TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

LINE独自の巨大経済圏『LINEトークンエコノミー』を始動|5つのdAppsサービスを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

LINE独自の”巨大経済圏”
月間アクティブユーザー数7,600万人以上とされるLINEが、独自の経済圏を始動する。未来予想やQ&A、商品やグルメレビューなど5つのdAppsサービスを開始。貢献レベルに応じたインセンティブとして、独自コイン「LINK Point」を獲得できる。

LINE独自の”巨大経済圏”

27日に発表した公式アナウンスでは、「LINE Token Economy」は、LINEが独自に開発したブロックチェーンネットワーク「LINK Chain」を基盤(メインネット)として「LINKエコシステム」を構築し、サービス提供者とユーザーの関係をよりフラットにし、ともに成長していくことができる共創関係を目指すトークンエコノミー構想としています。

出典:LINE公式サイト(LINE Token Economy)

ユーザーは、新たな「dApp」サービスや、「LINKエコシステム」へ参加するLINEサービスに登録・利用することで、アクション内容やサービスへの貢献レベルに応じ、インセンティブとして独自の汎用コイン「LINK Point(日本向け)」や「LINK(海外向け)」を獲得することができます。

日本国内の居住者のユーザーに向けた「LINK Point」は、「LINKエコシステム」に参加する他の「dApp」サービスで使用できるほか、「LINEポイント」に交換して、1ポイント=1円として、国内9.4万箇所に利用可能な「LINE Pay」での決済や、LINEサービスでの購入・決済時に利用可能だとしています。

開発者用キットの公開を準備

現在の開発者用キットの公開準備を進めており、2019年中を目処にLINE以外が提供するサービスも参加可能となる予定です。

これによって、サービス提供者側は、多くの時間とコストをかけて独自でブロックチェーンネットワークやトークンエコノミーを開発・構築する手間をかけることなく、トークンエコノミーを導入することが可能としています。

FINSUM2018の講演内容

日経新聞社・金融庁共催サミット「FIN/SUM2018」の講演にて、LINEが2つの新しいdAppsサービスを発表しました。

9月26日『ブロックチェーンで変わる世界と知財戦略』と題したパネルディスカッションにLINE株式会社 足立昌聰氏が登壇。

2つの新サービス、「4CAST」と「Wizball」を発表。足立氏は、CoinPostの取材に対し、これらのサービスについて公の場で話すのは初めてと語りました。

今回は、「4CAST」そして「Wizball」の発表となったが、今後もさらにdAppsアプリを発表して行く予定があり、dAppsでも「LINK Point」を使っていただけるような仕組みを考えている。

日本ではメッセンジャーアプリとしてLINEが主に使われていることから、他社との連携も視野に入れているということで、ますますLINK Pointが使えるプラットフォームが広がっていくと思われます。

出典:CoinPost撮影

9/27追記:新たに3つのdApps発表

商品レビュー:Pasha

グルメレビュー:tapas

スポットレビュー:STEP

の3カテゴリを新たに発表しました。

4CASTとは

出典:公式ホームページより

4CASTとは、未来予想プラットフォームです。

実際にアプリをダウンロードしてみると、数ヶ月後〜数年後のイベントが掲載されており、イベントやスポーツの試合に対して、勝敗などを予想するプラットフォームとなっています。

予想が的中したらLINK Point(LINE Pointと交換可能)が付与されるという仕組みで、今後そのLINK PointがLINEプラットフォーム上で使うことができるポイントとなるのでしょう。

詳しい解説は、CoinPostが提携している「dApps Market」でも紹介されています。

また、こちらより、4CASTアプリがダウンロード可能です。

wizballとは

出典:公式ホームページより

Wizballは、知識共有のためのQ&Aサービスです。質問を投稿し、回答者に対して「LINK Point」が付与される形(LINE Pointと交換可能)となります。

LINE独自のブロックチェーン(LINK chain)を基盤とし、サービスの価値向上に貢献したコミュニティメンバーと価値を分かち合うことで、より良い情報共有環境を創り上げていくことを目指すプラットフォームとなります。

Wizballのサイトは こちらよりご覧下さい。

LINEは8月31日「LINE Token Economy」構想を発表し、独自ブロックチェーン「LINK Chain」を発表したことは、記憶に新しいのではないでしょうか。

現在シンガポールにて、仮想通貨取引所BITBOXを運営(日本、アメリカ在住者は利用不可)しており、LINKと呼ばれるトークンも発行中です。

現在日本ではLINK Pointとしてポイントが付与される形となっているが、今後規制が緩和した場合、LINK PointがLINKトークンとして付与されるような仕組みになってくることも予想されます。

LINE社より、ブロックチェーンに関する発表を近々行うと発言しており、今回のdAppsサービスについても触れると予想されます。

CoinPostの関連記事

【速報】『LINKトークン』とLINEの独自仮想通貨エコシステムを「年内に」稼働開始予定と発表
>Coindesk社主催の仮想通貨カンファレンス、Consensus Singaporeで行われたプレゼンテーションでLine社は独自仮想通貨エコシステムを今年12月までに稼働開始する予定を明かした。
【速報】LINEの独自仮想通貨「LINKトークン」10月16日 BITBOXで売買可能に
本日、LINEの運営する仮想通貨交換所「BITBOX」へ独自の仮想通貨「LINK」が10月16日に上場することが発表された。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧