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米大統領選でドナルド・トランプが返り咲く 仮想通貨相場への影響は

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米大統領選の結果

現地時間5日に行われた米大統領選挙で、共和党候補のドナルド・トランプ氏が当選した。当確ラインである選挙人の過半数270人を上回り、来年1月の就任式を経て、米国の第47代大統領に就任する見込み。米NBCニュースやWSJなどが報道した。

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これに先駆け、ハリス氏は予定していた演説を取り止め、トランプ氏は日本時間午後4時半ごろ、フロリダ州の集会場で「歴史的な勝利だ。国民のために戦う」と事実上の勝利宣言を行った。

トランプ氏は、選挙活動で早くから暗号資産(仮想通貨)を支持する姿勢を明確に示していた。具体的には、米司法省が保有するビットコイン(BTC)を売却せずに国家戦略的な備蓄に充てる予定であることや、暗号資産(仮想通貨)関連企業を相次いで提訴するなど規制強硬路線のゲンスラー米証券取引委員会(SEC)委員長を就任初日に解任することなどを表明している。

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当選が伝わる前から、開票速報によって仮想通貨相場は高騰した。

以前から、トランプ氏が勝利した方が仮想通貨の相場や事業に追い風になるとの見方は多かったが、前日までの世論調査や賭けサイトのオッズでは支持率が拮抗しており、先行き不安からのリスク回避売りもみられた。

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今後は、トランプ氏が仮想通貨関連政策を実際に実行していくのかに注目が集まっている。

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今回の大統領選

2024年の大統領選では、仮想通貨やブロックチェーンも争点の1つになっていた。背景にはインフレ(物価高)への懸念が高まったり、米SEC(証券取引委員会)による執行措置が増加したりしていたことなどがある。

また、仮想通貨を支持する姿勢を強く示していたトランプ氏が勝利する可能性が高まると、仮想通貨の価格やマイニング企業の株価が上昇する「トランプトレード」も行われており、投資家からも多くの関心を集めていた。

分散型予測市場では、選挙直前はトランプ氏がリードしていたが、世論調査では両者が拮抗する様子が伝えられていた。

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