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米Bakkt、多国籍ビットコイン財務戦略を展開へ 日本上場企業の株式取得

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Bakkt、日本進出

ニューヨーク証券取引所上場の仮想通貨プラットフォーム運営Bakkt Holdings(NYSE: BKKT)が6日、ライザップグループから東証上場の堀田丸正(TSE: 8105)株式約30%を取得すると発表した。この買収によりバックト(Bakkt)は堀田丸正の筆頭株主となり、多国籍ビットコイン(BTC)財務戦略の開始を目指す。

取引完了後、バックトインターナショナル代表のフィリップ・ロード氏が堀田丸正のCEOに就任予定だ。同時に堀田丸正はビットコインやその他デジタル資産への財務投資を開始し、株主承認を条件に社名を「bitcoin.jp」に変更する計画だ。

Phillip Lord(President of Bakkt International)

バックト共同CEOのアクシェイ・ナヘタ氏は声明で「日本の規制環境はビットコイン中心の成長事業に理想的なプラットフォームを提供する」とコメントした。堀田丸正チームとの連携により、ビットコインを事業・財務モデルに統合し、主要なビットコイン財務企業として確立することを目指すとしている。

Akshay Naheta(co-Chief Executive Officer)

バックトは2018年にニューヨーク証券取引所の親会社ICEにより設立されたが、複数回の事業転換を経験している。7月29日には約7,500万ドルの公募増資を発表し、調達資金をビットコインをはじめとするデジタル資産の直接購入に充当すると表明していた。

同社は7月にロイヤルティ事業をProject Labrador Holdcoに売却する契約を締結し、非中核事業を切り離して仮想通貨関連サービスに事業を集中させる戦略へ移行した。

今回の堀田丸正買収は、米ストラテジーや日本のメタプラネットに続く企業ビットコイン投資戦略の新たな形態として注目され、堀田丸正の株価はPTSで44%高騰した。

関連:米NY証取(NYSE)親会社設立のBakkt、7500万ドル調達でビットコイン購入へ

関連:ビットコインと仮想通貨関連株はどちらを買うべき?メリット・デメリットを解説

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