はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NHK朝のニュース番組で「仮想通貨ビットコイン」に言及、Google検索数は昨年11月ハッシュ戦争超え

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NHKテレビ「仮想通貨ビットコイン」に言及
NHKニュースは20日、ビットコイン価格の高騰を報じ、短期的な利益を求めて投機資金が入り込んでいるとの専門家の意見を紹介した。中高年への認知度向上につながる可能性が高い。

NHKテレビ「仮想通貨ビットコイン」に言及

テレビ番組、NHK朝のニュースは20日、「仮想通貨ビットコイン」の価格高騰ニュースを報じた

NHKの朝のニュース番組がビットコイン関連ニュースに触れるのは、2017年のバブル相場以来だと思われる。

番組内でアナウンサーが、「ビットコインの価格がこの3週間ほどで一時1.5倍に急上昇するなど、再び変動が大きくなっており、専門家らが値動きを注視している」と言及。専門家らの意見として、「米中貿易摩擦の激化を背景に世界的に株価が不安定になる中、短期的な利益を求めて投機資金が入り込んでいることなどが影響しているとみられるが、明確な理由が見当たらないという声もある」と紹介した。

関連記事

米株投資でリーマンショック以来最大のリスクヘッジ率、ビットコイン需要急拡大の背景に注目
急落する国際株式市場と、急騰する仮想通貨市場の関係性に高い関心が集まっている。新債権王が「BTC市場と株高」に独自の見解を示したほか、全米で放映中のCMの影響も相場を後押しした。

その上で、ニュースの最後に「世界有数の交換会社で今月、多額の仮想通貨の流出が確認されるなど、安全性や信頼性に関わる事件は依然続いており、価格の急上昇には警戒感もある。荒い値動きが続く可能性があり当面、注視したい」などと、懸念点も注意喚起している。

ビットコインの興味指数

キーワードの人気度を調べられるサービス「Googleトレンド」によると、仮想通貨市場の盛り上がりに伴い、グーグルでの「Bitcoin」の検索数が急上昇、ここ1年で最も高い数値となっている。検索数は興味指数を示しており、関心度の再上昇が伺える。

アルファベットで「Bitcoin」と検索するのは、基本的に海外投資家だ。国内(カタカナで「ビットコイン」検索)では、現在の検索ボリュームは「26」の値を示した。これは、昨年11月のビットコインキャッシュのハッシュ戦争で仮想通貨市場が大暴落した「22」の数値を超えている(下図)。

出典:Googleトレンド(カタカナ検索)

現在の検索水準は、様々なメディアで紹介され、ビットコインの認知度が急速に高まっていた2017年9月に匹敵するところまで回復した。

検索ボリュームの最盛期は、国内最大手コインチェックの出川哲郎CMが大きな反響を呼び、1BTC=200万円まで高騰した2017年12月〜2018年1月であることから、相場が急回復してきたとは言え、現時点での世間一般の関心度は当時の1/4に過ぎないと捉えることも出来る。検索ボリュームが50〜70を超えてきたら、バブルを警戒する一つの目安となるかも知れない。

口座申し込みが急増

なお、コインチェックの広報担当者が明らかにしたところによれば、仮想通貨の価格高騰を受け、国内最大手コインチェックの口座申し込み件数が急増している。

BTCが5,000ドル(55万円)を回復し、相場が好転し始めた4月の申し込み件数が3月の2倍となったほか、ビットコインが70万円を突破した10日以降には口座申し込みが殺到し、3月実績の7倍を記録したという。

業務改善命令を受けた大手取引所が新規申し込みやプロモーション活動を自粛する中、ビットコイン高騰は最大のカンフル剤だ。仮想通貨への投機熱が冷め、株や為替に移行していた個人投資家の出戻り組だけでなく、新規の資金流入を示す貴重なデータだと言えるだろう。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/13 月曜日
12:25
430億円規模に、バイナンスが「異例の補償」実施 トランプ・ショックに関する価格異変で
仮想通貨取引所バイナンスがトランプ関税による市場下落時の不具合で損失補償を発表した。USDe、BNSOLなどのディペッグで強制清算が発生した背景がある。
10:15
トム・リー氏「イーサリアム下落は一時的」、相場を支える3要因とは
ビットマインが市場下落時に730億円相当のイーサリアムを買い増したとみられる。トム・リー会長は3つの構造的要因が変化しない限り市場の追い風になると強気の見解を示している。
10/12 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETH1万ドル到達の可能性やBNBの過去最高値更新など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、BNB、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:00
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引の始め方|税制・手数料・リスクを徹底解説
IG証券のビットコインETF「IBIT」CFD取引を徹底解説。申告分離課税適用で税率20.315%の可能性、24時間365日取引、レバレッジ5倍など特徴を詳しく紹介。口座開設から注文方法、手数料、ファンディングコスト、リスク管理まで初心者にもわかりやすく説明します。
11:30
高値圏での日柄調整が続く可能性、半減期サイクルの節目に警戒感|bitbankアナリスト寄稿
BTC円は1900万円トライに失敗し1860万円台で推移。米政府閉鎖による指標発表延期で方向感欠く展開が続く中、10月18日に半減期サイクルの重要な節目を迎える。過去のサイクルを意識した売り圧力とETF資金流入の綱引きに注目。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|トランプ関税によるBTC暴落に高い関心
今週はメタプラネットの仮想通貨ビットコインの含み益、休眠クジラの6000億円BTC移動やトランプ関税などによるビットコイン急落、Binance JapanとPayPayの提携に関する記事が関心を集めた。
10/11 土曜日
14:30
13:20
ビットコインの年間の実現純利益が継続的上昇、今後の動向は=CryptoQuant
CryptoQuantが週間レポートで仮想通貨ビットコインの利確の動きは低調であるとして今後も上昇継続の可能性を予想した。一方、市場はトランプ関税発言で急落したところだ。
12:00
ケニア最大級のスラム街でビットコインが広がる理由|Afribit創業者インタビュー
ケニアの貧困地域で広がるビットコイン活用。なぜ使われ、どんな課題があるのか。現地取材による5つの質問と回答で、仮想通貨の実態をわかりやすく紹介。
10:45
「トランプ・ショック」でアルト市場に異常値 ATOMが一時0.001ドルまで暴落
トランプ大統領の対中関税警告で一部アルトコインがバイナンスなどで異常急落。ATOMは0.001ドルまで暴落しSUIは85%下落。過去24時間の清算総額は約3兆円に達した。
10:00
ノーベル平和賞めぐる情報漏洩か、ノルウェー当局が米賭けサイトのトレーダーに関する調査=報道
ノルウェー当局が2025年ノーベル平和賞の結果についてポリマーケットでの情報漏洩を調査している。受賞者マチャド氏は仮想通貨ビットコインの支持者として知られている。
09:45
米賭けサイト「カルシ」、3億ドル調達で評価額50億ドルに 140カ国展開へ
米予測市場カルシが3億ドルの資金調達を完了し評価額50億ドルに到達。セコイアやアンドリーセン・ホロウィッツが参加し事業を140カ国に拡大する計画を発表した。
08:10
世界大手銀行10行、G7通貨のステーブルコイン発行を共同検討
バンカメやゴールドマン・サックスなど世界大手銀行10行がG7通貨連動ステーブルコイン発行の共同検討を開始とBNPパリバが発表した。
07:30
32億円相当の仮想通貨を盗難か Hyperliquidのユーザーが被害者に
Peckshieldは、Hyperliquidのユーザーが32億円相当の仮想通貨を盗難されたことを報告。原因は秘密鍵の漏洩であると分析している。
07:00
キャナリー、XRPとソラナETFの申請を更新も長引く政府閉鎖が影響
米キャナリー・キャピタルがXRPとソラナETFの登録届出書を更新し手数料を0.50%に設定。SEC承認に向け前進するも政府閉鎖で承認プロセスが不透明な状況にとどまる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧