TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ブラジル州政府、ブロックチェーンで公開入札プロセスを透明化|農産業などで活用見込む

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ブラジル、ブロックチェーンで公開入札の透明性を実現
ブラジルのバイーワ州は、政府契約における公開入札プロセスを追跡するブロックチェーンアプリをローンチ。特に農産業といった分野での活用が見込まれているという。

ブロックチェーンで公開入札の透明性を実現

ブラジルのバイーワ州は、政府契約における公開入札プロセスを追跡するブロックチェーンアプリをローンチした。

「Online Bid Solution(SOL)」と呼ばれる同アプリは、現在すでにPlay StoreとApp Storeからダウンロード可能であるという。アプリの利用目的としては、農産業の領域での需要拡大を見込んでいる。

同アプリの導入によって、農業機関とブラジル各地のサプライヤーや生産者を繋ぐプラットフォームの役割を担い、これまで不透明にあった卸における入札のプロセスに公平性を齎す。産直のような直売所では、直接農家が値決めを行うことができるが、農協や直売所では売り手と買い手による価格競争が起こり、そのプロセスも各農業機関によって異なる状況がある。

契約入札プロセスにおける透明性を確保することで、生産者を含めた横の情報流通が円滑となり、公平なプラットフォームが利用できるようになる。

同アプリは、バイーワ州とリオグランデ・ド・ノルテ州の約1100の農業協会および協同組合によって使用される予定だ。

農業で広がるブロックチェーンのユースケース

ブラジルでは農業におけるブロックチェーンのユースケースが増えてきている。米ブルームバーグの報道によると、アラビカ豆(コーヒー豆の品種)の大手協同組合Minasulが、7月中にコーヒーの供給量に支えられたブロックチェーンベースのコインを発行する予定である。

農民組合員は、コーヒー生産に対して、車や食料、肥料、機械、その他の農作物以外の製品の購入に利用できる「コーヒーコイン」を獲得できる。インセンティブの設計を仮想通貨へと置き換える動きでもある同事例は、実際の利用ケースと実用データから、他業界へと利用が拡大する可能性もある。

CoinPostの関連記事

南米の拠点ブラジルでリップル(XRP)が支持を拡大、仮想通貨ビットコインは世界的現象
投資指標ツールを提供するThe Tie社の最新レポートは、仮想通貨ビットコイン(BTC)が「世界的現象」となっていると指摘した。国別比較でBTC否定派が多い南米であるが、ブラジルはリップル(XRP)肯定派が多いことも明らかに。
『進撃の巨人×ブロックチェーン』公式アートワークのデジタル所有権、抽選販売開始
Anique株式会社は、ブロックチェーン技術を活用した新サービスAniqueとして、『進撃の巨人』のデジタル所有権を抽選販売する。世界に一つだけの自分だけのコレクションとして、仮想通貨ウォレットMETAMASKを利用し、所有・売買できるようになる。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧