はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨市場:トークン価格が平均10%下がると短時間で約9900億円失う

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場は90億ドル(約9900億円)を失った
時価総額下位の仮想通貨やトークンの価格下落により、仮想通貨市場はたった3時間の間に90億ドル(9900億円)以上を失いました。
ビットコインの2%の価格下落に対しトークンは10%も下落

仮想通貨市場では、過去48時間の間にドル建てで30〜50%のプラスを記録していたトークンの価値が低下しました。

8月17日に米ドルとビットコインに対して最高の価格推移を見せていたNano、Zilliqa、Aelfが、8月17日にはそれぞれ18%、13%、12.9%だけ価格を下げ、この日最低の価格推移を記録しました。

一部のアナリストは、トークンの過去3時間の価格下落は仮想通貨市場の過度の回復に起因していると分析しています。

仮想通貨トレーダー・FX市場アナリスト、Alex Kruger氏はこのように述べています。

ビットコインは6600ドル(約72万円)ラインで拒否され、仮想通貨市場全体が砂上の楼閣のようになった。

急速な下落に対する強い反発は、好景気が始まったことを示すものではない。

投資家がマイナーのラリーを適切なラリーとして認めるようになったことで、トレーダーはトークンにおいてハイリスクハイリターンの取引を追い求めるようになり、VeChainやOntologyなどのトークンの価格は30〜50%引き上がりました。

8月18日のとある時点で、VeChainの価格は24時間のスパンで見るとドル建てでほぼ90%の増加を見せていました。

ビットコインのゆるやかな成長・回復

8月初めにビットコインが8500ドル(約93万円)から5800ドル(約64万円)に下落したのと同様に、大幅な価格変動後、安定した回復が必要です。

強い中期的なラリーを支えることができる推進力を見つける必要があります。

ここ数日間、投資家は積極的にリスクの高い取引を押し進め、6000ドル(66万円)のサポートラインを抜けた後に形成された小さな価格上昇に過度に反応しました。

8月18日のトークン価格の下落が、長い不況後にやましい期待で市場に参入した投資家らに警告する形となりました。

しかしながらこれからの数日間で、ビットコインは6400ドル(約70万円)前後での損失を最小限に抑え、トークンは価格を押し上げる推進力を見つけるだろうと考えられています。

現在、ビットコインとイーサリアムの出来高は7月の水準にとどまっており、短期間に強いラリーが行われるとは考えられていません。

tetherの出来高は過去12時間で28億ドル(3080億円)から35億ドル(3850億円)に増加しています。

短期的な損失を避けるため、投資家が仮想通貨から米ドルにヘッジしていると考えられています。

CoinPostの関連記事

総悲観から一転、ビットコイン急反発でリップルやネムが大幅高|仮想通貨市況
昨日の”総悲観”を買い場と見なしたか、年初来安値を更新していたXRPやXEMが前日比10%高に。今回がセリクラとなるか、最重要サポートラインを底割れしてさらなる悲劇が待ち受けているのか、仮想通貨市場は分水領を迎えている。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/01 土曜日
13:50
ステーブルコイン覇権争い激化 テザーが過去最高益、USDCは機関投資家採用加速
ステーブルコイン最大手テザーが2025年第3四半期報告書を公表し年初来利益が100億ドルを超えたことを明らかにした。米国債保有額は1350億ドルに達し国別ランキング17位相当。
13:20
仮想通貨市場の現状、センチメント冷え込み=CryptoQuant分析
CryptoQuantがビットコインとイーサリアムの週間市場レポートで投資家の慎重姿勢を指摘した。現物ETFや先物ベーシスなどの指標から市場のセンチメントが冷え込んでいると述べる。
10:20
イオレがSBI VCトレードと提携、ビットコイントレジャリー事業強化へ
イオレがSBI VCトレードと提携し、法人向けサービスを活用したビットコイン取引・保管・運用を開始した。Neo Crypto Bank構想の実現に向けSBIグループとの初の具体的連携となる。
09:50
チェンジHD、JPYCで地方創生へ ふるさと納税・インバウンド決済に円ステーブルコイン導入検討
チェンジホールディングスが日本円ステーブルコインJPYCを活用した地方創生に着手する。「ふるさとチョイス」での決済導入検討やインバウンド事業での実証実験を計画している。
09:20
欧州中央銀行がデジタルユーロ開発加速、2029年導入目指す
欧州中央銀行が中央銀行デジタル通貨(CBDC)デジタルユーロの開発を次段階に進めることを決定した。2027年にパイロット実験を開始し、2029年の正式導入を目指す。
07:40
ビットコイン、サトシ・ナカモト執筆のホワイトペーパー公開から17周年に
仮想通貨ビットコインは10月31日、ホワイトペーパー公開から17周年を迎えた。SNSでは祝福の声が投稿されており、コインベースのCEOは、1つのPDFが世界を変えたとコメントしている。
07:30
米連邦控訴裁、仮想通貨銀行カストディアのマスターアカウント請求認めず
米連邦控訴裁判所が仮想通貨銀行カストディアに対するFRBのマスターアカウント拒否を支持した。裁判所はFRBがアクセスを認めるかどうかの裁量を持つと判断し、地方裁判所の判決を支持した。
06:45
コインベースが民主党議員の政治献金批判に反論 、「中立的活動」と主張
仮想通貨取引所コインベースが民主党マーフィー上院議員からの政治献金批判に公開反論した。同社幹部は仮想通貨業界PAC活動が非党派的で企業献金は歴代政権で標準的慣行だったと説明。
06:10
ストラテジーのセイラー会長、ビットコイン企業買収に消極姿勢
ストラテジーのセイラー会長が他のBTCトレジャリー企業の買収に関心がないことを明らかにした。不確実性が多く時間がかかることを理由に挙げ、デジタルクレジット販売とビットコイン購入に注力する方針だ。
05:45
カナン、日本の電力会社と契約 ビットコインマイニングで送電網安定化図る
BTC採掘機器メーカーカナンが日本の大手地域電力会社とマイニングサーバー販売契約を締結した。水冷式アバロンサーバーで送電網バランシングとエネルギー効率最適化を実現し、2025年末に稼働開始する予定だ。
10/31 金曜日
18:45
American Bitcoin CEOが語る、環境配慮型マイニングの未来|独占インタビュー
American BitcoinのMichael Ho CEO独占インタビュー。ビットコインマイニングの60%以上が再生可能エネルギー由来という実態や、トランプファミリーとのビジネス関係、日本市場への期待について詳しく聞く。
18:41
万博ウォレットがリニューアル、JPYC対応開始&総額1億円配布へ
EXPO2025デジタルウォレットが「HashPort Wallet」としてリニューアル。JPYC対応を開始し、総額1億円プレゼントキャンペーンを開催。Ethereum・Polygon対応も。
18:33
SBIホールディングスが上半期で過去最高益 暗号資産事業は堅調・Web3戦略を本格化
暗号資産事業も堅調 SBIホールディングス株式会社(東証プライム:8473)が31日に発表した2026年3月期第2四半期(2025年4〜9月)連結決算は、純利益が前年同期比3….
16:59
ゲーム会社gumi、子会社で予測市場サービスの事業化を検討
gumiが子会社gC Labsで予測市場サービスの事業化検討を開始。AIとブロックチェーンを活用し、政治・経済・エンタメなど幅広いテーマで集合知を生成。海外で急成長するPolymarketを参考に、日本での新市場創出を目指す。
16:53
金融庁、ビットコインなど暗号資産ETF関連デリバティブの国内提供を「望ましくない」と牽制
金融庁は31日、海外で組成された暗号資産(仮想通貨)ETFを原資産とするデリバティブ商品の取扱いについて「望ましくない」との見解を表明した。IG証券が開始したブラックロックのビットコイン・イーサリアムETFのCFD取引が背景とみられる。国内では暗号資産ETFの制度整備が進行中で、税制面の不透明さも課題となっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧