米仮想通貨取引所コインベース、「LiquiFi」買収でトークン発行支援事業強化へ
米コインベースがトークン管理プラットフォーム「LiquiFi」を買収。トークン発行者を初期段階から支援するプラットフォームであり将来的に機関投資家向けサービスにも統合予定だ。
16:02
オルタナ信託設立とProgmat・ALTERNAの協業深化
三井物産デジタル・アセットマネジメントは、デジタル証券特化の信託会社「オルタナ信託」を設立。Progmatと協業し、ST発行・管理基盤を導入。ST市場の効率化と拡大を目指す。
12:04
ビットコイン反発で11万ドルに接近、Bitfinex分析ではQ3の季節性要因を警戒
仮想通貨取引所ビットコインは前日比+2.6%の108,733ドルまで上昇。Bitfinexレポートによると、4月安値から50%反発後は10-11万ドルのレンジ相場に移行し、第3四半期の季節性要因で平均リターン6%の「最弱四半期」を警戒する。一方、米国初のソラナステーキングETFが取引開始し初日3,300万ドルの好調なスタートを記録。
09:50
「ビットコイン保有者の大多数が含み益、HODLが主流に」Glassnode分析
Glassnodeの週次レポートによると、仮想通貨ビットコイン投資家の大多数が含み益状態で、長期保有(HODL)が市場の主要メカニズムになっている。
09:31
米SIFMA、証券トークン化の規制作りでSECに要望書簡送付
米SIFMAはSECに対し、RWAに分類される株などの証券のトークン化に対する規制整備について提案を行った。オープンで透明性の高いプロセスを通して、ルールを作るべきだと主張している。
08:55
米テック富豪ら、仮想通貨向け銀行「Erebor」設立を計画=報道
ピーター・ティール氏らテック投資家が仮想通貨企業向け銀行Erebor設立を計画。全米銀行免許を申請、シリコンバレー銀行の後継を目指す。
08:20
米上場の中国系アパレル企業アデンタックス、ビットコインを最大12000BTC買収へ
ナスダック上場の中国系企業Addentaxが最大1万2000BTCの買収で基本合意。約13億ドル相当を株式交換で取得予定、5月発表の8000BTCから規模拡大。
07:55
ブラックロックのIBIT、手数料収入が「S&P500ETF」超え
ブラックロックの仮想通貨ビットコインの現物ETF「IBIT」は、同社のS&P500のETFよりも手数料収入を生み出していることがわかった。IBITはビットコインETFの資金フローを主導している。
07:30
ドル指数が2022年以来の安値に、ビットコインや金に与える影響と今後の見通し=Cryptoquant分析
Cryptoquantが2日に発表した分析によると、ドル指数が2022年来安値を記録する中、ビットコインは膠着状態が続く。長期保有者の含み益減少も指摘。
06:55
ビットコイン、2025年後半に20万ドル到達目標を維持=スタンダードチャータード銀
スタンダードチャータード銀行のケンドリック氏がビットコイン20万ドル予測を維持。ETFや企業購入の拡大により2025年後半に史上最大の上昇を見込むか。
06:10
リップル、米国銀行ライセンス申請 サークルに続く動き
リップルが米通貨監督庁に国家銀行免許を申請。RLUSDステーブルコイン規制対象化とサークルとの競争激化が注目される。
05:50
オープンAI、ロビンフッドの株式トークン化サービスとの提携を否定 未承認でトークン発行か
OpenAIがロビンフッドの株式トークンサービスへの関与を公式否定。未上場企業トークン化における先買権問題が浮き彫りに。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧