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SBI決算説明会、北尾社長が米リップル社やR3のIPO(新規公開株)に言及

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル社のIPOに言及

28日に行われた、SBIホールディングス株式会社(以下、SBI)の2021年3月期の決算説明会で、出資先のリップル社や米R3社のIPO(株式公開)に言及した。

北尾社長は「革新的技術を有するベンチャー企業投資」の方針について語る中で、リップル社について言及。米SECとの訴訟問題が終結すれば、新規株式公開(IPO)を目指すことになるとの見解を示し、同社経営陣もその意向があるとした。同社のIPOは、これまでも度々示唆されている。

北尾社長は、「SBIはリップル社の株式の10%以上を保有しており、外部筆頭株主として入っているR3社も株式公開を検討している」と言及。潜在的な価値の高さを主張した。R3はDLT(分散型台帳技術)プラットフォームCordaを開発する企業。 

米リップル社のGarlinghouse CEOおよび共同創設者のChris Larsen氏は、暗号資産(仮想通貨)XRPを未登録証券として販売したとして、昨年12月に米証券取引委員会(SEC)から提訴され、その後、裁判で応酬が続いている。

関連:米SECが提訴したリップル社裁判の進展と今後のスケジュール

決算説明会ではさらに、SBIが傘下に収めるマネータップ社が提供する、XRPの分散型台帳技術を搭載したスマートフォン向け送金アプリ「Money Tap」を利用し、「コストが極めて安く、スムーズに、スケーラビリティもあり、セキュリティも高い」送金を実現していく方針も明かした。

現在、6つの銀行が接続しており、内定している3行を含め、年内に地域金融機関を中心に20行が接続する見込みであるという。

仮想通貨関連事業の業績

SBIは、SBI VCトレード、TAOTAO、B2C2、SBI Cryptoといった仮想通貨関連企業を傘下に収めている。

2021年3月期の合計税引前利益は、金融サービス事業セグメント(SBI VCトレード、TAOTAO、B2C2など)に含まれる仮想通貨取引事業は106億円、その他事業セグメント(SBI Cryptoなど)に含まれる仮想通貨関連事業は83.5億円。合計すると、前年度より100億円以上の増収となる約190億円となった。

SBI VCトレードが行う仮想通貨取引事業の順調な拡大などにより、SBIグループ全体にシナジーが生まれ、トレーディング収益が大幅に伸長したとしている。

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