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「ビットコインは最も寿命が長いブロックチェーン」VCパートナーが語る——「Beyond The Price」第2回放送内容

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

第2回 Beyond The Price

CoinPost Globalが21日に公開した2回目の「GM Radio: Beyond The Price」には、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のエコシステムに特化して投資を行うベンチャーキャピタル(VC)「ego death capital」のファウンディングパートナーNico Lechuga氏が参加している。

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Lechuga氏は今年4月に旧ツイッター(現X)のスペースで配信したGM Radioに招待。今回公開した内容はその時のインタビューをBeyond The Priceとして再構築したものだ。インタビューは過去に行ったが、内容がBeyond The Priceの目的に合っているため、ポッドキャストとしても公開した。

ego death capitalはビットコインのエコシステムを所有するのではなく、エコシステムの構築をサポートするために、世界を変えるようなソリューションに投資することを目的としている。

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ポッドキャストの内容

今回の配信のテーマは「ビットコインを基盤にする理由」。Lechuga氏のポッドキャスト(英語)は以下のX内のリンクから聴くことができるが、ここから配信内容のポイントを紹介していく。

まずは、数多くの銘柄がある中で、なぜ同社はビットコインのみに特化しているか。この点についてLechuga氏は、他の多くのブロックチェーンは、拡張性のために分散性かセキュリティを犠牲にしていると主張した。

基盤となるネットワークの分散性が損なわれて安全でなければ、グローバルな金融システムを構築することはできないと説明。ビットコインは基盤として最も分散しており、拡張性はライトニングネットワークなどの技術で補えると話している。

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また、分散性については、ビットコインがトークンセールを実施していないことにも言及。事前にトークンセールを行っているプロジェクトは、主張されているほど分散していないのではないかとも述べた。

「分散性」「拡張性」「セキュリティ」の3つを全て同時に満たすことは困難であるとする考えは、パブリックブロックチェーンの「トリレンマ」と呼ばれる。各ブロックチェーンの特徴については、Lechuga氏の考え以外にも様々な見方があるが、同社はこういった考えのもとで、ビットコインに特化して投資を行っているとした。

ビットコインを基盤にする理由

Lechuga氏は今回の配信タイトルである「ビットコインを基盤にする理由」については、資金の面から説明。過去には様々な仮想通貨プロジェクトに多くの資金が投資されていたが、今はビットコイン関連のプロジェクトへの出資が増えていると語った。

開発者は各ブロックチェーンの持続性を考慮すべきだとし、長く利用されるようなブロックチェーンを選ぶべきだと主張。Lechuga氏や同社は、ビットコインが最も寿命の長いブロックチェーンだとみている。

VCの特徴

Lechuga氏には、VCの特徴についても話してもらった。Lechuga氏によれば、ビットコインと他の仮想通貨のVCとでは違いがあるという。

ビットコイン以外のVCには、短期間で出資を終える傾向があるとLechuga氏は主張。出資者が利益を回収する「EXIT」が早いとした。

一方で、ego death capitalは長期的な投資モデルを採用。これは以前から行われている投資手法であり、ビットコインのVCは一般的に、従来のVCに似ていると語った。同社はあらゆるステージの企業をサポートしているという。

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