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シンガポールのデジタル資産取引所『DigiFT』が、Shanda Group主導のプレシリーズAで1,050万米ドルを調達

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本稿は企業が広報のために発信するプレスリリースです。CoinPostの執筆記事ではありません。

2023年2月28日(火)シンガポール – STO(Asset-backed Tokens:資産担保型トークン)向けのDEX(Digital Asset Exchange:分散型デジタル資産取引所)であるDigiFTは、本日、プレシリーズA資金調達ラウンドを完了し、1,050万米ドルを調達したと発表した。

今回の投資ラウンドは、Shanda Groupの主導による。Shanda Groupは、1999年に中国のオンラインエンターテインメントのパイオニアであるティアンチャオ・チェン(Tianqiao Chen)氏とその家族が設立した、世界有数の個人投資会社である。

Shanda Groupの事業は、①プライベートエクイティ(ベンチャーキャピタル)、②公開株、③不動産、④天然資源の4つの投資部門に分かれている。今回の投資ラウンドに参加した他の投資家には、先進的なブロックチェーン起業家に投資を行うマルチステージ・グローバルベンチャーキャピタルのHashKey Capital、シンガポールと上海に拠点を持つWeb3ベンチャーキャピタルのHash Global、Fosun Groupの共同創業者リアン・シンジュン(Liang Xinjun)氏が100%出資するシンガポールの投資会社Xin Enterprise Pte. Ltd.、デジタル技術産業のエコビルディングキャピタルのNorth Beta Capitalなどが名を連ねる。

DigiFTは2020年に、East West Bankの中華文化圏CEO、CitibankおよびStandard Chartered Bankで中国副CEOを務めたヘンリー・ジャン(Henry Zhang)氏によって設立された。金融機関やフィンテック企業で豊富な経験を持つリーダーシップチームが指揮を執る。

「集中型金融と分散型金融のギャップを埋める」というビジョンを持つDigiFTは、シンガポール金融管理局(MAS)のフィンテック規制のサンドボックスに登録された、最初にして唯一のDEXである。これは、債券や株式などの金融資産を裏付けとするセキュリティトークンの二次取引により流動性を促進する、オートマチックマーケットメイク(AMM)メカニズムである。

AMMメカニズムは、イーサリアムのパブリックブロックチェーン上において、当局の規制をクリアした分散型金融ソリューションを提供することを目的としている。

デジタル資産の所有者は、ブロックチェーンベースのセキュリティトークンを、効率的かつ費用対効果の高い方法で発行できる。さらに投資家は、AMMメカニズムを介して常時継続的に流動性のある取引が可能となり、自分自身のウォレットでデジタル資産を安全に管理することができる。

今回新たに調達した資金は、アジア、中東、欧州でのライセンス申請支援、市場参入、技術開発のほか、イノベーション能力の向上にも利用される。

「『当局の規制をクリアしたDeFi取引所になる』という私たちのビジョンに、投資家からの厚い信頼が得られたことに大変勇気づけられた。この1年間、業界は大変厳しい状況にあった。

今回の資金調達は、伝統的な金融とWeb3金融の間にあるギャップを埋めることは、大きなビジネスチャンスにつながることを証明するためのものだ。

Web3は私たちに金融業界を変革する武器を与えてくれた。さて、私たちの旅はどこまで行けるのだろうか?とても楽しみだ。

シンガポールは国際金融ハブとして、強固な法体制とブロックチェーン技術によるトークン化に対する政府からのバックアップがある。規制当局との協力により、業界に健全な発展をもたらせることが本当に楽しみだ」

とDigiFTの創業者でCEOのヘンリー・ジャン氏は語った。

Shanda Groupの創業者で会長兼CEOのティアンチャオ・チェン氏は、

「DigiFTの魅力は、DeFi業界内に存在するギャップを完全に理解するリーダーチームにある。彼らの卓抜した能力と、伝統的な金融機関での豊富な経験と、Web3金融サービスに関する先進的な知見の、三者の融合にある。

単に市場のリーダーとなるだけでなく、DeFi業界における世界標準としての実力を世界に納得させてくれた」

と語った。

今回、DigiFT取引所のさらなる成長を実現するために新たな資金を調達し、目下、人材充実の計画も進行中である。DigiFTは、Web3だけでなく、伝統的な金融を理解する人材も大切にしている。

これらの人材は、シンガポール採用はもちろん、DigiFTが将来進出を検討している地域での採用にも対応可能だ。

-了-

お問い合わせは、下記のとおり。

SPRG
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Email:pooja.shah@sprg.com.sg
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Email:deborah.dayani@sprg.com.sg
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DigiFT
イヴリン・シオン
(Evelyn Xiong)
Email:media@digift.com

DigiFTについて

DigiFTは、2020年に設立された、STO(Asset-backed Tokens:資産担保型トークン)向けのDEX(Digital Asset Exchange:分散型デジタル資産取引所)である。DigiFTは、シンガポール金融管理局(MAS)のフィンテック規制のサンドボックスに登録された最初にして唯一の分散型デジタル資産取引所である。

金融資産に裏付けられたセキュリティトークンの二次取引により流動性を促進する、オートマチックマーケットメイク(AMM)メカニズムである。AMMメカニズムは、イーサリアムのパブリックブロックチェーン上において、当局の規制をクリアした分散型金融ソリューションを提供することを目的としている。

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