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ストラテジー社のビットコイン購入は継続可能か、ビットワイズ幹部が資金調達見通しを分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • STRC年利11.5%はジャンク債7%未満を上回り需要継続
  • 現BTC価格で100〜150億ドルの追加発行余地と試算

ビットコイン買い増しの余力

暗号資産(仮想通貨)運用企業ビットワイズ(Bitwise)のマット・ホーガン最高投資責任者は28日、定例のメモを公開し、2026年2月以降のビットコイン(BTC)価格の上昇は、ストラテジー社による購入が主な要因であるとの見方を示した。

その上で、ビットコインを買い増しするためにストラテジー社が行う資金調達の見通しを分析。ホーガン氏は、同社は資金調達を続ける余地があると述べている。

ホーガン氏は最初に、ビットコインの価格が2026年2月の安値から、メモ執筆時点で7万6,000ドル(約1219万円)付近へと約20%上昇したことに言及し、この上昇が継続するかが関心を集めていると述べた。

その上で、この上昇の背景には、ETFの需要の高さ、長期保有者による購入などの複数の材料があるが、相場を主導しているのはストラテジー社による購入だと分析している。

そして、ストラテジー社のビットコイン購入のための資金は永久優先株「STRC」の発行によって調達されているとして、今回のメモはSTRCに特化すると説明した。

関連記事:米企業3社が相次いで仮想通貨を追加購入、ストラテジー社は先週3273BTCを取得

ストラテジーが4月20〜26日にBTC 3,273(約405億円)、ストライブが4月24日までにBTC 789(約98億円)を追加購入。ビットマインは4月24日累計保有量が約508万ETHに。機関投資家による4月下旬の相次ぐ購入をまとめて解説。

STRCを解説

ホーガン氏は、まずは「STRCは何か」を改めて解説した上で、発行の主な目的はビットコイン買い増しのための資金調達であることを説明。他にも、現状のビットコインの価格では既存の配当を42年間払うことができること、ビットコインが年20%上昇すれば永久に配当を支払えることを仮定に基づいて指摘している。

そして、同社がSTRCの配当を実際に支払っていけるかはビットコインのパフォーマンスとSTRCの発行量に依存すると説明。他の条件が同じ下でSTRCの発行が増加すれば債務不履行のリスクは高まるが、ビットコイン価格が上昇すれば、相殺されると述べている。

また、STRCを購入するということは、窮地に追い込まれるほどにはストラテジー社はSTRCを発行せずにバランスを保てるということに賭けることになるとも述べた。

関連記事:ストラテジー、優先株STRCの配当支払い頻度を月1回から2回に変更提案 流動性向上狙い

ビットコイン保有大手ストラテジー社が優先株STRCの配当を月2回支払いに変更する提案を発表。年間利回りは11.5%維持したまま、配当落ち日での値動きを緩和し流動性向上を狙う。6月8日の株主総会で採決予定。

資金調達の持続可能性

STRCを今後も発行できればストラテジー社はさらにビットコインを購入でき、それによって相場が上昇する可能性が高まるが、ホーガン氏は最終的に、まだ発行余地はあるとの見方を示している。

見方の背景には、ハイリスク・ハイリターンのジャンク債の利回りが7%以下であることと、投資家がプライベートクレジットから資金を引き上げたことがあると説明。STRCの年11.5%(本記事執筆時点)という利回りは特に魅力的であると指摘した。

そして、現在のビットコイン価格であれば、100億ドル(約1.6兆円)から150億ドル(約2.4兆円)分の発行余地があると試算。ホーガン氏自身は、ストラテジー社のビットコイン購入は当面は続くとの見方を示している。

【2026年最新】:仮想通貨関連の株式投資ガイド|ビットコイン保有企業・関連銘柄・ETFを解説

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