CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所FTX、独自ステーブルコイン発行の可能性=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ステーブルコイン発行か

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXのサム・バンクマン=フリードCEOは、同社独自のステーブルコインの開発に取り組んでいることを明かした。

開発で協業したいパートナーを見つけた方が良いと考えていると説明。「おそらく遠くない時期に情報は公開することになるだろう」と語った。

ステーブルコインの計画は、欧州メディア「The Big Whale」のインタビューで公表。様々な質問に答える中で、ステーブルコインの計画に言及した。

また、関係筋によればFTXの開発しているステーブルコインは米ドル建になる見込み。早ければ年内に発表を行う計画だという。

ステーブルコインとは

価格が常に安定するように設計された仮想通貨のこと。法定通貨または仮想通貨に価値が裏付けられていたり、アルゴリズム等で価格を安定させたりするステーブルコインが開発されている。

▶️仮想通貨用語集

関連初心者にもわかるステーブルコインとは|特徴やユースケースを解説

サム氏は23日、ステーブルコインについてツイートを投稿。バイナンスがUSDCなど一部の主要ステーブルコインをバイナンスUSD(BUSD)に変換したことを受け、BUSDの供給量が増加しているとコメントしていた。

関連バイナンス主要ステーブルコインの通貨ペア統合|テザーとUSDCで明暗分かれるか

その投稿の中でサム氏は、以下のように述べている。

テラ(LUNA)やDAIのプロジェクトに続き、法定通貨に裏付けられていないステーブルコインで、どのような新しい銘柄が出てくるかに関心がある。

私の推測では、それは利子などのメリットがあるステーブルコインになるだろう。

関連テラUSD(UST)のディペッグ騒動 Terraform Labs社や取引所の対応まとめ

その他の発言

サム氏は今回のインタビューで、ステーブルコインの計画以外に仮想通貨の市況についても語った。今後の市況がどうなるかは正確にはわからないとした上で、以下のように話している。

今はFTXが初めて経験する弱気相場だが、影響を受けないようにサービス開発などを継続している。

市況は政策金利の影響を受ける可能性があるが、仮想通貨業界は成長を続けているため、今後については楽観的だ。ユースケースが増え続け、技術が発展し、規制が徐々に整備されるだろう。

関連FTX社長が語る、仮想通貨の冬を乗り越えるカギとは

また、買収計画については以下のようにコメントしている。

ロビンフッドのような企業を買収する可能性はあるが、それは現在、優先順位は高くない。

我々が今挑戦すべきことは、組織として成長することだ。

関連FTX、ロビンフッドの買収検討報道を否定

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/12 日曜日
11:24
来週のビットコイン相場はPPIとCPIに注目、ネガティブならチャネル下限試すシナリオも|bitbankアナリスト寄稿
GW明けのビットコイン(BTC)相場をbitbankのアナリスト長谷川氏が分析。ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ前大統領の異例発言に高い関心
今週は、米フランクリン・テンプルトンによる仮想通貨ソラナのレポート発表、ビットコインの累積トランザクション数の10億件到達、ドナルド・トランプ氏による異例の発言に関する記事が最も関心を集めた。
05/11 土曜日
15:00
ビットコイン上のステーブルコイン発行計画 Taproot Assetsのテストが進行
Lightning LabsのCEOエリザベス・スターク氏が、暗号資産(仮想通貨)ビットコインのブロックチェーンにステーブルコインを導入する新技術「Taproot Assetsプロトコル」について解説。ライトニングネットワークを使った即時、低手数料の国際取引が可能に。
14:00
「Friend.TechなどでBaseがイーサリアムL2を主導」フランクリン・テンプルトン分析
フランクリン・テンプルトンは、仮想通貨ブロックチェーン「Base」がFriend.Techなどソーシャルファイに牽引され、今後も代表的なイーサリアムL2であり続けると予想した。
12:45
日本代表団、スイスのDFINITY本部を訪れる
平将明氏および加納裕三氏を含む日本の代表団がDFINITY本部を訪問。DFINITYが推進するInternet Computerは、高速で広範なブロックチェーンベースのプラットフォームで、スマートコントラクトとデータシャーディングにより、効率的なWeb3アプリの開発を可能にする。
11:20
米SEC、コインベースの仮抗告を却下するよう申し立て
米SECは仮想通貨取引所コインベースとの裁判で新たな書類を提出。コインベースが証券性をめぐり求める仮抗告を退けるべきだと申し立てている。
10:00
著名投資家マーク・キューバン氏、SECゲンスラー委員長を批判
著名投資家マーク・キューバン氏は米大統領選挙で仮想通貨も争点の一つになると意見した。また米SECのゲンスラー委員長に批判を向けた。
09:00
米大手銀ウェルズ・ファーゴ、複数のビットコイン現物ETF銘柄を保有
ウェルズ・ファーゴを含むいくつかの金融大手はビットコインETFが1月にデビューしたのち、それらの取り扱いを開始した経緯がある。
08:00
米ARK、イーサリアム現物ETFの申請からステーキング要素取り除く
現在、5月中に仮想通貨イーサリアムの現物ETFが承認される期待はすでに大幅に後退。専門家らはその可能性を2ヶ月前の約70%から25%に引き下げた。
07:30
J・ドーシー氏「2030年のBTC価格は100万ドル超へ」
2030年のBTC価格は100万ドル超まで上昇する可能性があると強気な見方を示すなど、ジャック・ドーシー氏が仮想通貨ビットコインの魅力を語った。同氏は以前からビットコインを支持している。
07:00
ソラナJupiter、モバイルアプリのリリース時期発表
モバイル版の最新情報のほか、Jupiterは第三回のLFG投票の予定についても情報を公開。来週あたりに新たなローンチパッド候補の仮想通貨プロジェクトを公開し、5月22日から投票を開始する。
05/10 金曜日
18:29
SBIとチリーズ、スポーツファントークンで提携
SBIデジタルアセットホールディングスとChilizが戦略的パートナーシップに関する基本合意を締結。日本で合弁会社を設立し、スポーツファンにファントークンを提供する。
18:26
L2 Blastチェーン基盤の分散型取引所「DTX」とは トレーダーの優位性を解説
暗号資産(仮想通貨)デリバティブトレーダーの間で関心の急増する分散型取引所「DTX」のメリットや優位性を解説。DTXはイーサリアム(ETH)レイヤー2のBlast(ブラスト)チェーン基盤であり、DTX Fuelによるエアドロップも示唆されている。
18:10
NTTドコモ、新会社設立でWeb3・AI事業など強化へ
株式会社NTTドコモは2024年7月に新会社「NTTドコモ・グローバル」を設立する計画を発表。NTT Digitalも傘下に集約し、Web3やAIを活用したグローバル事業を強化する。
14:48
バイナンス、大口顧客DWF Labsによる市場操作報道を否定
大手仮想通貨取引所バイナンス(グローバル版)は、ウォール・ストリート・ジャーナルが報道した、同社のVIP顧客DWF Labsによる市場操作と内部調査に関する疑惑を強く否定した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア