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ファントム(FTM)、取引手数料を元手にエコシステム基金を開設

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

エコシステム基金の運用開始

L1ブロックチェーン ファントム(FTM)を支援する非営利組織Fantom Foundationは20日、取引手数料の10%を元手とするエコシステム基金の運用をスタートしたことを発表した。ファントムブロックチェーンで発生した取引手数料が資金源となる。

「Ecosystem Vault」はコミュニティの意思決定プロセスを通して管理される分散型オンチェーンファンド。ファントムエコシステム上の発展を目的に、プロジェクト、アイデア、プロダクトに資金を提供する。

資金援助を受けたいプロジェクトは開発目標、タイムライン、KPI などをまとめた提案書を提出し、少なくとも55%の定足数を満たした投票で55%以上の賛成票を集める必要がある。

一括の支払いでは資金の持ち逃げのリスクがあるため、金額と期間に応じて直線的に支給される。資金調達プランは4つ設けられており、最短1か月500,000 FTM(1,800万円)、最長6か月300万 FTM(1.35億円)の枠組みから選択して申請できる。

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ファントムとは

ファントムは、イーサリアム(ETH)のライバルを指すイーサリアムキラーの1つとされるブロックチェーン。処理能力が高く、取引手数料が安い等の特徴がある。

スマートコントラクト機能を有し、イーサリアムと互換性があるため、イーサリアムのブロックチェーン上にあるdApps(分散型アプリ)を、即座にポート(移植)することも可能だ。

データサイトCrypto Feesによると、過去1週間にファントムのネットワーク上で1日平均75万円の手数料が発生している。

ファントム上の取引手数料の支払いに使用される仮想通貨ファントム(FTM)の価格は前日比14.5%高騰。執筆時点でFTMは時価総額1,155億円、仮想通貨市場54位となっている。

関連:初心者でもわかる仮想通貨Fantom(FTM)とは|注目点と将来性を解説

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