はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

投資サービスCEO「リップルは仮想通貨業界のマイクロソフトになる」と大きな躍進を示唆

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップルの実用性
10月1日から2日にかけて行われたSWELL2018で、xRapidの商業化が発表され、MercuryFXなどを始めとする複数の金融機関に導入されたことが明らかになった。
Nunn氏の発言
Blackmore Group、Wealth Chain GroupのCEOを務めるPhillip Nunn氏は、このような仮想通貨XRPおよび、リップル社の実用性の追求は、マイクロソフトがWindowsやWord、Excelなどの実用性の追求と同様で、仮想通貨業界のマイクロソフトになると言及した。

リップルの実用性

10月1日から2日にかけて行われたリップル社が主催した国際カンファレンスSWELL2018が終了した。

世界的に注目されていたその会議は、リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏(以下、Garlinghouse氏)や、ニューヨーク州で仮想通貨関連のライセンスBitLicense導入の中心となったBen Lawsky氏、アメリカ証券取引員会(SEC)にて8年間首席弁護士を務めたMichael Didiuk氏なども登壇し、非常に豪華な会議となった。

その中で、元アメリカ大統領のビル・クリントン氏も登壇し、ブロックチェーン技術が国境や所得層を超えて機能する大きな可能性と実用性を持っていることを主張、以下のように続けた。

「ブロックチェーン技術は、大きな可能性を持ち、多様な使用事例も存在している。 しかし、政治的や金融的、社会的な政策によってその可能性を潰してしまう恐れがあるのも事実だ。 私たちは、金のタマゴを産むガチョウを殺してはならない。」

そして、最も特筆すべきはGarlinghouse氏が、「xRapidの商業化したことを発表する。既に複数の金融企業が導入した。」と発言したことだろう。

実際、10月1日にリップル社公式ブログでも、仮想通貨XRPを使用するxRapidがMercuryFX、Cuallix、Catalyst Corporate Federal Credit Unionを含む複数の顧客において商業化されていることを発表した。

この国際間支払いを可能にするxRapidは、顧客に2つの大きなメリットをもたらすと記述された。

まず最初に、xRapidはノストロ勘定を必要としないため、国際間送金において、既存の送金方法よりも非常に安価に送金を行うことができる。

さらに、資金移動は、仮想通貨XRPによって行われ、その送金を受け取る金融機関は数分で資産移動を可能にし、現地の仮想通貨取引所で法定通貨に迅速に換金できるため、時間を大幅に短縮できることが挙げられる。

xRapidの商業化の実現は、国際送金分野における仮想通貨の実用性を飛躍的に高めた実例であるとされ、仮想通貨XRPだけでなく、仮想通貨業界全体において大きな前進であると考えられている。

Nunn氏の発言

この仮想通貨XRPの高まりを受けて、Blackmore Group、Wealth Chain GroupのCEOを務めるPhillip Nunn氏(以下、Nunn氏)は、自身のTwitter(@PhillipNunnUK)にて以下のようなツイートを投稿をおこなった。

私は、リップル社や仮想通貨XRPの支持者であったことはない。

しかし、それらは重要な取り組みを進めている。私が彼らの提供するものに問題を感じていたことは置いておいて、それらは、仮想通貨、ブロックチェーン分野で大幅な躍進を遂げているのだ。

よって、彼らは、仮想通貨業界におけるマイクロソフトになるだろう。

そして、Nunn氏は後日BusinessCloudに対し、革新的なアップルに比べるとマイクロソフトは魅力がなく、低水準であると錯覚してしまうと語り、以下のように続けた。

「しかし、ビルゲイツは、彼が早い段階から参入し、そのタイミングも良かったことこそが天才的と呼ばれる由縁なのだ。他の人々が、商品開発に精を出していた際に、ビルゲイツは商品の普及に努めていた。その結果Windowsや、Excel、Wordなどは、あらゆるビジネスにおける主力のツールとなっている。」

参考記事:businesscloud.co.uk

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

リップル社SWELLが開幕:1日目内容まとめ|xRapidの商用化を新発表・クリントン氏の発言も掲載
米リップル社が主催する国際カンファレンス「SWELL 2018」が、日本時間本日未明開幕。注目された仮想通貨XRPを利用するxRapidの商用化発表が行われ、注目の元米大統領ビル・クリントン氏による公演内容も明らかになった。
リップル社 SWELL2日目まとめ|XRPの有価証券問題など規制討論、700社を対象とする調査書も公開
SWELL2日目が開幕 SWELL2日目が開幕し、仮想通貨規制に関する議論や、リップルの有価...
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/25 金曜日
17:30
米国Web3規制の最新動向|CLARITY・GENIUS法案と企業参入の影響を徹底解説
本記事では、仮想通貨などに関する米Web3の制度整備や企業参入を俯瞰します。トランプ政権下で進む制度整備の目的や主要法案、注目領域、日本との違いについて解説しています。
17:00
Web3の大衆化目指すLINE NEXT、「LINEのMini Dappエコシステム」をテーマに専用ブースを用意|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、LINE NEXTがWeb3事業に進出した理由とは。Mini Dappプラットフォームで実現する新たなユーザー体験、WebX 2025での取り組みをCSOが語る。
16:30
米ソラナETF「SSK」、JitoSOL統合でステーキング利回りを強化へ
暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)の、米国初のステーキング現物ETF「SSK」が、ポートフォリオにJitoSOLを組み入れ。高利回りのリキッドステーキングに証券口座からアクセス可能になる。
15:30
暗号資産取引所MEXC、MEXC Alpha機能で上場前トークンが現物アカウントから直接取引可能に
MEXCの概要 暗号資産(仮想通貨)取引所MEXCの成長が著しい。CoinGeckoのデータ(2025年3月29日時点)によると、暗号資産取引高ランキングでは日間取引高が約55…
13:20
フィナンシェ、Jupiter連携で日本発IPトークンをグローバル展開へ
フィナンシェがSolana最大級DEXのJupiterエコシステムに連携。日本の仮想通貨IPトークンをグローバル市場へ展開する新たな取り組みで、第一弾としてGACHIHOトークンをローンチ予定。
12:55
インジェクティブ、イーサリアム財務戦略企業シャープリンクの株式をトークン化
インジェクティブが仮想通貨イーサリアム保有戦略を取るシャープリンクの株式をトークン化する。このトークンはステーキングやDeFi戦略、担保などに活用できるようになる見込みだ。
11:26
ビットコイン様子見基調に、Glassnodeはアルト市場のリスクに警鐘鳴らす
仮想通貨市場でビットコインが高止まりするも、イーサリアムなど主要アルトの未決済建玉が69%急増し過熱感が強まっている。Glassnodeは市場の脆弱性拡大を警告した。
10:55
創業77年の北紡、ビットコイン購入開始
株式会社北紡が7月22日、ビットコイン購入開始を発表。決議枠8億円で国内取引業者を通じ順次取得。レンディング事業で安定利回り獲得も目指す。
10:30
ブラックロックの「ETHA」、ETF史上3番目の速さでAUMが100億ドル到達
ブラックロックが提供する仮想通貨イーサリアムの現物ETF「ETHA」の運用資産残高が、ETF史上3番目の速さで100億ドルに到達。ETHAは上場から1年でこの水準に達した。
10:00
仮想通貨で高級不動産を購入可能に、米クリスティーズ=報道
米クリスティーズの不動産部門が仮想通貨による取引専門チームを設立する。仮想通貨決済による売買物件のポートフォリオは総額10億ドルを超えている。
09:40
イーサリアムとアルトコインへ資金シフトの兆候=クリプトクアント分析
クリプトクアントの分析で仮想通貨イーサリアムがビットコインを72%上回る。週間取引量も1年ぶりに逆転、アルトコイン取引高は3月以来最高水準に。機関投資家が主導する相場展開が継続するとの分析も。
08:40
ETHトレジャリー企業ゲームスクエア、7.5億円でクリプトパンクNFT購入
米上場のゲームスクエアがCompound創設者からカウボーイエイプ・クリプトパンクを515万ドルで購入。NFT利回り戦略で年6-10%リターン目標、イーサリアム保有額は約76億円に。
07:40
ソラナ処理能力のさらなる向上へ 新たなブロックリミット引き上げ提案を提出
仮想通貨ソラナのブロックチェーンについて、処理能力を向上させる新たな改善提案が行われた。1つのブロックにより多くのトランザクションを入れられるようにして処理能力を向上させる狙いである。
07:15
ストラテジー、ビットコイン購入資金4倍増 20億ドルに
ストラテジー社が優先株発行額を5億ドルから20億ドルに拡大。モルガン・スタンレーなど大手投資銀行が引受を担当し、調達資金は全額ビットコイン購入に充当予定。
06:30
バイナンス、サークルのUSYCなどを機関投資家向け担保に追加
仮想通貨取引所バイナンスが機関投資家向けオフエクスチェンジ決済サービスにUSYCとcUSDOを追加。利回り付きトークン化資産を担保として活用可能にし、資本効率を向上させる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧