はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインが今後回復に向かう5つの理由

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン(BTC)が7月に回復する5つの理由
仮想通貨メディアのCryptovestにて、今後ビットコイン価格が回復する5つの理由が紹介されました。 記事内では1テザーの高まり、2アルトコインの不調、3低い取引高、4ニュースによる悪いイメージの払拭、5ビットコインETFへの期待が主な理由であると記述されています。
ETFとは
Exchange Traded Fund (上場投資信託)の略でインデックスファンドの一種。 日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等に連動する運用成果を目指し、東証などの金融商品取引所に上場している投資信託のこと。アメリカでは、「ビットコインETF」の承認を目指し、米国証券取引委員会(SEC)に承認申請が行われている。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

週末から好調なスタートを切ったビットコインは、7月に始まると予想されていた強気市場の兆しなのでしょうか?

ビットコイン(BTC)が7月に回復する5つの理由

ビットコイン(BTC)は、一時、5,800ドル(約64万円)にまで下落しましたが、ここ数日間で500ドル(約5.5万円)の上昇をみせ、週末には6300ドル(約70万円)前後まで回復しました。

そして、ビットコイン価格が回復する理由は以下の5つであるとする理由を仮想通貨メディアのCryptovestにて紹介されました。

5つの理由
  1. Tetherの高まり
  2. アルトコインの不調
  3. 低い取引高は成長の前兆
  4. しばらく悪いニュースがない
  5. Bitcoin ETFの噂

Tetherの高まり

テザー(USDT)は、ビットコイン価格に常に影響を与えてきました。

ここ数ヶ月に渡り、仮想通貨市場の資産は、USDTに換金され、所有されているか、アルトコインや、将来性のあるトークンに集まっていました。

しかし、USDTは、ここ数日で息を吹き返してきており、仮想通貨市場におけるUSDTの取引は一般的に14-17%代であったのに対し、この週末で30%ほどにまで高まってきています。

そして、先日テザー社は、先月6月に2.5億USDTを発行したことを公表しています。

このUSDTがどの通貨に流れ込むかは、未だ定かではありませんが、多くの取引所で、BTCとUSDTのペアが提供されていることから、BTCにも一定数流れ込むのではないかと考えられます。

アルトコインの不調

アルトコインやトークンも4月や5月に一時的な上昇はあったものの、12月のような急激な上昇を再現することはできませんでした。

よって、この熱気がなくなれば、その資金はビットコインに再度流入するのではないかと考えられており、取引全体の30%強を占め、市場で最も取引されているBTCの値動きからまた新たな強気市場が始まるのではないでしょうか。

低い取引高は成長の前兆

弱気市場では、ビットコインの価格がどれほど下がろうが、手放したくないと考える人々が一定数存在します。

取引高が低いということは、購入意欲がそれほど高くないことを表していると共に、BTCを手放したくない人々がいることを示唆しているのです。

よって、怒りに身を任せ、BTCを手放してしまった人や、失望といった類の感情は、すでに市場からなくなっていると考えられており、その低い取引高こそが、一時的な上昇や、長期的なトレンドの第一歩になるのではないかとされています。

しばらく悪いニュースがない

ビットコインは、未だ悪いニュースに敏感であることが最近の値下がりでも証明されました。

一部の人々は、現在の価格下落が市場操作であると考えていますが、ここ数週間で、仮想通貨取引所Kraken、ItBit、Coinbase、そして、Bitstampに対する捜査や、日本の取引所の規制強化などその価格を下落させるだけの悪いニュースがあったことも事実であると言えるでしょう。

しかし、仮想通貨業界のスピードが速いことからも、そのようなニュースのイメージは払拭され、楽観的な考えも戻ってきていると考えられています。

Bitcoin ETFの噂

今後、ビットコインに機関投資家達の資金が流入してくることは、その価格に一番大きな影響を与えるのではないでしょうか。

現時点で、投資対象となるBTCは十分に供給されているにも関わらず、新規の資産流入が少ないのが現状であると言え、USDTの新規発行や、TrueUSD(TUSD)のような法定通貨に裏付けられた通貨の流入だけでは十分な上昇を見込めないのです。

一部の既存金融機関は、すでに仮想通貨業界に投資を開始していますが、その投資は、あくまでも試験的な小規模投資であると言え、ビットコインETF(上場投資信託)のような完全に合法化された資産が台頭し、機関投資家達の本格的な参入が求められていると言えるでしょう。

ビットコインETFが認可されれば、ビットコイン市場最大の功績となるでしょう。

それによって、機関投資家達の資金が流入し、ビットコインは、マクロ視点での大きな上昇となる第5波目が訪れるのではないでしょうか。

ビットコインETFは、仮想通貨取引所に影響を与えることのないビットコイン先物と違い、実際のビットコインを所有する需要が高まると考えられています。

5 Reasons Why Bitcoin (BTC) is Recovering in July

July 3, 2018, Christine Masters

参考記事はこちらから

CoinPostの関連記事

6月末、仮想通貨市場は反発しビットコイン価格は5万円幅の急上昇:価格上昇要因は?
6/24にビットコインは65万円を割り込みこみ、年初最安値を更新しました。その後の5日間は65万円付近を推移していましたが、6月末である30日朝には、5万円幅の急激な価格上昇を記録しています。今回の急上昇には、BitMEX CEOの発言が大きく関係していると考えられます。
ビットコイン価格の今後|現在の下落相場は『悪夢の2014年』よりも深刻ではない
2014年の下落相場では約86%の下落を経験し、最高値を再び更新するまで約3年を要した。現在の下落相場は、高値から約70%程度の下落であり、2014年の下落相場よりも深刻ではないと言える。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06:20
米仮想通貨現物ETFから資金大量流出、FRB政策に不透明感
米国の仮想通貨ビットコインETFから1日で5.23億ドル、イーサETFから4.22億ドルの大量資金流出。FRB利下げ期待後退とインフレ懸念で機関投資家がポジション調整か。
05:45
米FRB理事、ステーブルコインの可能性を評価
FRBウォーラー理事が仮想通貨決済技術を「新技術に過ぎない」と評価。ステーブルコインの小売・国際決済改善効果とドル国際化への貢献可能性を強調。
05:35
中国政府、人民元連動ステーブルコイン発行を検討=報道 
中国国務院が人民元連動ステーブルコイン発行を今月審議する予定。人民元の国際的地位向上と米ドル支配からの脱却を狙う。
08/20 水曜日
20:06
SBI VCトレード、仮想通貨積立でキャッシュバック 最大1%還元 キャンペーン
SBI VCトレードが暗号資産(仮想通貨)積立投資のキャッシュバックキャンペーンを開始。期間中の約定金額に応じて最大1%を還元、上限なし。9月20日まで実施で新規・既存ユーザーが対象。ドルコスト平均法でリスク分散も可能。
14:40
WebX 2025完全ガイド|日本最大Web3カンファレンスのチケット料金・見どころ・参加方法まとめ
国内最大手仮想通貨メディアCoinPostによる「WebX 2025」の特集ページ(公式ガイド)。SBIの北尾会長、平 将明デジタル大臣、小池都知事、ホリエモン、オードリー・タン、アーサー・ヘイズなど豪華な注目スピーカーをはじめ、お得な割引情報を含むチケット料金、会場アクセス、サイドイベント情報を詳しく解説。
13:15
イーサリアムトレジャリー企業が市場に与える影響は? クリプトクアント分析
クリプトクアントが仮想通貨イーサリアム・トレジャリー企業の台頭を分析した。16社以上がETH財務戦略を採用する中、そのメリットや問題点を解説している。
13:00
J-CAMのWebXブースは「体験型エンタメ空間」遊び心と近未来を彷彿とさせる仕掛け|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、株式会社J-CAMの新津俊之CEOへインタビュー。BitLendingやIoliteを通じた暗号資産レンディングサービスの展望ついて聞いた。
11:45
JPYC、日本円ステーブルコイン発行へ 新サービス「JPYC EX」とは?
JPYCが資金移動業ライセンスを取得し、日本初の円建てステーブルコイン「JPYC EX」を発行へ。特徴や将来性を徹底解説。
11:25
岐路に立つビットコイン、次の上昇はいつから? 専門家の見解
仮想通貨ビットコインが11万4000~11万5000ドルで調整継続中。アナリストは9-10月回復予測する。バーンスタインは2027年まで強気相場継続と分析。
10:30
スカイブリッジ、アバランチで440億円の資産トークン化
米投資運用会社スカイブリッジが主力ヘッジファンドを仮想通貨アバランチのブロックチェーンでトークン化する。RWA市場が成長し機関投資家のトークン化参入が本格化している。
10:20
テゾスエコシステム at WebX 2025:RWA最新動向から日本限定グッズ、体験型コンテンツまで一挙公開
WebX 2025でテゾス共同創設者Arthur Breitman氏が登壇。そのエコシステムについて、ハードフォーク不要でアップグレードできるブロックチェーン技術と100万TPS対応のレイヤー2、世界初ウラントークン化など最新動向を解説。日本限定グッズ抽選やフォトブース体験も。
10:15
ロビンフッド、NFLと大学のアメフトの予測市場を提供へ
仮想通貨などの取引サービスを提供するロビンフッドは、米国のプロと大学のフットボールの試合結果に賭けることができる予測市場のローンチを発表。ロビンフッドのアプリから直接使用できる。
08:12
ワイオミング州、米国初の州発行ステーブルコイン「FRNT」をローンチ
ワイオミング州が米国初の州政府発行ステーブルコイン「フロンティア・ステーブル・トークン(FRNT)」を正式リリース。7つのブロックチェーンに対応。
07:00
カインドリーMD、5744BTCを購入 ナカモト合併後初の大型投資
医療企業カインドリーMDが5744BTCの仮想通貨ビットコインを約679億円で購入。ナカモト・ホールディングスとの合併完了後初の大型投資で総保有量は5765BTCに拡大。
06:35
米SEC・FRBトップ、仮想通貨規制方針転換を宣言
米SECアトキンス委員長とFRBボウマン副議長がワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウムで仮想通貨規制の抜本的方針転換を発表。イノベーション重視の新時代開幕。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧