今週のニュース
一週間(1/14〜1/20)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、国税庁が、NFT(非代替性トークン)に関する税務上の一般的な取り扱いについてまとめた書類を発表したニュースが最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、ビットコイン(BTC)が21,000ドル台を回復したことや、ソラナ(SOL)関連銘柄が軒並み高騰したことなどをまとめた16日のレポートが関心を集めている。
このほか、仮想通貨融資企業ジェネシス・グローバル・キャピタルが破産申請したことを書いた記事も注目度が高い。
今週のニュースランキング
1位:国税庁、ブロックチェーンゲームなどのNFT取引課税について重要ガイドライン示す(1/16)
国税庁は13日、NFTに関する税務上の一般的な取り扱いについてまとめた書類を発表。所得税が課税されるケースの他、消費税が適用となる場合などについてもガイドラインを示している。(記事はこちら)
2位:バイナンス、銘柄の上場廃止を発表(1/19)
仮想通貨取引所バイナンスは19日、プライバシーの関連銘柄「BEAM」の上場廃止予定を発表。日本時間1月26日18時からBEAM/USDTが利用できなくなることなどを説明している。(記事はこちら)
3位:コインチェック親会社のマネックス松本社長、FTX Japan買収に関心=報道(1/17)
仮想通貨取引所コインチェックの親会社であるマネックスグループの松本大社長CEOは16日、FTXの日本法人「FTX Japan」の買収に関心を示した。「一般論として興味がある」と説明する一方で、FTX Japanの入札に参加するかについてはコメントは控えている。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコイン大幅高で21000ドル台を回復、ソラナ関連銘柄は軒並み高騰(1/16)
仮想通貨市場では、ビットコインが前日比1.94%高の21,166ドルに。ビットコイン大幅反発に伴いアルトコインにも資金流入しており、ソラナのエコシステムの銘柄が全面高となった。(記事はこちら)
2位:仮想通貨市場反落、米司法省めぐる懸念も押し下げ要因に(1/19)
ビットコインは前日比2.55%安の20,750ドルに下落。米司法省が仮想通貨関連の「国際執行措置」についてストリーミング配信するとの情報に関連し、バイナンスのマネーロンダリング問題に関わるものとの憶測が広がったことも相場を押し下げた。(記事はこちら)
3位:現在のビットコインはアジア時間に上昇傾向、米株相関指数は1年ぶり低水準に(1/20)
Arcane Researchの週次レポートによると、米株式市場とビットコインの相関性は、ここのところ低下しつつある。30日相関指数は、21年12月以降で最も低い「0.29」まで低下した。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
仮想通貨融資企業ジェネシスが破産申請、ジェミナイやヴァンエックら債権者に(1/20)
仮想通貨融資企業ジェネシス・グローバル・キャピタルは、米連邦破産法11条(チャプターイレブン)にもとづいた破産申請を行った。ジェミナイやヴァンエックらが債権者に含まれている。(記事はこちら)
日銀金融政策会合、緩和維持で「円安・ドル高」急伸 日経平均株価や円建てビットコインなど上昇(1/18)
日銀は17~18日に開いた金融政策決定会合で、大規模金融緩和策の維持を決定。昨年12月に続く緩和修正リスク懸念で金利の上昇圧力が強まっていた最中にあって、警戒していた外国為替市場(FX)では発表直後から円安・ドル高が大幅進行した。(記事はこちら)
仮想通貨投資家にもオススメ、お得な株主優待「10選」(1/15)
投資をするのであれば、なるべく節約や家計の助けになり、生活を豊かにするような選択肢を検討したいところ。本記事では、数ある株主優待銘柄の中からCoinPostがおすすめする株主優待を厳選し、総合部門7選・女性部門3選を合わせ、10選を紹介している。(記事はこちら)
3月予定の上海アップグレード、イーサリアム市場に与える影響は?(1/14)
イーサリアム(ETH)の次期アップグレード「Shanghai」について、23年3月頃の実施が見込まれる。ステーキングされたイーサリアムの引き出しが可能になるため、市場参加者の間で価格への影響について関心が高まっている。(記事はこちら)
「相場回復はV字型ではなくU字型」Bitwiseが2023年の仮想通貨業界を予測(1/16)
仮想通貨投資企業Bitwiseは11日、投資家向けの書簡で2023年の仮想通貨市場に関する10大予測を発表。過去最大級の弱気相場を経て市場の回復は容易ではないが、最終的にコロナ・ショックの時のような「V字型」ではなく「U字型」の回復を見せ、次の強気相場は過去最大のものになるだろうと述べた。(記事はこちら)
FTT高騰 FTX、仮想通貨取引所の再開を検討(1/20)
経営破綻したFTXのジョン・J・レイCEOは、取引所を再開できないか検討していることがわかった。再開を検討する理由を説明している。(記事はこちら)
コインベース、日本の仮想通貨取引サービス停止へ 事業の見直しを正式発表(1/19)
米拠点の大手仮想通貨取引所コインベースは18日、日本の既存顧客との取引を停止し、日本事業の全面的な見直しを行うと正式に発表。日本事業見直しの理由は、市場環境の変化と説明している。(記事はこちら)