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仮想通貨取引所Gate.io、リップルやネムなど計19銘柄を米国市場から取引停止|有価証券問題が再燃か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Gate.io、リップルやネムなど計19銘柄を米国市場から取引停止
中華系Gate.ioは、リップル(XRP)やネムなど時価総額トップ20の銘柄を含む計19銘柄の仮想通貨を米国市場から取引停止することを発表した。米大手Bittrexに続き、仮想通貨の有価証券問題一部で再燃しつつある。

Gate.io、19銘柄を米国市場から取引停止

CoinMarketCapの「調整後取引高」51位の中華系仮想通貨取引所Gate.ioは、19銘柄の仮想通貨を米国市場から取引停止することを、12日に正式に発表した。

時価総額トップ20の中に、6銘柄が含まれている。

下記通貨の取引・入金サービスの停止は6月30日からとなる。

XRP(リップル)、XEM(ネム)、TRX(トロン)、EOS、CNYX、XTZ、BTM、NAS、QTUM、NEO、GAS、XMR、BCN、WAVES、DCR、ONT、ONG、THETA、TFUEL

出典:Gate.io

米国のユーザーからの取引サービス停止に関して、Gate.ioは「不明確な規制」を要因に挙げている。

Gate.ioの動きは、米国のSECが通貨の「証券問題」をどのように見なすかによるものと考えられる。先日、米国拠点のBittrexとPoloniexも、複数の仮想通貨の取引ペア提供を米国ユーザーから「不対応」にする措置を取っており、米国における仮想通貨の法的ステータスがさらに問題視される可能性がある。

一方で、NYの仮想通貨関連業者ライセンス「ビットライセンス」を取得している大手取引所Coinbaseは、先日XRPの取り扱いを開始。XTZ(Tezos)のステーキングサービスも提供し始めており、Gate.io(ビットライセンス未取得)とは事業の立ち位置が異なる。

米政府に対する仮想通貨の規制・法律の確立がより一層求められる。

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