はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨XRPを利用した国際送金、週数百万円規模に拡大|Mercury FX社がxRapid導入事例に言及

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Mercury FX社、送金規模拡大
英外貨送金企業Mercury FX社は、現在ロンドン支社で10億ドル(約1000億円)、世界で18億ドルの規模の送金を処理していることを明かした。その中でも、メキシコ及びフィリピンへの事業拡大に注力、仮想通貨XRPを利用したxRapidの送金が毎週実施。すでに週数百万円規模に拡大していることを明かした。

英Mercury FX社、世界で18億ドルの送金規模に:メキシコやフィリピンへも事業拡大

リップル社最先端の送金ソリューションであるxRapidを利用する英外貨送金企業Mercury FX社は、現在ロンドン支社で10億ドル、世界で18億ドルの規模の送金を処理している。CEOのAlastair Constance氏が、海外仮想通貨メディアのDecryptによるインタビュー内で明らかにした。

Mercury FX社は、ロンドンを拠点とし、南アフリカと香港にオフィスを持つ。また、新しく顧客にメキシコとフィリピンへの送金経路を提供開始したばかりである。

同インタビュー内でAlastair Constance氏はこれからのxRapid及びXRPの導入計画について説明した。

我々はリップルと積極的に連携して、フィリピンやメキシコのコミュニティへ市場を拡大するためにマーケティングを行っている。また、これらの国々で事業を行っている企業も対象である。

メキシコは世界的に見ても最大規模の決済額を誇る市場だが、xRapidを導入する前のMercury FX社はあまり事業を拡大して来なかった国である。

同氏は、「xRapidはメキシコへのより安価なサービスを提供することを可能にし、我が社を新しい顧客にとってより魅力的なものにする。」と、xRapidあっての事業拡大であると強調した。

発展途上国への事業拡大の壁

しかし、メキシコなどの発展途上国への事業拡大は一筋縄ではいかない。Alastair Constance氏によると、実現に向け重要な2つの挑戦があるという。

1つは、該当国の資本規制である。送金に対する税金を含め、送金に適用される規制が複数ある。Mercury FX社は、各国の規制を十分に理解し、規則の範囲内に留まるようにしなければならないということだ。

2つは、該当国の取引所の問題である。xRapidの送金サービスでは、まず送金元の国の通貨をXRPに交換する。そしてそのXRPはが、受け取り先国のペソなどの通貨に再度交換する必要がある。大抵、このプロセスは仮想通貨交換所及び取引所で行われるが、それらの取引所は犯罪などへの悪用を防ぐためのKYCコントロールを欠いており、また行政規則を絶対に曲げないという特徴がある。

つまり、Mercury FX社はリップルが推奨する取引所に限定してサービスを提供する選択をするしかない。メキシコへのxRapid支払いを拡大させるのは、聞こえほど単純なことでは全く無いのだ。

Alastair Constance氏は、既に導入されているメキシコとフィリピンへのxRapidを介した送金は、現在定期的に行われていると述べた。リップルとの秘密保持契約のため、具体的な数字の言及を拒んだものの、実に、毎週約数百万円の規模で実行されているそうだ。そして、リップルと協力して更にマーケティング活動を積極的に行い、将来的には何百万、何千万、何億円の送金規模にしたいと、同インタビューでその熱意を語った。

メキシコは現在、最も遅くて最もコストの高い送金先の国である。Mercury FX社を含む各企業がリップル社のxRapid及びXRPを導入して、市場拡大を実現できれば、メキシコのコミュニティが、最先端の送金サービスを手に入れることが出来る日は、そう遠く無いのかも知れない。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

英Mercury-FX、仮想通貨XRP(リップル)を利用した「xRapid」の国際商業送金に成功
Mercury-FXは6日、xRapidを利用した国際商業送金の成功を発表した。2019年前半までに中東やカナダなど、10ヶ国のxRapidの実利用展開を予定している。
英Mercury FX、仮想通貨XRP(リップル)を利用する「xRapid」で数百万ドルの送金実験を予定
英Mercury FXは、百万ドル以上の資金をRipple社の送金ソリューションであるxRapidを使用して他国に送金する予定であることをHPにて明かした。xRapidの採用で仮想通貨XRPの実需が注目される中で、具体的な金額を明示した発表が行われた。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者10,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/15 金曜日
19:33
金融庁、仮想通貨仲介業の登録説明会を開催 6月上旬施行に向け解釈明確化へ
金融庁は15日、改正資金決済法で新設される仮想通貨・ステーブルコイン仲介業の登録事前説明会を開催。施行は2026年6月上旬の見込みで、「画面遷移の有無」は媒介判定の決定要素でないとの解釈も示された。
17:25
スペースX、5月中にもIPO目論見書を公開へ ビットコイン保有が初開示か=報道
スペースXが来週にもIPO目論見書を公開する見通し。8,285BTCのビットコイン保有が初めて公式開示される見込みで、仮想通貨市場への影響も注目される。
16:13
バイナンスリサーチ、2030年に仮想通貨ユーザー30億人到達を予測 
バイナンス・リサーチが2030年に仮想通貨ユーザー30億人到達の可能性を予測。オンボーディングやAI・ソーシャル層の統合が普及拡大の鍵と分析した。
14:00
AI悪用で深刻化する北朝鮮の金融業界サイバー攻撃、2025年被害額が前年比51%増に=レポート
クラウドストライクの最新レポートで、北朝鮮関連ハッカーが2025年に約20億ドル相当の仮想通貨を金融業界から窃取と判明した。AI活用やIT工作員潜入など手口も巧妙化している。
13:25
韓国最大手銀Hana、仮想通貨取引所Upbit運営会社に1000億円超出資 持分比率6.55%に
韓国大手のハナ銀行が、Upbit運営会社Dunamuの株式228万株を6億7000万ドルで取得した。ウォン建てステーブルコインのインフラ構築でも協力する方針で、韓国伝統金融の仮想通貨分野への関与が加速。
11:39
ファセット、ステーブルコイン決済基盤の強化に向け約80億円を調達 SBIグループら出資参加
ファセットがSBIグループらから約80億円のシリーズBを調達。ステーブルコイン決済インフラ「Fasset's Own Network」を軸に、125カ国の新興国市場での中小企業向け金融サービス拡大を加速する。
11:20
テザー社・トロン・TRM Labs、計700億円超の不法資産を凍結
テザー社は、同社とトロンとTRM Labsの共同イニシアチブが計700億円超の違法な資産を凍結したと発表。仮想通貨に関連する金融犯罪をターゲットにして規制上の協調を強化していると説明した。
10:58
日本発のNyx Foundation、AIエージェント専用イーサリアムレイヤー2「Eris」開発を開始
一般社団法人Nyx Foundationが、AIエージェント専用Ethereum Layer 2「Eris」の開発とAIコンペ「ASCON」のスポンサー募集を開始。DeFiセキュリティの公共財化を目指す。
10:05
DeFiデベロップメント2026年1~3月期決算、ソラナ保有拡大と転換社債買い戻しを報告
仮想通貨ソラナのトレジャリー企業DeFiデベロップメントが1~3月期決算を発表。1株当たりSOLが前年比で増加した。独自バリデータで高利回りを実現している。
09:44
JPモルガン、イーサリアムとアルトコインのビットコイン劣後「当面続く」と警告=報道
JPモルガンが5月14日のレポートでETH・アルトコインのビットコイン比較劣後を指摘。イーサリアムのDeFi TVLシェアは2025年初から63.5%→53%へ低下し、Glamsterdamアップグレードの効果を市場はまだ織り込んでいない。
09:25
コインベース、ハイパーリキッドでUSDCの利用促進へ
仮想通貨取引所コインベースは、ハイパーリキッドのステーブルコインUSDCの正式なトレジャリー・デプロイヤーになったことを発表。主要ステーブルコインとしてUSDCの利用を促進する。
09:05
ビットコイン上昇、米クラリティー法案の進展を好感 焦点は上院60票の壁|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは、15日朝にかけて上昇し、一時、前日比で約50万円高となった。背景には、米国のクラリティー法案が上院銀行委員会で可決され、法案成立に向けた進展が確認されたことがある。
08:40
ジェミナイQ1決算、売上高42%増 予測市場に本格参入
米上場の仮想通貨取引所ジェミナイが2026年Q1決算を発表。総売上高は前年比42%増の5030万ドル。予測市場・デリバティブへの本格参入とウィンクルボス兄弟による1億ドルの戦略的出資も明らかになった。
07:20
米ビットワイズ、HYPE現物ETFをNYSE上場へ ステーキング報酬提供
米ビットワイズがハイパーリキッド(HYPE)の現物ETFのNYSE上場を発表。米国初の内製ステーキング機能を搭載し、高成長を続ける分散型取引所エコシステムへの投資機会を提供。
06:55
米VC大手a16zが今夏に日本初拠点を設立、創業者が高市首相に直接表明
米大手VCのa16zが今夏、東京に初の海外拠点を設立する。創業者ベン・ホロウィッツ氏が5月14日に高市首相と面会し表明。5月5日には22億ドルの第5号仮想通貨ファンドの調達も完了している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧