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MASS:PoCブロックチェーンコンセンサスエンジン

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

本稿は企業が広報のために発信するプレスリリースです。CoinPostの執筆記事ではありません。

本記事では『Filecoin』『Lambda』なども使用するProof of Capacityアルゴリズムを使用したコンセンサスエンジン『MASS』を紹介します。

Proof of Capacity(PoC)とは?

Proof of Capacityは、PoWやPoSと異なり、コンピューターの空きストレージを利用して分散台帳に記帳を行うコンセンサスアルゴリズムです。

PoCを使用したプロジェクトには、Filecoin、Lambda、Chia、BurstCoinなどさまざまなものがあり、中国コミュニティを中心に、PoCは2020年のトレンドとなりつつあります。

MASSとは?

MASSは、2015年から2017年にかけてMITのトップレベルのコンピュータサイエンティストにより考案されたPoCに基づくコンセンサス技術を使用したコンセンサスエンジンであり、ビットコインの高いエネルギー消費問題の解決に成功しました。最も重要な特徴は,一人ひとりのユーザーが少量のスペースを提供し、これをマルチデータの保存・検証に使うことができることです。MASSコミュニティの開発者は、その上でMASSコンセンサスエンジンを開発しました。このエンジンは基礎としての通用コンセンサスという角度から、クロスチェーンを実現しました。

また、MASS NetというプロジェクトはMASSコミュニティに開発され、2019年9月にメインネットがリリースされました。中国、日本、ロシア、タイコミュニティがあります。

MASS Netはコミュニティ主導のオープンソースプロジェクトであるため、財団や営利団体などはなく、プレマイニングやICOも行っておらず、公平性の保たれたネットワークとなっています。

MASSのマイニングと経済モデル

MASSのマイニングには、ハードディスクマイニング、ステーキングマイニング、バインディングマイニングの3種類があり、1024MASSのブロック報酬がこの三者に一定割合で割り当てられます。

ステーキングマイニングとバインディングマイニングは、MASSにおけるトークンの価格崩壊防止のための経済インセンティブモデルとして機能します。

・ハードディスクマイニング

自分のPCのストレージを利用するローカルマイニングと、クラウドストレージを購入してマイニングを行うクラウドストレージマイニングがあり、ブロック報酬の18.75%(192MASS)が割り振られます。

ローカルマイニングにはハイスペックなPCは不要ですし、クラウドストレージは少額から購入可能であるため、MASSのマイニングには誰でも気軽に参加できます。

・ステーキングマイニング

MASSをステーキングすることで、ステーク量上位30人にステーク量に比例してブロック報酬の18.75%(192MASS)が割り当てられます。

・バインディングマイニング

ハードディスクマイニングのマイナーは、一定量のMASSをバインドすることで、ブロック報酬の62.5%(640MASS)を受け取ることができます。バインドされていない場合、62.5%のブロック報酬は、ステーキングマイニングに対する報酬に割り当てられます。

MASSにもビットコインなどと同様に半減期があり、一定期間ごとにブロック報酬が半減していきます。

MASSコミュニティが成長するにつれ、「誰もが参加できるブロックチェーン」というMASSのビジョンが着実に実現されると期待されています。

MASS日本コミュニティ:https://twitter.com/MASSNetJapan
MASS日本Telegram group:t.me/MASSNet_FansJP
MASSホームページ:https://massnet.org/ja/

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