ファントム(FTM)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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10/18 (水)
ファントム財団関連ウォレットにハッキング 8,000万円以上流出か
ファントム財団は、複数ウォレットがハッキングされ仮想通貨イーサリアムなどが流出したことを確認した。被害額は8,240万円以上と推定される。
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02/05 (日)
週刊仮想通貨ニュース|岸田総理へのWeb3に関する質問に注目集まる、ETH供給量が純減など
今週は、岸田総理に自民党の平将明議員がWeb3に関する質問を行ったニュースが最も多く読まれた。このほか、仮想通貨イーサリアムの供給量が純減したことなど、一週間分の情報をお届けする。
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01/30 (月)
ビットコイン直近高値更新、FTMは前週比23.7%高
暗号資産(仮想通貨)市場ではビットコインが23637ドルまで続伸するもFOMC控え上値は重い。アルト相場ではファントム(FTM)が前週比23.7%高となった。
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01/21 (土)
ファントム(FTM)、取引手数料を元手にエコシステム基金を開設
ファントムブロックチェーンを支援する非営利組織Fantom Foundationは、エコシステム基金の運用をスタートしたことを発表した。Ecosystem Vaultはファントムブロックチェーンで発生した取引手数料の10%を元手とする。
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01/04 (水)
バイナンス、14の通貨ペアを提供廃止へ
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CoinPost
08/03 (水)
Ankr、ステーキングサービス実装のための開発キットを公開
ブロックチェーンノードホスティングのAnkrは、ステーキングサービスを実装するためのソフトウェア開発キットをリリース。開発者がプロジェクトにソリューションを統合可能となる。
CoinPost
08/03 (水)
DeFiレンディング大手Aave開発者、ファントムの統合停止を提案
DeFiレンディング大手Aaveの開発者は、Aave V3のFantom市場を凍結する案を提出した。背景としてクロスチェーンブリッジのリスクなどを挙げている。
CoinPost
07/02 (土)
ブロックチェーンノードAnkr、DNSハイジャック受ける
ブロックチェーンノードのホスティングソリューションAnkrは、DNSハイジャックを受けていることを報告。ポリゴンや、ファントムのRPCエンドポイントに影響が出ている。
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04/07 (木)
バイナンス、ファイルコイン(FIL)やジリカ(ZIL)など6つの通貨ペア追加
仮想通貨取引所バイナンスは6つの仮想通貨取引ペアの追加を発表。エイプコイン(APE)やSTEPNのガバナンストークン(GMT)などの通貨ペアの取引を開始する。
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03/11 (金)
DeFiプロトコルFantasm Finance、3億円のハッキング被害
仮想通貨ファントムのDeFiプロトコル「Fantasm Finance」が9日、ハッキングを受け約3億円が流出したことが分かった。
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ファントム(FTM)の​​概要

ファントム(FTM)は、イーサリアム(ETH)と特徴が良く似た仮想通貨で、スマートコントラクトプラットフォームで使用されている。実際にブロックチェーンはイーサリアムと互換性がある。

これからファントムのブロックチェーン上には、イーサリアムと同様に、DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)などのプラットフォームが増えていく予定。「Fantom Foundation」という財団が開発を主導しており、メインネットは2019年12月にローンチされた。

ファントムの用途は送金、手数料の支払い、ステーキング、ガバナンスの4つ。総発行量は約31億枚である。

現在ファントムは独自ブロックチェーンの規格のほか、イーサリアムの規格「ERC-20」とバイナンスチェーンの規格「BEP-2」の3種類が流通している。

ブロックチェーンの特徴

ファントムを開発する主な目的は、「スケーラビリティ・セキュリティ・分散性」の3つ全てを同時に実現することは困難であるという「ブロックチェーンのトリレンマ」を解決すること。

ラケシスという独自のコンセンサスアルゴリズムを導入し、非同期で合意形成を行いながら、有向非巡回グラフ(DAG)というデータ構造を採用するなどして、処理を速めている。

コンセンサスでは「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」の仕組みも導入。現在もセキュリティを維持しながら、ノードの数を増やして分散性を高め、ネットワークを発展させている。

ユースケース

大企業との提携のような大きなユースケースはないが、現在もネットワーク上ではdApps(分散型アプリ)の開発が進められ、他のプロジェクトとの連携を開始。

2020年3月には、仮想通貨チェーンリンク(LINK)のプロジェクトとの協業を発表している。ファントムのdAppsは、仮想通貨の価格データ等の外部情報を入手するために、チェーンリンクの分散型オラクルを使用できるようになった。

また2021年11月には、235の国と地域に仮想通貨決済サービスを提供するCrypoRefillsが、決済の処理手段としてファントムのブロックチェーンを採用したことを発表。手数料が安いことや処理能力が高いことを採用の理由に挙げている。