WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビザ、ステーブルコイン決済網に5ブロックチェーン追加 ベースやカントンなど対象

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 伝統金融とブロックチェーンを繋ぐ共通の決済レイヤー構築へ
  • 年間処理額は1.1兆円規模に達し、実用的な資金移動手段へ成長

ブロックチェーンを拡大

決済大手ビザ(Visa)は29日、ステーブルコインの国際決済のパイロットプログラムで、新たに5個のブロックチェーンに対応すると発表した。

今回追加されるブロックチェーンはアーク(Arc)、ベース(Base)、カントン(Canton)、ポリゴン(Polygon)、テンポ(Tempo)。これで対応するブロックチェーンは9個になり、ビザはマルチチェーンの決済機能を拡大すると説明している。

関連記事:ビザ・ストライプ・ゾディアの3社、決済向けL1「テンポ」のバリデータに参加

ステーブルコインなどの決済向けL1ブロックチェーンのテンポは、ビザ、ストライプ、ゾディアカストディがテンポのバリデータになったことを発表。今後の計画も説明した。

今回のパイロットプログラムがすでに対応していたブロックチェーンはアバランチ、イーサリアム、ソラナとステラ。ビザは発表でパートナー企業の選択肢を増やすと説明した。

同社で成長プロダクト・戦略的パートナーシップ部門のグローバルヘッドを務めるルベール・バーワドカー氏は発表で以下のようにコメントしている。

我々のパートナー企業は、マルチチェーンの世界で事業を展開しており、その現実を反映した選択肢を期待している。

当社のステーブルコイン決済のパイロットプログラムが対応するブロックチェーンを拡大することは、各ブロックチェーンを横断する共通の決済レイヤーを提供するためにビザに依存すると同時に、パートナー企業がニーズに最適なネットワークを選べるようになることを意味する。

関連記事:USDCで国内Visa加盟店払いが可能に 「Slash Card」日本で発行開始

スラッシュ・ビジョン、アイキタス、オリコの3社が、USDCを法定通貨に交換せず国内外のVisa加盟店で決済できる「Slash Card」の日本発行を2026年4月20日に開始。

ステーブルコインは実用段階へ

ビザは発表で、ステーブルコインは過去1年で将来性のあるイノベーションから、実際に世界でお金を移動させるための手段に成長したと指摘。同社が行う決済のパイロットプログラムの処理額は年間ベースで70億ドル(約1.1兆円)に達し、前期比で50%増加したと説明した。

そして、決済のパイロットプログラムは、パートナー企業の運営効率化をサポートしているとも述べている。

また、ステーブルコインの発展や活用の基盤には、数年にわたる複数の実験プロジェクトや、ラテンアメリカ・カリブ海地域や欧州などにおける事業展開があると説明。他にも、最近USDC利用を米銀行の決済に拡大したことや、50以上の国々で行う130を超えるステーブルコインカードプログラムも基盤になっていると述べた。

その上で、対応ブロックチェーンを9個に増やすことは広範なトレンドを反映していると説明。トレンドとは具体的に、流動性や活動が今は多様なマルチチェーンエコシステムに広がっていること、そして、決済インフラも進化してより多くの選択肢を提供するようになっていることだとしている。

他にも、ビザは相互運用性が不可欠な未来に向かうと述べ、伝統金融とブロックチェーン基盤のシステムとの架け橋になることに注力していくとも述べた。

ビザは最近、暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン領域での事業に積極的だ。例えば最近では今月、テンポのプロジェクトが、ビザがテンポのバリデータになったことを発表していた。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/29 水曜日
17:11
ロシアFSB、テレグラム創業者ドゥロフ氏を国際手配 テロ支援容疑
ロシア連邦保安庁(FSB)は7月29日、テレグラム創業者パベル・ドゥロフ氏をテロ支援容疑で刑事訴追し、国際指名手配したと発表。破壊工作やサイバー詐欺の準備に利用された投稿を同社が削除しなかった点を問題視している。
16:26
カートの先へ、決済大手3社が語るステーブルコイン決済の未来|WebX2026
WebX2026のBinanceステージで、Mastercard・Binance Japan・Ellipticの3社がステーブルコイン決済の現在地を議論。加盟店決済の変化からAIエージェント時代の決済インフラ、断片化する規制対応までをレポートする。
14:52
JPX-QUICK暗号資産指数、参照取引所に4社決定
QUICKとJPX総研は29日、共同運営する「JPX-QUICK暗号資産指数シリーズ」の刷新を発表。bitFlyer・コインチェック等4社が参照取引所に選定された。指数刷新の狙いと今後を解説する。
14:05
2026年上半期の仮想通貨ハッキング被害約11億ドル、件数は史上最多=Blockaidレポート
オンチェーンセキュリティ企業Blockaidが2026年上半期のハッキング動向を公開した。被害件数は史上最多の212件、被害総額は約11億ドルに上った。北朝鮮系ハッカー集団による攻撃が被害額の55%を占め、AIエージェントを狙う新手法も確認された。
13:35
コインベース、FRBのフィンテック向け「決済口座」新設案に意見書 利息付与など3点の改善要望
米仮想通貨取引所コインベースがFRBの限定的な「決済口座」新設案に意見書を提出。制度自体は支持しつつ、利息付与やオーバーナイト残高上限の柔軟化など3点の改善を求めた。
13:15
イオレ、暗号資産HYPEを取得 国内上場企業で初の事例
東証GRT上場イオレは28日、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)を約1,008万円で取得した。国内上場企業として初の事例で、8月末までに購入総額を1億円とする方針だ。
12:48
SECが仮想通貨規則案を検討、クラリティー法停滞の代替策か=投資家
クラリティー法の上院審議が停滞する中、米SEC企業金融局が仮想通貨の募集・売出しに関する規則制定を検討中と規制情報DBで判明。SECとCFTCの共同規制プロジェクトの一環として、法整備の遅れを補う動きとの見方を投資家が示す。
10:54
AdvasaとINTMAX、量子耐性技術で拓く給与前払いEWAの未来|WebX2026
給与前払い(EWA)事業のAdvasaと、量子耐性ブロックチェーンのINTMAX。WebX2026での協業トークを完全レポート。プライバシー保護と即時性を両立するインフラ構想、Qデイに備える技術戦略を解説する。
10:50
米フォーティチュード社、新拠点稼働でジーキャッシュ採掘コスト削減へ
米フォーティチュード社がネブラスカ州の12MW施設を稼働させ、保有電力ポートフォリオが60MW超に拡大した。ジーキャッシュの採掘コスト低減を後押しする動きとして市場の関心を集めている。
10:19
gumiとSBI、仮想通貨ファンド始動 大和証券Gが出資参加
gumi子会社のgC LabsとSBIファイナンシャルサービシーズが共同運営する仮想通貨運用ファンド「SBI Crypto Fund Ⅰ」が8月1日始動。大和証券グループ本社を含む複数投資家が出資し、ファンド規模は30億円程度。
10:15
イーサリアムのレイヤー2総預かり資産50億ドルに縮小
イーサリアムのレイヤー2全体の総預かり資産が約50億ドルまで縮小し、2023年以来の水準となった。楽観的ロールアップが全体の96%を占める中、イーサリアム財団幹部の離脱や機関投資家の代替活用など逆風も重なる。
10:10
コアサイエンティフィック、半導体大手AMDとAIデータセンターで提携 基本契約は2兆円規模
コアサイエンティフィックがAMDとAIデータセンターで提携。2027年から500MW超、将来は最大2.5GWまで拡張可能な容量を提供し、基本契約ベースで140億ドル超の収益を見込む。
09:45
トム・リー氏、クラリティー法が相場回復のカギと指摘
ビットマインのトム・リー会長は、米クラリティー(CLARITY)法が仮想通貨に統一ルールをもたらすと指摘。日本や欧州の規制整備が相場回復を後押ししているとの見方を示し、チャールズ・シュワブなど大手金融機関の支持にも言及した。
09:10
3名の原告がアップルを提訴、BTCウォレットアプリで合計3億円相当が盗難と主張
アップルのアプリストアにあった仮想通貨ビットコインのウォレットを使った3名のユーザーが同社を提訴。アップルの対応が不十分で、合計3億円相当が盗難されたと主張している。
08:30
米上院に量子技術法案提出、仮想通貨のセキュリティにも影響か
米上院に量子技術法案が提出され、量子センサーやポスト量子暗号への移行を後押しする内容が盛り込まれた。ビットコインなど仮想通貨の暗号方式にも将来的な影響が及ぶとみられる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧