はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン75万円を超える堅調な推移、マウントゴックス民事再生の進展が影響か|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン75万円超え
ビットコイン相場は、9つのビットコインETFが一挙に非承認になったことが明らかになった後も70万円を割らずに耐えたことで、24日に追加発表された再審査を行うとする文書の公表を受け上昇に転じた他、マウントゴックスの民事再生に動きが見られ、価格上昇を後押しした。

ビットコイン相場は、9つのビットコインETFが一挙に非承認になったことが明らかになった後も70万円を割らずに耐えたことで、24日に追加発表された再審査を行うとする文書の公表を受け上昇に転じました。

25日昼時点でも、上昇相場の勢いは衰えず、bitFlyerのJPY建にて75万円台まで回復、前日比4.6%高で推移しています。

出典:TradingView

ビットコインの回復基調となる推移に影響し、アルトコイン市場も時価総額100位中96通貨が、前日比プラスとなる全面高の相場となっています。

Fundstrat社のTom Lee氏は、CNBC番組内で、仮想通貨の弱気相場が続いている中で上昇に転じたビットコインを賞賛しており、「Cboe以外のビットコインETFが非承認」となったことや、「中国政府の仮想通貨規制の大幅強化の動き」といった大きな悪材料が2つも出ているにも関わらず、上昇値を維持している現在の状況は大変注目すべきことであると、言及しました。

Tom Lee氏が言及する様に、ETF結果に対する相場下落の懸念感が高まっていた中で、70万円を大きく切らずに耐えたことは、中期的な投資家心理の緩和につながった可能性は大いにあると言えるでしょう。

また、ビットコインETF関連の動き以外にも、上昇を後押ししたと考えられる要因は、民事再生の手続きを進めるMt.GOX社管財人 小林信明氏が「再生債権の届出開始に関するお知らせ 」を公式に発表したことで、平成30年6月22日午後5時東京地方裁判所より民事再生手続開始が決定の報道以降、止まっていたMt.GOX社の動きに進展があった形になります。

年初より、マウントゴックス社によるビットコイン等の売却が、相場の売り圧力となっている可能性が指摘され、ウォレットから資金が移動する動きが観測されることで投資家心理に大きな影響を与えていました。

破産手続を行う場合、債権者はビットコインを破綻時のレートで、金銭債権に転換されてしまいますが、民事再生手続の場合は、債権者に対してビットコインを返還する事が可能になり、大量売却が短期間で行われる懸念が緩和されることにつながるとして、注目されています。

出典:mtgox.com

同社が公開した文書では、再生債権の届出期間は2018 年 10 月 22 日(日本時間)までとされていますが、ビットコイン等の仮想通貨が売却なしに、債権者に変換されるかは、継続した注目点として、仮想通貨市場から注目されるでしょう。

出典:TradingView

なお、12時時点でのビットコインの値動きを受け、(bitFlyer:1時間足)にてRSIが78%ラインに達しています。

CoinPostの関連記事

ビットコイン価格下落を耐え抜くも、投資家が再び中国政府の動きに危機感を感じる理由|仮想通貨市況
ビットコイン相場は24日、9つのビットコインETF否決による相場を重要サポートラインを割ることなく耐え抜き、相場は再度上向きに転換。しかし、中国政府の今後の動きに仮想通貨市場の長期的な危機感が感じられる展開に。
Mt.Gox民事再生手続開始決定でどう変わる?売り圧力が消える?
6月22日、Mt.Goxの民事再生手続開始決定が、再生管財人に選出された小林信明弁護士によって発表されました。今回の民事再生手続は破産手続とどう違うのか、仮想通貨投資家最大の関心事項である売り圧力はどうなるのかについてまとめました。
▶️本日の速報をチェック
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/24 金曜日
18:48
米金融最大手JPモルガン、ビットコイン・イーサリアム担保融資を世界展開へ
JPモルガンがビットコイン・イーサリアム担保融資を2025年末開始することがわかった。米金融最大手の参入で暗号資産(仮想通貨)が機関投資家市場で本格化。モルガン・スタンレーなど大手金融も相次ぎサービス拡充している。
17:14
モブキャストHD、仮想通貨ソラナ(SOL)の取得・保有を開始
ソラナ特化のトレジャリー戦略で財務基盤強化へ モブキャストホールディングスは10月24日、暗号資産ソラナ(SOL)の取得および保有を開始したと発表した。 同社はかつてゲーム事業…
16:46
日本初の円建てステーブルコインJPYC、正式リリースへ
JPYC株式会社が10月27日午後1時、日本初の円建てステーブルコインJPYCを正式リリース。発行・償還・送金手数料は無料。第二種資金移動業者として第1号の認可取得。
16:30
米トランプ政権、量子コンピュータ企業へ株式取得型支援検討か 関連銘柄が急騰=WSJ報道
トランプ政権が量子コンピュータ企業への出資型支援を検討していると報道され、政府と協議中とされるIonQ、Rigetti、D-Waveなどの関連銘柄は最大20%上昇した。
13:25
イーサリアム『フサカ』12月3日実装へ、次期『グラムステルダム』準備も
イーサリアム開発者は第223回ACDE会議で、フサカアップグレードの12月3日実装と、次期グラムステルダムの提案締切(10月30日)を決定。BAL技術導入やEIP 8058の追加など、スケーラビリティ強化に向けた計画が明らかに。
12:45
中東・北アフリカの仮想通貨市場が成長 トルコでアルトコイン投機が活発化=チェイナリシス
チェイナリシスが2025年時点での中東・北アフリカ地域の仮想通貨市場を分析した。トルコ、イスラエル、イラン、UAEでの成長をそれぞれ解説している。
11:42
ビットコイン11万ドル台を回復、トランプ大統領のCZ恩赦でBNBとWLFIが上昇
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは11万ドル台で軟調推移。オプション建玉増加やETF流出が重荷も、需給整理進み反発期待の声。トランプ大統領によるバイナンス創設者CZ恩赦を受け、BNBは5%高、WLFIは15%急騰した。
11:30
カルシとレッドストーン提携 予測市場データを110超のチェーンで展開
DeFiレッドストーンとカルシが提携し、CFTC規制下の予測市場データを110以上のブロックチェーンで提供開始。オラクル技術により実世界イベントデータのオンチェーン化を実現、DeFi開発者に新たな構築基盤を提供。
11:05
資産運用大手ティー・ロウ・プライス、仮想通貨ETF市場に参入へ
資産運用大手ティー・ロウ・プライスは、仮想通貨ETFの申請書を米SECに提出。投資対象にはビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど時価総額が高い銘柄が含まれる。
10:50
BTCマイニング株、ビットコイン価格と連動せずAI事業シフトで上昇=JPモルガンレポート
JPモルガンの最新レポートによると、上場ビットコインマイニング企業の株価は仮想通貨価格との相関関係が崩れ、AI事業への転換により独自の動きを見せている。
10:10
ビットコイン需要が枯渇、不安定な局面続くか=Glassnode分析
Glassnodeが仮想通貨ビットコイン市場の最新レポートを分析。需要枯渇や長期保有者の売却増加から、市場の不安定な局面が続く可能性を指摘している。
09:35
トランプ大統領、CZ氏の恩赦について発言
トランプ大統領はバイナンス創業者のCZ氏への恩赦について「彼がやったことは犯罪ですらなかった」とコメント。多くの善良な人々の要請を受けて恩赦を与えたと明かした。
08:20
ポリマーケットが最大2兆円の評価額で資金調達検討、わずか4カ月で10倍に
米賭けサイトプラットフォームのポリマーケットは120億ドルから150億ドルの評価額で資金調達を目指す。6月の評価額10億ドルからわずか4カ月で10倍以上急上昇。
07:30
ソラナDEXジュピター、予測市場のベータ版をローンチ
仮想通貨ソラナのブロックチェーン上のDEXアグリゲーターJupiterは、予測市場のベータ版をローンチ。予測市場プラットフォームKalshiの流動性を活用している。
07:10
ビットコイン懐疑派ピーター・シフが金をトークン化へ、CZは「”信じてくれ”トークンだ」と批判
金の支持者ピーター・シフ氏がブロックチェーンベースのトークン化ゴールドプラットフォームを開発。バイナンス創業者のCZ氏は真のオンチェーン資産ではないと批判した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧