はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットマインの大規模なETH押し目買いやSOL現物ETFが香港初承認など

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ

前週比の騰落率(19日〜25土)

  • ビットコイン(BTC):110,986ドル +3.3%
  • イーサリアム(ETH):3,929ドル +1.3%
  • XRP(XRP):2.51ドル +8.2%
  • ソラナ(SOL):193.31ドル +4.3%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

時価総額1位:ビットコイン(BTC)

イーロン・マスク氏が創業した航空宇宙メーカーのスペースXが21日、420億円相当のビットコインを移動したことが観測された。7月24日以来初めてのBTC保有資産の移動となった。

関連:イーロン・マスクのスペースX、3ヶ月ぶりのビットコイン移動で420億円相当を送金 目的は?

また、仮想通貨運用企業Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者が21日、ゴールド(金)の価格上昇はビットコインにとって好材料であるとの見方を示した。ゴールドの価格上昇の要因や市況を分析した上で、ビットコインにも同様のことが起きうると予測している。

関連:「ビットコインにとって2025年のゴールド高騰は好材料」Bitwiseが市況分析

さらに、2020年12月にハッキングされたビットコインのマイニングプール「LuBian」に関連するウォレットから22日、合計15,957BTCが移動した。トランザクションは4つに分けられ、それぞれ別のアドレスに送金されている。

関連:計2600億円相当のビットコイン、ハッキングされたLuBian関連のウォレットから移動

他には、イーロン・マスク氏率いるテスラが22日に発表した四半期報告書で、第3四半期にビットコイン保有により8,000万ドルの利益を計上したことを明らかにした。同社は依然として11,509BTCを保有しており、現在の評価額は13億1000万ドルに達している。

関連:テスラ決算、ビットコイン保有継続で122億円の含み益を計上

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

時価総額2位:イーサリアム(ETH)

イーサリアム最大の保有企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが20日、ETH保有量が3,236,014ETHに達し、仮想通貨と現金を含む総資産が134億ドルに到達したと発表。大規模な押し目買いニュースが好感され株価は約8%上昇した。

関連:ビットマインが先週大規模なイーサリアム押し目買いを実施、株価8%反発

また、イーサリアム財団が16万ETHを別のウォレットに移動したことが22日のアーカムデータで明らかになった。アーカムによると、移動先のウォレットは過去にイーサリアム売却に使用されており、クラーケンへの入金やシャープリンク・ゲーミングとの取引を行うマルチシグウォレットへの大規模な送金のみを行っていたという。

関連:イーサリアム財団、95億円以上のETHを内部ウォレットへ移動

さらに、イーサリアムの元ベテラン開発者、ペーター・シラージ氏が20日、2024年にイーサリアム財団幹部宛てに提出した書簡を公開。財団の体制について「決してコントロール力を手放さない支配層」がいると批判している。

関連:イーサリアム元開発者が財団批判 ヴィタリックの影響力と支配層の存在を指摘

他には、イーサリアム財団の研究開発チームが21日、次期大型アップグレード「フサカ」でEIP-7825を導入すると発表。1取引あたりのガス上限を約1,678万ガスに制限する変更で、ホレスキーとセポリアのテストネットで既に稼働しており、メインネットではフサカの実装時に有効化される。

関連:イーサリアム『フサカ』、取引のガス上限を導入

関連:イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

時価総額4位:BNB

ウォール・ストリート・ジャーナルが23日に報道した内容によると、トランプ大統領は仮想通貨取引所バイナンスの創業者CZ氏(チャンポン・ジャオ)に恩赦を与えた。ホワイトハウスのカロライン・レビット報道官は同日、「バイデン政権による仮想通貨への戦いで起訴されたジャオ氏に、トランプ大統領が憲法上の権限を行使して恩赦を与えた」と声明を発表した。

関連:トランプ大統領、バイナンス創業者CZ氏を恩赦 米国市場復帰の可能性

また、株や仮想通貨などの取引サービスを提供するロビンフッドが23日、BNBを新規上場したと発表。ロビンフッドは今月16日にもASTER、XPL、VIRTUALの3銘柄を追加しており、取扱銘柄の拡充を継続している。

関連:ロビンフッド、BNBとHYPEを新規上場

時価総額6位:ソラナ(SOL)

ソラナ共同創設者であるアナトリー・ヤコベンコ氏が、高性能な分散型永久先物(Perp)取引所プロトコル「パーコレーター」を設計していることが明らかになった。同プロトコルはソラナブロックチェーン上に構築され、ギットハブのドキュメントによると「実装準備が整った」段階にある。

関連:ソラナ共同創設者、分散型永久先物取引所「パーコレーター」を設計中

また、仮想通貨取引所Geminiが20日、ソラナ版のGeminiクレジットカードのローンチを発表。Geminiのクレジットカード自体は以前から提供しているが、今回はソラナブランドを意識したデザインや設計のカードをリリースしている。

関連:Gemini、ソラナ版クレジットカードをローンチ キャッシュバックの自動ステーキング機能を提供

さらに、地元メディアの22日の報道によると、香港証券監督委員会(SFC)が、アジア初となるソラナ現物ETFを認可。香港で現物ETFの発行が認められた仮想通貨としては、ビットコインとイーサリアムに続く3番目となる。

関連:ソラナ(SOL)現物ETF、香港で初承認 10月27日取引開始

他には、フィデリティ・デジタル・アセッツが23日、ソラナの購入、売却、トレーディングサポートを全仮想通貨プラットフォームで開始。個人投資家向けのフィデリティ・クリプト、IRA向けフィデリティ・クリプト、ウェルスマネージャー向けフィデリティ・クリプト、機関投資家向けトレーディングプラットフォームが対象となる。

関連:米フィデリティ、ソラナの売買に対応開始

関連:ソラナ(SOL)の買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/26 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットマインの大規模なETH押し目買いやSOL現物ETFが香港初承認など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、BNB、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
米中首脳会談が焦点、関係改善なら相場に追い風も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン対円相場は1700万円周辺で方向感に欠ける展開。30日の米中首脳会談や来週のFOMCでの利下げ・QT停止観測が注目される中、24日のCPIや25日の通商協議を控え、相場に方向感が出る可能性を指摘。半減期サイクルの節目を過ぎたものの、金融緩和環境は2021年と大きく異なる状況。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|金価格の2020年以来の下落幅に高い関心
今週は、金価格下落からのビットコインへの資金移動の可能性、金融庁による銀行の仮想通貨投資解禁の正式検討、量子コンピュータのリスクに関する記事が最も関心を集めた。
05:01
仮想通貨取引所ランキング|実績・ユーザー評判・プロ分析で徹底比較
投資のプロが選ぶ仮想通貨取引所おすすめランキング最新版。IEO投資、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP(リップル)、ソラナ(SOL)など人気銘柄の取扱いやユーザー評判を初心者目線で徹底比較。
10/25 土曜日
13:25
テザー社、AI事業に本腰 大規模公開データセットとAIアプリをリリース
テザー社がSTEM分野特化の大規模AIデータセット「QVACジェネシスI」とプライバシー重視アプリ「QVACワークベンチ」をリリースした。AI事業を本格始動させている。
11:15
テザー 今年2.3兆円の利益見込む、米国向け「USAT」は1億米国ユーザーへのリーチ目指す
テザーは今年の利益が2.3兆円に達する見込みだ。米国向けのステーブルコインはUSATは12月にローンチ予定。
10:40
大口投資家、4日間で74億円相当のソラナを購入 ビットコインの大口購入も
オンチェーンアナリストの報告によると、大口投資家が直近4日間で約25万ソラナ(SOL)を購入したことが明らかになった。
10:00
中規模保有者(ドルフィン)の需要がビットコイン市場を牽引=CryptoQuantレポート
CryptoQuantが仮想通貨市場の最新レポートで、中規模保有者「ドルフィン」がビットコインの蓄積を続けていると指摘した。重要な価格水準や動向を解説している。
09:05
米民主党議員、トランプ大統領によるCZ氏恩赦を批判
米下院金融サービス委員会のランキングメンバーである民主党議員は公式声明で、トランプ米大統領が仮想通貨取引所バイナンスの共同創設者CZ氏に恩赦を与えたことを批判。恩赦の背景などを説明している。
07:55
JPモルガン、コインベースのBaseトークン発行で最大5兆円の価値創出を予測
JPモルガンがコインベースのBaseトークン発行により最大340億ドルの価値が創出される可能性があると分析した。
07:00
CZのバイナンス復帰確率高騰、トランプ大統領の恩赦を受け
トランプ大統領がバイナンス創設者CZを恩赦したことを受け、ポリマーケットでバイナンス経営復帰予測が活発化。確率は一時82%まで急騰後30%付近で推移。トレーダーGarrett Jin氏は恩赦を予測し2倍リターンを達成した。
06:50
リップル、Hidden Road買収完了でプライムブローカー事業参入
リップルがヒドゥン・ロードの買収を完了し、仮想通貨企業初のグローバル・プライム・ブローカー運営企業となった。
06:15
ポリマーケット、独自トークン「POLY」発行とエアドロップ実施を正式表明
人気イベント賭けサイトのポリマーケットがPOLYトークンの発行とエアドロップを正式に表明した。米国市場再進出後になる見込みだ。
05:50
スペースX、今週2度目のビットコイン大量移動 ウォレット再編成か
スペースXが24日に約204億円相当のビットコインを移動したとアーカム・インテリジェンスが報告した。
05:35
トランプ大統領、CFTC委員長にSEC仮想通貨タスクフォースのセリグ氏を指名
トランプ大統領がCFTC委員長にSEC仮想通貨タスクフォースのメンバーを指名する方針を固めたとブルームバーグが報道した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧