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米FRB議長候補ウォーシュ氏、ポリマーケットやスペースX含む数十社に投資 倫理協定で一部売却予定

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ウォーシュ氏総資産1.3億ドル超
  • 仮想通貨・AI企業など新興技術に多角投資

仮想通貨資産を公開

米連邦準備制度(FRB)議長候補のケビン・ウォーシュ氏は4月14日提出の財務公開書類で、イーロン・マスク率いるスペースX、予測市場プラットフォームのポリマーケットを含む数十社の新興企業への投資を明かした。総資産は1億3,100万ドル以上である。複数の米メディアが報道した。

ウォーシュ氏の主要資産はジャガーノート・ファンドLPの2件の投資(各5,000万ドル超)で占められている。一方、DCM Investments 10 LLCで管理される数十社の投資案件は各々最大50万ドル以下の規模である。このポートフォリオは、AI関連企業、仮想通貨・フィンテック企業、バイオテック企業など多岐にわたる新興分野を網羅している。

ウォーシュ氏の投資対象には、AIベクトルアート・プラットフォームの「リクラフト」、AI物理セキュリティソフトウェアの「ボルト」、自動AI労働力プラットフォームの「11x」など、黎明期のAI企業が含まれている。タンパリーはイーサリアム開発プラットフォーム、レモン・キャッシュは仮想通貨金融サービス・プラットフォーム、ステージフィンは消費者向けネオバンクである。

関連記事:トランプ大統領、ビットコイン肯定派のウォーシュ氏を次期FRB議長に正式指名

トランプ米大統領がケビン・ウォーシュ氏を連邦準備制度理事会議長に正式に指名した。同氏はビットコインを新世代の金と表現し政策監視役として肯定的な見解を示してきた。

倫理協定で資産売却へ

ウォーシュ氏はFRB議長に就任する際の倫理規則に従い、倫理協定を締結した。同協定の下、ドラッケンミラーのファンドからの辞職およびジャガーノート・ファンドを含む関連企業の保有資産売却を約束している。

同氏はクーパンとアヴェン・ホールディングスのポジションからの辞職も合意し、スタンフォード大学フーバー研究所、グローバル・エンタープライズ・センター、ゴールデンツリー、ハイツマン、セルベルスからも辞職することが倫理協定に明記されている。

上院銀行委員会は4月15日、同氏の指名公聴会を開催予定だ。ティム・スコット委員長は「数週間以内に委員会での投票を経て、上院本会議で承認される可能性が高い」とコメントしている。

一方で、トム・ティリス議員は、現FRB議長ジェローム・パウエルに対する司法省の捜査が解決されるまで、ウォーシュ氏の指名を委員会で進めないと表明している。パウエル議長は5月に任期終了を迎える予定であり、ウォーシュ氏が後任となるかが注視される。

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