はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

コインベースCLO、クラリティ法のステーブルコイン利回り交渉「48時間以内に進展」と発言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • クラリティ法のステーブルコイン利回り問題、48時間以内に進展か
  • 仮想通貨業界vs銀行業界の交渉、最終局面との見方

合意に近いとの見方を示す

米大手仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)の最高法務責任者(CLO)ポール・グリーウォル(Paul Grewal)は4月1日、米経済メディア「フォックス・ビジネス(Fox Business)」のインタビューに出演し、デジタル資産市場構造法案「クラリティ法」におけるステーブルコイン利回り問題について「合意に極めて近い状態にある」と述べ、48時間以内、すなわち今週金曜日中に交渉が進展するとの見方を示した。

クラリティ法は、デジタル資産に対する米証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)の管轄を明確に線引きすることを目的とした包括的な市場構造法案だ。グリーウォルはこの法案を、昨年成立したステーブルコイン規制法「ジーニアス法(GENIUS Act)」に続く「未完の課題」と位置づけ、仮想通貨業界の長期的な発展に不可欠だと強調した。

今回の争点となっているのは、ステーブルコイン残高に対する利回り付与の可否だ。米国の銀行業界は、仮想通貨プラットフォームが顧客にステーブルコイン保有への報酬(リワード)を提供すれば、従来の銀行から大規模な資金流出が起きると主張し、利回り禁止を強く求めている。

一方コインベースは、制限を設ければ米国のイノベーションが損なわれ、消費者にも不利益をもたらすと反論し、継続的に異議を唱えてきた。

グリーウォルは「報酬の重要性についての認識が広まりつつある」と述べ、銀行業界が直面する課題とステーブルコイン利回りの問題を混同すべきではないとも指摘した。グリーウォル氏の見解では交渉は最終局面を迎えており、合意に至った場合、次のステップは上院銀行委員会での正式な法案審議(マークアップ)になると見られる。

クラリティ法を巡っては、上院銀行委員会が今年1月に予定していた審議を延期するなど、交渉はこれまで難航してきた。

その後、ホワイトハウスが仲介役となり、仮想通貨業界と銀行代表の間で協議が続けられてきた経緯がある。予測市場では2026年内の成立確率が一度約51%と、今年初めの70%超から低下しており、今後の動向が注目される。

関連記事: 米クラリティー法案、成立は実現可能か 上院を阻む3つの対立点

米国の仮想通貨市場構造法「クラリティー法案」が上院で難航。ステーブルコイン利回り問題でコインベースが支持を撤回し、DeFi規制・倫理条項も対立。中間選挙前の成立を目指すが、道筋は依然不透明だ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/11 月曜日
14:54
ビットコイン現物ETF、6週連続の純流入 先週は約975億円の資金流入
ビットコイン現物ETFに先週約975億円の純流入、6週連続のプラス。IBITが流入をけん引し、累積純流入額は593億ドル超に。
14:14
スイ、今年中に秘匿取引を導入へ プライバシー決済と大規模決済に対応
Mysten LabsのアビオドゥンCPOが、Suiブロックチェーンで2026年中に秘匿取引機能を導入すると表明。プライバシー決済と大規模決済への対応を目指す。
13:30
ブラックロック、トークン化MMF関連商品2件をSECに申請
ブラックロックがステーブルコイン保有者向けのオンチェーン対応MMF関連商品2件をSECに申請した。両ファンドは、ステーブルコインで資産を保有する投資家が、規制準拠型の安全資産で利回りを獲得できるように設計されている。
13:02
ストラテジーのセイラー会長、ビットコイン売却可能性について詳細語る
ストラテジーのセイラー会長が仮想通貨ビットコイン売却の可能性と戦略的意図を解説した。損益分岐点や、純購入者の立場を維持する意欲も示している。
10:56
12年以上休眠の古参ホルダー、500BTCを移動 含み益は約88倍に=Lookonchain
12年以上休眠していたビットコインの古参ホルダーのウォレットが500BTCを移動。取得時の約88倍となる約4,062万ドル相当で、含み益は約4,017万ドルに達する。
10:23
カントン・ネットワーク、470億円規模の資金調達を計画=報道
金融機関向けブロックチェーン「カントン・ネットワーク」運営会社が、a16zクリプト主導で約470億円の資金調達を目指している。大手企業から注目を集める中での動きだ。
08:43
モルガン・スタンレーのビットコインETF、運用開始1カ月で約304億円を純流入 日次流出はゼロ
モルガン・スタンレーのビットコインETF「MSBT」が運用開始1カ月で約304億円を純流入。日次流出ゼロという記録を達成し、機関投資家の強い需要を示した。
08:13
韓国の仮想通貨保有額、1年余りで半減 株式市場好調が資金吸収
韓国の仮想通貨保有額が1年余りで半減。株式市場への資金流出に加え、AML規制強化や2027年の22%課税方針が市場の重しとなっている。
05/10 日曜日
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETHのグラムステルダム集中作業やソラナとグーグルのAI決済発表など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|ビットコインの量子脅威対策や5年以内100万ドル到達の強気予測に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインの量子コンピュータ対策、VanEckのマシュー・シーゲル氏によるビットコイン価格の強気予測、ホワイトハウスによるクラリティー法案の成立目標設定に関する記事が関心を集めた。
05/09 土曜日
13:15
トランプ・メディア1〜3月期決算、仮想通貨下落などで大幅損失 キャッシュフローは黒字維持
トランプ・メディアが2026年1~3月期決算を発表。仮想通貨などの含み損が響き大幅な純損失を計上。一方、金融資産は前年比3倍に拡大し営業キャッシュフローは黒字だ。
11:00
ジーキャッシュ、量子コンピュータ耐性ロードマップを公表 クロスチェーン流入も好調
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュの開発企業CEOは、量子回復性ウォレットを1か月以内に展開し、18か月以内に完全なポスト量子化を目指すと表明した。
10:20
米上院銀行委員会、クラリティー法案を5月14日にマークアップ予定
米上院銀行・住宅・都市問題委員会が5月14日の正式会合で注目の「クラリティー法」のマークアップを実施する予定だ。利回り条項は妥協済みだが、トランプ一族の仮想通貨利益をめぐる倫理条項が新たな焦点に浮上した。
08:10
コインベース、サービス障害発生後に取引再開
仮想通貨取引所コインベースは、サービス障害が発生したと発表。その後、主要な問題は完全に解決したと説明しており、停止していた取引サービスを再開している。
07:55
アプトス、機関取引・AIエージェント向け基盤に78億円超を投入
アプトス財団とアプトス・ラボが8日、機関投資家向け取引と自律AIエージェントの2分野に特化した5000万ドル超のエコシステム投資を公表。自社プロダクト、研究、プロトコル基盤、戦略ファンドに資金を配分する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧