- サムスン系列3社が6,128億ウォンでドゥナム株4%を取得へ
- ウォン建てステーブルコインや証券トークン化への参入が目的
デジタル資産事業拡大へ
韓国大手サムスンの系列会社3社は、暗号資産(仮想通貨)取引所アップビット(Upbit)の運営企業ドゥナム(Dunamu)の株式を共同で4%取得することがわかった。「コリア・ヘラルド」などの現地メディアが28日に報じた。
アップビットは韓国で最大規模の仮想通貨取引所。今回の株式取得によって、サムスン系列内のデジタル資産事業を拡大するという。
関連記事:韓国の仮想通貨取引、株式市場の10分の1以下に縮小 市場低迷が続く
韓国の仮想通貨市場が急速に冷え込んでいる。5月のウォン建て取引所の取引高はコスピの8%に止まり、実質的に10分の1以下に縮小。ビットコインのキムチプレミアムも3月以降マイナスが続き、国内の買いが海外より弱い状況が続いている。
今回共同でドゥナムの株式を取得したのは以下の3社で、右側の数値はそれぞれの取得割合。なお、売却元はカカオの系列会社である。
- サムスン証券:2%
- サムスンSDS:1%
- サムスンカード:1%
また、株式取得の取引は現金で行われ、取引金額は6,128億ウォン(約652億円)。取引が完了するのは6月19日の予定だ。
サムスンの系列会社3社は今回の投資について、拡大を続けるデジタル資産領域で成長機会を獲得することを目的としていると説明。具体的には、ウォン建てステーブルコインや証券のトークン化、決済、デジタル金融インフラなどの領域を狙っている。
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韓国大手のハナ銀行が、Upbit運営会社Dunamuの株式228万株を6億7000万ドルで取得した。ウォン建てステーブルコインのインフラ構築でも協力する方針で、韓国伝統金融の仮想通貨分野への関与が加速。
ドゥナムを巡っては今月、韓国金融最大手ハナ・フィナンシャル・グループの子会社であるハナ銀行がドゥナムの株式228万4,000株を取得することを取締役会で決議したことが明らかになっていた。取得目的は「戦略的持分投資による新金融競争力の確保」だとしている。
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