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英中銀副総裁、「銀行はデジタル通貨の普及に順応するべき」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イギリス中銀の姿勢

イギリス中央銀行「イングランド銀行」のSir John Cunliffe副総裁がデジタル通貨の普及と商業銀行の関係性について発言した。

米コロンビア大学のオンラインセミナーに登壇したCunliffe副総裁は、暗号資産(仮想通貨)を含むデジタル通貨が進む中で、銀行のビジネスモデルを守るのは「中央銀行の仕事ではない」として、銀行がデジタル通貨の普及に順応する必要があると指摘した。

そのほか、副総裁は政治家に向けて、中央銀行発行のデジタル通貨(CBDC)の影響について調査するよう促した。

政策に準拠しない民間発のデジタル通貨が実現する前に、政治家らは率先して取り組むべき課題とする必要がある。

ーSir John Cunliffe副総裁

英CBDC

イングランド銀行と米連邦準備理事会は先日、欧州中央銀行(ECB)が開催した中央銀行における年次フォーラムで、CBDCに関する取り組みについて討論を行っていた。

イングランド銀行のAndrew Bailey総裁は仮想通貨の利用拡大を念頭に、一般市民がCBDCで貯蓄することや、支払うことに信頼感を持つことによって、テザー(USDT)やフェイスブックが主導するリブラなど、民間発ステーブルコインに取って代わる可能性があると指摘した。

現在イングランド銀行はCBDCの研究を進めているが、実際に発行するめどは立っていない模様だ。Bailey総裁は7月のオンラインセミナーでCBDCの導入時期について「今後数年の間」に行われるとの個人見解を明かした。

関連米・欧・英の3中銀、デジタル通貨発行に前向き姿勢=ECBフォーラム

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