PancakeSwap（CAKE）｜投資情報・リアルタイム価格チャート

PancakeSwap（CAKE）の概要

PancakeSwap（パンケーキスワップ）はバイナンス・スマートチェーン（BSC）上で稼働する分散型取引所（DEX）として、2020年9月にローンチした。

ガス代の高さで知られるイーサリアムネットワークのプラットフォーム上に構築されたDEXではなく、BSC上に構築されていることから、UniSwapなどの他のDEX取引所と比べた場合、一度の取引にかかる手数料（ガス代）が大幅に安いことが特徴の一つだ。

AMMとスマートコントラクト

またPancakeSwapは、AMM（Automated Market Maker：自動マーケットメイカー）取引所として、トレーダー同士の通貨のやり取りではなく、スマートコントラクトを通して直接通貨のやり取りを行う仕組みをとっている。

スマートコントラクトでは、取引所に預けられている通貨量に応じて価格を決定し、トレーダーとやり取りを行う役割を持っており、これによって仲介者は必要なく、取引時間が早くなり、手数料も削減できるといった利点がある。

CAKEトークンについて

PancakeSwapの分散型金融（DeFi）アプリケーションでは、ユーザーがトークンを交換し、ファーミングを通じて流動性を提供し、その見返りとして独自発行するCAKEトークンを稼ぐことができる。

CAKEトークンは仮想通貨として売買することも可能なほか、「シロッププール」という機能を利用し、CAKEトークンを流動性プール内に預ける事で、BSC系の仮想通貨を報酬として受け取ることも可能となっている。

その他のサービス

また、PancakeSwapは「ロト6」に似た「Lottery」という宝くじや、バイナンスコイン（BNB）価格の騰落を当てる「Prediction」という予測市場のサービスなども提供。今後はNFT（非代替性トークン）のマーケットも提供する計画があるもようだ。

CAKEトークンはBSCの規格「BEP20」で発行されており、現時点では発行上限はなし。Lotteryの購入時の支払いや、上述したステーキング、またガバナンス投票など、PancakeSwapのエコシステムを支えるために様々な用途がある。