ビットコイン（BTC）の価格･チャート｜今後の将来性や買い方を解説

国内大手取引所bitbankのアナリストが、テクニカル的に強い地合いが示され、440万円を窺う展開となっている今週のビットコインチャートを図解。今後の展望を読み解く。

今週は、米SECがリップルCEOらに対する告発の棄却を裁判所へ申し出たニュースが多く読まれた。このほか、仮想通貨ビットコイン現物ETFの審査に関する米SEC委員長のコメントなど、一週間分の情報をお届けする。

仮想通貨ビットコインは昨夜一時30,000ドル台に復帰し現在29,609ドルで取引されている。リップル裁判でSECがリップル社幹部2名への告訴取り下げに合意したことや、グレースケールが起こしたビットコインETF転換をめぐる裁判で近日中に米SECの敗訴が確定する見通しなどが今後ビットコインETFの承認判断に有利に働くという期待感から買い優勢となった格好だ。

第4回のGM Radio：Beyond The Priceは5日に公開。ゲストはインドネシアで仮想通貨ビットコインのイベントを立ち上げたDea Rezkitha氏である。

売り優勢の日米株式相場とは対照的に、安全資産の金（ゴールド）や暗号資産（仮想通貨）ではビットコイン（BTC）は下値を切り上げ上昇傾向にある。来年に向けての相場展望はアナリスト間でも見解が割れている。

パウエルFRB議長のNYエコノミッククラブでの講演内容がややタカ派だったことがナスダックなどの指数を引き下げた格好だ。19日の日経平均はエスカレートしている中東情勢や米国債利回り上昇が重荷となり−611.6円の31,430円で取引を終えた。

JPモルガンのアナリストは仮想通貨ビットコインETFの承認確率について強気な予測を示した。また、グレースケールはGBTCをETFに変換し上場させる申請を再び提出し、ブラックロックは新たにビットコインETF申請に修正内容を加えた

ビットコインL2を開発するライトニングラボは、BTCネットワーク上で様々な資産を発行可能にするプロトコルTaproot Assetsを立ち上げた。

本日の米NYダウ・ナスダックは反落。パレスチナ自治区ガザの病院爆発の件で情勢を複雑化したことやイラン介入のリスク及びイスラエルへの石油禁輸呼びかけから生じた原油高、上昇する米国債利回りが投資家の心理を悪化させた格好だ。

米SECのゲンスラー委員長は18日のブルームバーグ取材で仮想通貨ビットコインETF審査進捗についてコメントし審査の継続を示した。