Iron BankがFantom上に
C.R.E.A.M.(Cream Finance)は、予てより提携していたYearn Financeとの提携の次の段階として、Iron BankをFantom上でローンチしたことを発表した。
C.R.E.A.M.は、DeFiの分散型レンディングプロトコルで、暗号資産(仮想通貨)を個人間でも貸し借りできるサービスを提供する。
The Iron Bankは「Cream バージョン1の、よりフレキシブルなバージョン」とされ、Cream V2の一部としてプロトコル同士のレンディングサービスを提供する。
Iron Bankは、Yearnエコシステムにおいて公式の貸付部門の役割を担うとされている。
Fantom上でのローンチに伴い、CreamのFantomマーケットは、Iron Bank Fantomへとアップデートされる。これはIron Bankの流動性をスタート時から確保するためとしており、既存ユーザーは特別な操作を行う必要はないという。
また、Cream Fantomを利用していたユーザーに対しては、サービスへアクセスする画面がyearn.fiへと移動することに注意を呼びかけている。
すぐにC.R.E.A.M.からFantomマーケットへのアクセスができなくなるではないものの、Yearn Financeからへと一本化される模様だ。
また、今回のローンチと同時に、今後C.R.E.A.M.とYearn Financeはマルチチェーン戦略におけるパートナーとなり、新チェーンへの進出に際し協力体制を築くことも発表された。