はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「USDTの裏付け資産の有無は関係ない」テザー裁判控える中、創業者が発言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「USDTの完全な裏付け資産の有無はもはや関係ない」
テザー社発行する米ドルにペッグするステーブルコイン「USDT」に裏付け資産を巡る問題で、同社共同創設者が「完全な裏付けの有無はもはや関係が無い」と発言したことがわかった。

「USDTの完全な裏付け資産の有無はもはや関係ない」

テザー社発行する米ドルにペッグするステーブルコイン「USDT」に裏付け資産を巡る問題で、同社共同創設者が「完全な裏付けの有無はもはや関係が無い」と発言したことがわかった。

共同創設者のWilliam Quigley氏はブルームバーグの取材に対して、「テザーUSDTが米ドルに裏付けられているかどうかは重要なところではない。重要なのは、USDTが「1 ドル」に値するというユーザーからの信頼だ。」と発言した。

基本的に価値を紐付けにくい仮想通貨において安定した価格を維持するステーブルコインは、法定通貨や裏付け資産をペッグすることで価値を担保してきたが、それらの仕組みに疑問符を投げかける発言になり得る。世界各国の法定通貨と同様に、「信頼」を価値の裏付けになるとする発言が発行企業側から出たことに、問題視する見方がでる可能性もある。

また、ニューヨーク司法当局(NYAG)が現在捜査を行なっている「Bitfinex社による8.5億ドルの準備金不正利用の疑惑」については、「テザー社が資産凍結によって裏付け資金にアクセスができなくも、USDTの価格が依然として1 ドルで安定しているのは、ユーザーがその価値を信じているからだ。」とのコメントを行なった。

テザー裁判では先月、テザー社がニューヨーク裁判所の「NYAGに管轄権あり」との判断に対して、控訴する姿勢を示したが、行き先は不明瞭なままだ。

同裁判は、USDTを利用した不正操作なども市場の注目ポイントとして、情報開示によって不正が暴かれる懸念を、市場は警戒している。今後、裁判官の判断が覆るか、市場の重要なターニングポイントとなるとの見方は強い。

関連テザー社がNY裁判所の判断に声明文

テザー裁判について

  • 4/25:NYAGがBitfinexに対し、USDT準備金の不正利用として、NY州における営業の停止を求める
  • Bitfinexは、この指摘を全面否定
  • 5/3:NYAGがBitfinexに対し、財務書類の開示要求
  • 最高裁がテザー社とBitfinexに対し一時的な準備金の移動禁止を発令
  • 5/16:証拠不十分として、最高裁がその禁止を一部解除; Bitfinexが告訴の取り消しを求める
  • 5/18:Bitfinexがアクセス不可能となった資金を補うため、LEOトークンのセールを行い、約1100億円を調達成功
  • 6/2:Bitfinexがテザー社に対し、1億ドルを返済した
  • 7/8:NYAGは、Bitfinexとテザーが2015年よりNY住民に提供をしていたとして、最高裁にその管轄権を主張する摘要書(Memorandum of Law)を提出
  • 7/22:BitfinexがNYAGの主張(摘要書)に対するリスポンス(書面上の返答)を行う
  • 7/29:最高裁が、Bitfinexの告訴取り消しの動議を審議する聴取を実施
  • 8/20:裁判所がNYAGの管轄権を認める。資金の不正利用疑惑に関する書類開示が必要に
  • 8/20:Bitfinex側が、米ニューヨーク最高裁(=第一審裁判所)の撤回を求め上訴(書類提出)

参考:ブルームバーグ取材

CoinPostの注目記事

バイナンス初、NY州金融当局の認可で米ドルステーブルコインをローンチへ
仮想通貨取引所バイナンスはNY州金融当局の認定のもとで米ドルにペッグした新たなステーブルコインを今月中にローンチする。最初はBTC・BNB・XRPとのペアを提供。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/26 木曜日
18:00
業界有識者に聞いた円建てステーブルコインの展望と課題|MoneyX特集
JPYC正式リリースやメガバンク参入で加速する円建てステーブルコイン。業界有識者5名に国内普及の展望と課題を聞いた。
17:50
韓国議員、金融・仮想通貨インフルエンサーの保有資産公開を義務化する法案を準備
韓国国会で投資インフルエンサーの保有銘柄・仮想通貨の公開を義務化する法案が準備されている。YouTubeなどで投資推薦を繰り返す人物を対象とし、違反には懲役や高額罰金を科す。「ポンプ・アンド・ダンプ 」などの不正行為防止と投資家保護が目的だ。
17:05
リップルらが出資参加、AIエージェント企業t54 Labsが500万ドルを調達
t54 Labsが500万ドルのシードラウンドを完了。リップルやフランクリン・テンプルトンが参加し、AIエージェント向けの本人確認・リスク管理インフラの開発を加速する。
16:21
香港、仮想通貨をファミリーオフィス税優遇の対象資産に明記
この記事のポイント ファミリーオフィスの仮想通貨運用に0%優遇税率を適用へ シンガポール・ドバイとの富裕層争奪戦が激化 2026年前半に法改正へ 香港政府は25日、2026-2…
15:20
AIによる2028年経済崩壊シナリオに米金融大手が反論、世界で議論白熱
独立系アナリスト・シトリニが提示した「2028年AI経済崩壊シナリオ」に対し、シタデル・セキュリティーズが現在のデータをもとに正式に反論を展開した。雇用破壊の根拠を検証し、AIの普及速度と経済的限界を解説している。
15:06
SBI VCトレードとビーエヌ、国際会議「BGIN Block 14」でUSDC決済を試験導入
SBI VCトレードとビーエヌは、3月開催の国際会議「BGIN Block 14」でUSDC決済を試験導入。電子決済手段等取引業者との共同でイベント参加費をUSDCで支払える国内初の事例となる。
14:12
メタマスク、ハイパーリキッドと連携 ウォレット内任意トークンで直接証拠金取引が可能に
この記事のポイント USDCへの変換ステップが不要に 仮想通貨150銘柄以上・米国株にも対応 USDCへの変換ステップが不要に 仮想通貨ウォレット大手のメタマスクは26日、分散…
13:35
業界リーダーが議論したST市場の課題と2030年への展望|日本STO協会5周年シンポジウム
JSTOAが開催した開催したセキュリティトークン(ST)制度開始5周年イベントで、SBI加藤氏やHash Port吉田氏らがST市場の課題と展望を議論。ステーブルコイン不在やライセンスの分断が海外との差を生んでいると指摘し、AIエージェント対応や原資産の多様化を提言した。
12:46
米通貨監督庁、ジーニアス法に基づく決済ステーブルコイン規制案を公表
米OCCがジーニアス法に基づく決済ステーブルコイン規制案を公表。国法銀行や外国発行者などを対象に、準備資産の1対1裏付けや毎月の開示義務を規定。最終規則は2026年7月までに公布予定。
12:00
片山財務大臣・金融担当大臣「来賓挨拶」|MoneyX2026
2026年2月27日開催の次世代金融カンファレンス「MoneyX」にて、片山さつき財務大臣・金融担当大臣の来賓挨拶が決定。ステーブルコインを軸に通貨の進化と社会実装を議論する。参加登録は無料。
11:30
ビットコイン市場はレンジ相場続くか、大口投資家の確信低迷=グラスノード分析
グラスノードは週間レポートで、仮想通貨ビットコインは最高値から47%下落しており横ばいの相場が継続する可能性があると指摘。持続的回復の条件を解説している。
11:05
イーサリアムの速度・量子耐性・プライバシーの向上へ リサーチャーが開発計画を公開
イーサリアム財団のリサーチャーのジャスティン・ドレイク氏は、仮想通貨イーサリアムの開発計画を公表。2029年までに7回のアップグレードを予定していると説明した。
10:34
ハット8の2025年決算、ビットコイン価格下落で赤字へ AIインフラ開発中
ハット8が2025年通期決算を発表した。仮想通貨ビットコイン価格下落による含み損で純損失を計上する一方、AIインフラ開発により次世代事業への転換を加速している。
10:17
テザーがデジタルマーケットWhopに約300億円出資、ステーブルコイン決済を拡大
テザーがデジタルマーケット「Whop」に2億ドル(約290億円)を出資。Whopの評価額は16億ドルに。Whopはテザーのウォレット開発キットを統合し、USDTによる国際決済に対応する。
09:50
予測市場カルシ、MrBeastの編集者と元カリフォルニア州知事候補のインサイダー取引に罰則
予測市場カルシが、MrBeastの動画編集者と元カリフォルニア州知事候補のインサイダー取引を認定。編集者に約300万円の罰金と2年間の利用停止、知事候補に5年停止を科し、両案件をCFTCに報告した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧