ビットコインSVの半減期実行ブロック SBI傘下の仮想通貨企業が採掘に成功
仮想通貨ビットコインSV半減期の実行ブロックをマイニングしたマイナーが、SBI傘下の「SBI Crypto」であることがわかった。
ビットコインSVは10日、半減期の実行ブロック630,000に到達。ビットコインSVのブロックデータを提供するcoin.danceの情報で、「SBI Crypto」が実行ブロックのマイニングに成功したことが判明した。
最新7日間のビットコインSVをマイニングを行うプールステータスによると、SBI Cryptoは0.1%と全体のBSVハッシュレート比率では低くく、半減期の報酬減でハッシュレートの比率が変更されたことで、偶然半減期の実行ブロックの生成にした可能性も否めない。
SBI Cryptoは、SBIグループ傘下で仮想通貨のマイニング事業を展開する企業。マイニングチップの生産も行っており、2020年半ばを目処に出荷する予定を発表している。
マイニング事業としては、よりコスト効率の良い拠点へ一部拠点を移動。Whinstone USが新たに建設する米国の巨大データセンターで、マイニング事業を開始することが報じられた。
2020年内の新たなマイニング戦略を打ち出すSBI Cryptoは、マイニングプールの開発による収益規模の拡大も見込んでいるという。