昨日まで、仮想通貨の時価総額ランキング6位に位置していたステラ(XLM)が、今年上半期に急伸を見せた、分散型アプリケーション作成に特化するイオス(EOS)を抜かし、5位に浮上した。これより上位の仮想通貨には、BCH、XRP、ETH、BTCしか存在しない。
ステラはリップル(XRP)をベースとして開発されており、リップルと同じように「国境を超えた送金や決済」を可能にすることを目指している。主に金融機関向けのソリューションを提供するリップルと異なり基本的に個人向けであり、小口送金や決済の利便性を追求し、個人取引で利用しやすいという特徴を備える。
順位変動はあるものの、現時点(8/15 7:00)では、ステラの時価総額はおよそ40億ドル(4400億円)、イオスは39億ドル(4300億円)という水準となる。
3ヶ月ほど前のステラは時価総額8位だったが、他のアルトコイン全体の下落率が顕著な中、以下の内容が材料視されたことで逆行高を見せるなどしており、エイダ(ADA)やライトコイン(LTC)を抜き去り、6位まで登り詰めていた。
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ステラの好材料
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- IT界の巨人であるIBMがStellarのブロックチェーンを用い、「ステーブルコイン通貨」の発行等の新規事業を展開