CoinPostで今最も読まれています

円急伸・原油安、今週はFOMC金利発表や米失業率データ|31日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

10/31(火)朝の相場動向(前日比)

仮想通貨関連銘柄 反発

  • コインベース|73.6ドル(+4%)
  • マイクロストラテジー|420ドル(+3.3%)
  • マラソン|8.8ドル(-0.1%)

全体市況

仮想通貨関連株はナスダックの続伸やビットコイン34000ドル台推移を受けて先週末の下落から反発。NYダウも大幅に反発した。アマゾン(+3.8%)は調整局面に入ったとされる大型IT・ハイテク株の値上がりをけん引したが、テスラには特に材料はなかったが4.8%安となった。また、先週金曜日発表の9月PCEデフレーターの内容はFRB利上げ再開の根拠にならず今週FOMCでは金利据え置きの可能性が多いと見込まれている。

  • PCEコアデフレータ・前月比:予想0.1% 結果0.3% 前回0.1%
  • 個人所得:予想0.4% 結果0.3% 前回0.4%

今週も複数の重要イベントがあり、木曜日早朝のFOMC金利発表のほか、金曜日夜には米10月失業率が発表される。

関連マネックス好決算もコインチェック減益 米S&P500が調整局面に|28日金融短観

仮想通貨相場

  • ビットコイン:34,489ドル -0.3%
  • イーサリアム:1,809ドル +0.4%
  • ソラナ:1,809ドル +0.4%

仮想通貨については、ソラナが今年の高値を更新し35ドル台に復帰。昨日アムステルダムで開幕されたソラナの大型カンファレンス「Breakpoint2023(10/30〜11/3)」で大きな発表があると期待されている。また、ソラナのDeFiのTVL(運用資産額)も急増しており、5000万ドルに到達した。

一方、FTX遺産から約5600万ドルに相当するSOLがステーキングから解除されたことが判明し売圧への警戒は高まっているようだ。

関連ソラナ基盤ウォレットPhantom・Backpackに新たな動き

関連2030年までのソラナ価格評価、最も強気なシナリオは?=米大手資産運用会社VanEck

国内仮想通貨・ブロックチェーン関連銘柄

  • マネックスグループ|645円(-2.8%)
  • クシム|429円(+5.6%)
  • ドリコム|625円(-1%)

30日の日経平均は反落し下げ幅が一時450円を超え最終的には-294円の30,696円で取引を終えた。イスラエル・ガザの情勢悪化に加え先週末のNYダウ続落(7カ月ぶりの安値)、米長期債利回りの上昇も不安材料となった格好だ。また、31日朝に日銀金融政策決定会合による結果公表(YCC修正の可能性)を控えてポジション調整が行われたとの見解もある。

なお、Web3分野では先週ドリコムやマネックスGの決算結果が発表されたが、SBIホールディングやスクルーズの決算はそれぞれ11/10と11/8に予定されている。

関連ドリコム決算 米国株続落、予想以上強い米GDP|27日金融短観

円急騰 日銀政策発表控え

円(1ドル=149.04円)は対ドルで30日深夜一時148.8円まで急伸。日銀が31日に開く金融政策決定会合で長短金利操作(YCC)の再修正を議論するとの報道が出ており円は金利上昇への期待で急上昇した格好だ。

出典:Minkabu

関連FX市場で取引量2位の通貨ペア「ドル円」とは|円安の影響や変動要因を解説

関連仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

伝統金融 NY反発

  • NYダウ:32,928 +1.6%
  • ナスダック:12,789 +1.2%
  • 日経平均:30,696 -1%
  • 上海総合指数:3,021 +0.1%
  • 米ドル/円:149 +0.01%
  • 原油先物WTI:82.6ドル +0.1%
  • 金先物:2,005ドル +0%

主要IT・ハイテク銘柄

  • アルファベット:124ドル +1.8%
  • マイクロソフト:337ドル +2.2%
  • エヌビディア:411ドル +1.6%
  • アマゾン:132ドル +3.8%

相場を動かした主な材料は以下数点。

  • S&P500種株価指数 終値で8月以来の大幅高
  • ガザ地上侵攻 想定ほど大規模でないとの見解
  • 原油相場(WTI) 3週間ぶりの安値
  • ドル下落 円上昇
  • 米財務省の第3四半期借り入れ見通し 8520億ドルから7760億ドルに下方修正

主要な決算スケジュールは以下通り(米時間)。

  • AMD:10/31 16:00
  • アップル:11/02 16:00
  • エヌビディア:11/21 16:00

アップルに関しては本日9時にオンラインイベント「Scary Fast.」が開催される予定だ。現時点ではどのような発表があるかは不明だが、Macに関する発表の可能性が高いとされる。

今週以降の重要経済指標・イベント

  • 10/31(火)朝 日銀金融政策決定会合 政策金利発表/日銀展望レポート
  • 10/31(火)21:30 米7-9月期四半期雇用コスト指数
  • 11/01(水)21:15 米10月ADP雇用統計
  • 11/02(木)3:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利発表
  • 11/03(金)21:30 米10月失業率

関連株式投資初心者でもわかるPER(株価収益率)とは|株価の割安・割高指標を解説

CoinPost 仮想通貨初心者向け特集

イチから学ぶ仮想通貨投資、ビットコインの買い方まで徹底解説 どれを買えばいい?仮想通貨(ビットコイン、アルトコイン)銘柄の選び方
人気銘柄別、日本国内の仮想通貨取引所、おすすめ5選 仮想通貨の仕組み【初心者向け図解】暗号技術と問題点について
暗号資産とは|初心者でも5分でわかる仮想通貨の始め方 Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性

関連:クリプト指標導入「CoinPostアプリ」の使い方をトレーダー目線で解説|寄稿:Bit仙人

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/20 月曜日
17:07
コインチェック、ブリリアンクリプトトークン(BRIL)のIEO予定を発表
コインチェックは20日、「Coincheck IEO」において、暗号資産(仮想通貨)ブリリアンクリプトトークン(BRIL)のIEO予定を発表した。本IEOは国内における6例目で、上場企業100%子会社による初のIEO。
16:39
仮想通貨企業の資金調達、2024年第1四半期に急増=レポート
大手投資データプロバイダー「PitchBook」は、2024年第1四半期の仮想通貨市場レポートを発表。ビットコインETFの承認を背景にスタートアップ企業が518件の取引で総額3,741億円の資金調達に成功したことが明らかになった。
14:03
米国の経済制裁対象国ベネズエラ、仮想通貨マイニングファームへの電力供給停止へ
ベネズエラ政府は、電力需要への影響を避けるため国内すべての仮想通貨マイニングファームを電力システムから切り離すと発表した。
11:46
ビットコインの週末相場は高止まり、オンチェーンデータは「利確フェーズ」の終焉を示唆
FRBの利下げ期待を背景にNYダウが史上初の4万ドルに達するなど米国株指数が好調に推移する中、オンチェーンアナリストはSOPR指標を分析。2ヶ月間の利確フェーズが終わりつつあることを指摘した。
11:19
仮想通貨ウォレットのファントム、米国のApple Storeユーティリティランキング3位に浮上
ソラナ基盤の代表的な仮想通貨ウォレットとして普及した「Phantom Wallet (ファントムウォレット)」(現在はマルチチェーン対応)が、米Apple Storeのユーティリティ・アプリで3位にランクインした。
05/19 日曜日
12:00
ビットトレードのビットコイン・ピザ・デー記念キャンペーン シバイヌなどが当たるチャンス
暗号資産(仮想通貨)取引所ビットトレードの特別企画。ビットコイン・ピザ・デーを記念して、シバイヌ(SHIB)やドージコイン(DOGE)も含む豪華景品が当たるラッキールーレットキャンペーンが開催される。2024年5月20日から24日までの期間限定。
11:30
オプション市場では6.5万ドルと7万ドルストライクに建玉集中、翌週の展望は?|bitbankアナリスト寄稿
CPI発表後のテクニカル分析や6.5万ドルと7万ドルストライクに建玉集中するオプション市場を踏まえ、bitbankのアナリスト長谷川氏がビットコインチャートを図解。今週の暗号資産(仮想通貨)相場考察と翌週の展望を探る。
11:00
週刊ニュース|金持ち父さん著者キヨサキ氏のBTC投資推奨に高い関心
今週は、金持ち父さん著者ロバート・キヨサキ氏による仮想通貨ビットコイン・金・銀投資の推奨、ジャック・ドーシー氏のビットコインについての発言、GameStop株やミームコインの暴騰に関するニュースが最も関心を集めた。
05/18 土曜日
21:00
Clearpool Prime、アバランチでデビュー RWA対応のプライベート・クレジット市場
Clearpool Primeがアバランチでローンチし、RWA分野に新たな進展。機関投資家向けに安全かつ効率的な取引環境を提供するプライベート・クレジット市場。
17:20
バイナンス上場銘柄の80%が価値低下、ミームコインは異例の上昇 過去6か月の分析
31トークン分析が示す課題 暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(グローバル版)で、過去6か月に新規上場したトークンの80%以上が、その後に価値を落としていることがわかった。ミ…
13:00
米国のビットコイン現物ETFへの5月の流入額、4月の流出上回る
ブルームバーグのETFアナリストは、5月に入ってからの米国ビットコイン現物ETFへの流入は、4月の流出を埋め合わせたと指摘した。
11:10
米下院、SECの仮想通貨規制役割明確化の「FIT21法案」を採決へ
米国下院は、仮想通貨に対する規制を明確化し、CFTCに追加権限を与える「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」の採決を行う。
10:15
米コインベース、「来週イーサリアム現物ETF承認確率は30~40%」
米仮想通貨取引所コインベースはイーサリアムの今後を予測するレポートを発表した。ETH現物ETFが承認される時期などについて分析している。
08:50
仮想通貨取引所クラーケン、欧州でUSDT非対応を検討
テザーCEOは最近、MiCA規制を批判し、仮想通貨USDTで規制を受けるつもりはないと述べた。この姿勢が、欧州で事業を行っているクラーケンが、それらの通貨ペアの提供を停止する理由と見られる。
08:00
「仮想通貨上昇の鍵はマクロ経済」コインベース分析
仮想通貨相場上昇の鍵は今もマクロ経済であるとコインベースは分析。他にも、イーサリアム現物ETFの審査など規制動向も注視すべきだとした。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア