ビットコインとイーサリアムに対応
米証券大手チャールズ・シュワブ(Charles Schwab)のリック・ワースター(Rick Wurster)CEOは6日、CNBCの取材に対し、2026年上半期に仮想通貨取引を開始すると改めて表明した。「仮想通貨分野で大きな成功を収めている」と述べ、同社の積極姿勢を示した。
同社の顧客は既に仮想通貨関連の上場投資商品(ETP)の約20%を保有しており、仮想通貨関連のリサーチサイトへのアクセスも前年比90%増加しているという。
ワースター氏は、資産の大部分をシュワブに預ける顧客から「仮想通貨サービスを開始してほしい」との要望が相次いでいるとし、2026年上半期のスポット取引開始に意欲を示した。
実は、同社は以前からビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の取引提供を表明しており、ミームコインなどのアルトコインは取り扱わない方針を示していた。
チャールズ・シュワブは約11.6兆ドル(約1800兆円)の顧客資産を管理し、3650万件のアクティブ証券口座を持つ米国最大級の証券会社である。
同社のような伝統的大手金融機関による仮想通貨現物取引への参入は、仮想通貨市場の主流化を大きく加速させると期待されている。数千万人の既存顧客が株式や債券と同じプラットフォームでビットコインやイーサリアムに直接アクセスできるようになることで、デジタル資産への投資障壁が大幅に下がる見通しだ。
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