ビットコイン（BTC）の価格･チャート｜今後の将来性や買い方を解説

今週は、ブラックロックの仮想通貨ビットコインのETF申請に進展がみられたと報じたニュースが最も多く読まれた。このほか、ビットコインETFに対するJPモルガンの見解など、一週間分の情報をお届けする。

ビットコイン現物ETFの初の上場承認に対する期待感が、市場で高まっている。10月28日現在、米証券取引委員会は関連する複数の上場申請を審査中だ。期待の背景、そして上場が実現した場合に業界にもたらす影響について専門家の見解をまとめる。

米資産管理企業Roundhillは27日に、仮想通貨ビットコインのカバード・コールETFの上場申請をSECに提出した。多様なビットコインETF商品が登場する可能性が高まった。

仮想通貨関連株はS&P500の続落を受けて値下がりを続けた。S&P500が「調整局面」とされ市場の全体を圧迫していた。マネックスグループは昨日引け後に好決算を発表した。

仮想通貨分析企業Elliptic社は、最新の声明で、ウォールストリート・ジャーナル紙や、エリザベス・ウォーレン上院議員による「ハマスがイスラエル攻撃の資金として多額の仮想通貨寄付を受け取った」という主張を裏付ける証拠はないと指摘した。

暗号資産（仮想通貨）市場ではビットコイン（BTC）は35000ドル水準を抜けられず、過熱感もあり揉み合っている。昨年破綻した最大手暗号資産（仮想通貨）取引所FTXはウォレットから大量送金が確認され、売却を進めているものと見られる。

仮想通貨マイニング機器大手ビットメインは、最新型のビットコインマイニングマシンを発表した。競合するMicroBTも新たなマシンを開発している。

仮想通貨関連株はS&P500の5月以来の安値に圧迫され続落。アマゾンの弱気なガイダンスを受けてIT株が全面安に。

JPモルガンのアナリストは現物型のビットコインETF申請についてSECが申請を却下した場合、申請企業から訴訟を起こされる可能性があると見ている。SECは現在劣勢に立たされている。

仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルは、米国でビットコイン現物ETFが上場承認された場合の初年度の流入見込みを算出。23年9月のBTC価格に対して、年間74%増加するとの見解を示した。