はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

フランス:仮想通貨規制チームを発足「革命」を阻害しないことを約束

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

フランスで仮想通貨規制チームが作成される
フランスの経済相及び、財務省は仮想通貨を規制するためのチームを結成し、指針、規則、規制を整備していく予定です。
フランスの目的
フランスは、仮想通貨が経済や国民に与える負の影響を抑制する一方で、ブロックチェーン技術の将来性を見込み、適切な枠組みを作成していく方針です。

フランスの経済大臣のBruno Le Maire氏(以下、Le Maire氏)によると、フランスの経済省及び、財務省は、仮想通貨を規制するためにチームを作成したと報告しました。

フランスが仮想通貨規制のためチームを作成

フランス政府の先駆的な取り組みでは、仮想通貨関連の指針を始め、規則や規制を作成する予定です。

さらに、そのチームは、適切な枠組みを作成することで、適切にビットコイン及び、アルトコインが経済システムに与える影響を抑制しようとしています。

そうすることで、フランス当局は、脱税や、資金洗浄、その他の不正使用を抑えることが出来るようになると考えられています。

今週、フランスのメディアによってあるコラムが公開され、Le Maire氏は、その技術を規制するチームを作った理由を説明し、ブロックチェーン革命を阻害しないことを約束しました。

規制がないと、消費者も起業家も取引を行うことも、投資することも、ビジネスを発展させることも出来ません。これは、フランスに限らず、世界中でも変わりません。よって、ブエノスアイレスで行われたG20サミットにて、私はこの展望を国際的パートナー達と共に議論しました。世界の未来を構築する立役者を担うことはフランスの役割なのです。

Le Maire氏は、Numerama.comにて上記のように記述しました。

Le Maire氏は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催されるG20サミットにて、自身の考えを提案します。

彼は、デジタル通貨界隈が犯罪者達を魅了している証拠は無数にあると主張しており、規制が違法行為の抑制に十分な措置であると考えています。

このチームは、フランス中央銀行(以下、CBF)の副総裁を務めるJean-Pierre Landau氏によって指揮が執られます。

そして、CBFは、フランス政府に同意し 、既存の金融システムに負の影響をもたらす事がないように注力する予定です。

仮想通貨規制の第一線として、フランスは国民の生活や適切な経済に対する、価格のボラティリティを含むデジタル通貨の負の影響を抑制したいと考えています。

そして、同時に経済成長及び、雇用の側面で頼れる技術の発達に貢献したいとしています。Le Maire氏は以下のように述べました。

革命は着々と進んでおり、ビットコインはほんの先駆けであると言えます。ブロックチェーンは、”トークン”を使用して資金調達を行うICOのように、スタートアップにも新しい可能性をもたらすことが出来るのです。

ブロックチェーンは、”既存の銀行業及び、保険分野、金融市場だけでなく、特許や資格”をも破壊する可能性を秘めています。

Le Maire氏は、そのチームが単なる傍観者でなく、変化を予測し、この革命の一端を担うことを目的としていることを強調しました。

France Regulates Cryptocurrencies to Build “The World of Tomorrow”

Mar 22, 2018 by RICARDO ESTEVES

参考記事はこちらから
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/12 土曜日
13:30
ブラックロックの仮想通貨ETF運用資産が前四半期比9%減 2025年1~3月期
資産運用大手ブラックロックが2025年1~3月期の決算を発表。仮想通貨ETFの運用資産が前四半期比で9%減少していた。トランプ政権による関税懸念が背景にある。
13:05
英国初、スコットランドの名門校がビットコイン学費支払いを導入
ロモンド・スクールが英国初となる仮想通貨ビットコイン学費支払いを2025年秋学期から開始。自由市場を重視するオーストリア学派経済学と分散型テクノロジーをカリキュラムに統合し、実践的な金融教育を提供。
10:20
米SEC二回目の仮想通貨円卓会議、トークン化証券の規制緩和を議論
米証券取引委員会が仮想通貨規制の円卓会議2回目を開催。取引所規制を議題として、デジタル証券取引に対する条件付き規制緩和を行う可能性が示唆された。
10:05
株価が一週間で12倍以上急騰の米上場企業Janover、14億円相当のソラナを取得 
商業不動産テック企業Janoverが新資産戦略で仮想通貨ソラナ大量購入を実施。即時ステーキング開始と検証ノード運営計画で仮想通貨エコシステムへの積極参加を表明。株価は1100%超上昇。
08:15
トランプ関税でビットコインマイニング収益悪化 赤字企業続出
米国トランプ大統領の関税政策により、ビットコインのマイニング収益率が大幅に下落。多くのマイニング企業が損益分岐点を下回り、S19 Pro機器の大規模シャットダウンの可能性が高まっていると指摘されている。
07:35
ミームコイン『Fartcoin』一週間で75%高騰、関税緩和期待で資金が流入
仮想通貨Fartcoinが30%上昇。トランプ大統領の相互関税停止表明を受け、ミームコイン市場は貿易戦争の軟化を受けて反発ムードに。
07:15
北欧議員、ビットコイン準備金を提案 米国を参考に
スウェーデンの議員は財務相に対し、準備金に仮想通貨ビットコインを加えることを検討しているか質問。米トランプ政権の動向などに言及し、ビットコインの保有することのメリットを説明している。
06:35
ビットコイン84000ドル回復 FRB利下げ観測強まるも市場リスクは後退せず
米CPIの下振れ及び景気後退リスクでFRBの利下げ期待が浮上。仮想通貨ビットコインは84,000ドルを回復するも、米中関税と債券市場の不安が続き、アナリストは市場リスクの継続に警鐘を鳴らす。
05:55
マクドナルド、株主のビットコイン購入提案を拒否 SECが対応を支持
マクドナルドが保守系株主団体からのビットコイン購入検討提案を拒否。SECは「通常業務に関連する」として同社の判断を支持した。
04/11 金曜日
17:22
ライブピア(LPT)の特徴と将来性、おすすめ取引所
ブロックチェーンで動画配信を効率化するLivepeer(LPT)の仕組みや特徴、AI機能、将来性、リスクをわかりやすく解説。
14:15
トランプ関税と貿易摩擦はビットコインに有利に働くか グレースケール考察
関税ショックとビットコイン 米暗号資産(仮想通貨)投資会社グレースケールは9日に発表した市場レポートで、関税と貿易摩擦は中期的にはビットコイン(BTC)の普及にプラスに働く可能…
13:40
金融庁、暗号資産を2分類する新規制案などで意見募集
金融庁が暗号資産規制の新枠組みを提案。資金調達型と非資金調達型の2類型に分け、それぞれ異なる規制を適用する方針。ビットコインなどの非資金調達型と、ユーティリティトークンなどの資金調達型で情報開示等の要件が異なる。利用者保護とイノベーション促進のバランスを重視。
13:00
リップルとSEC、和解に向け法的手続き一時停止を共同申請
リップルとSECが4月10日に第2巡回控訴裁判所へ法的手続き一時停止を共同申請。原則的合意に達し和解へ前進。リップルは同時期に12億5000万ドルでHidden Road買収を発表し、仮想通貨業界初のグローバルプライムブローカーとなった。
11:30
Glassnodeが読み解く仮想通貨市場の構造変化 ビットコインとイーサリアムに広がる格差
Glassnode最新レポート:トランプ大統領の「解放の日」関税発表による金融市場動揺で仮想通貨全体に圧力。オンチェーンデータが示す資本流入減少とBTC/ETH間の歴史的乖離などを分析。
11:20
米トランプ大統領、DeFiの税務報告義務を廃止する法案に署名
米トランプ大統領がIRSによるDeFiブローカー規則を廃止する法案に署名。過度な規制とプライバシー侵害の懸念を払拭したことになる。業界団体は『DeFiの技術的現実を考慮した法整備』の必要性を唱えている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧