はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨STOプラットフォームtZEROが来週末にリリース予定|60社とセキュリティトークン発行について協議中

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

有望なSTOプラットフォームのリリースが来週末に迫る
仮想通貨STOプラットフォームであるtZeroが来週末の1/26にまでリリースする予定であると同社CEOが発言した。tZEROはSTOプラットフォームとして高い期待が寄せられているプロジェクトの1つであり、自社のSTOを昨年8月にも実施している。
tZEROに上場するトークンは
tZEROは自社のセキュリティトークンをこのプラットフォーム上で取り扱うと考えられる他、60社とセキュリティトークンの発行について話を進めているという。その企業の中には、自動車ベンチャーであるElio Motors、中国ファンドのGSR Capitalなどの名が挙がっている。

有望なSTOプラットフォームのリリースが来週末に迫る

STO(セキュリティトークン・オファリング)プラットフォームであるtZeroが来週末の1/26にまでリリースする予定であると、同社CEOのPatrick Byrne氏が言及した。

Byrne氏はCoinDeskの取材に対し、「すでにリリースの準備は整っているが、ユーザー登録のためにあと数日間を要する」と述べている。

tZEROはSTOプラットフォームとして期待が寄せられているプロジェクトであり、株式・債券や金・不動産などの価値を持つ資産が裏付けられたトークンをセキュリティトークンと呼び、同社はこれらを上場・取引できる取引システムを築くことを目指している。

これまでに同社は、tZEROのセキュリティトークンを機関投資家向けに販売し、開発に要する資金をSTOにより調達した。このトークンは1/10に提供が開始され、トークン保有者はtZEROの業績に応じて配当を受け取ることができるという。

つまり、tZEROの実質的な株式としてセキュリティトークンが用いられる予定だ。

また、tZEROは米大手Eコマース企業OverstockのベンチャーファンドMedici Venturesの子会社であり、投資家からの信用も高いプロジェクトで、昨年12月にも、Medici Venturesの代表であるJonathan Johnson氏が”tZEROのリリースは1月に行われる予定だ”と述べている

tZEROに上場するトークンは

tZEROは今後、Medici Venturesで前COOを務めたSteven Hopkins氏によって率いられる予定だ。同社は現在、迫るリリースに向けて 2つの管理職の採用を急いでいる。トークン発行の責任者と、インハウスのディーラー責任者、すなわちtZEROのリテール顧客をまとめるポジションの2つだ。

tZEROは自社のセキュリティトークンをこのプラットフォーム上で取り扱うと考えられる他、60社とセキュリティトークンの発行について話を進めているという。中でも、Byrne氏はおそらく次にSTOを行う企業として自動車ベンチャーであるElio Motorsの名を挙げている。

また昨年12月には、中国ファンドのGSR CapitalがtZEROプラットフォームでコバルト取引のためのトークンを発行すると報じられた。GSR Capitalは日産自動車のバッテリー事業を買収したことでも知られる。

同時に同社は3000万ドル(約33億円)に相当するtZEROのトークンを購入する形で、tZEROへの出資を行う予定だと伝えられた。しかし、この提携はGSR側の要望により延期となり、出資はまだ実現されていないとByrne氏が明らかにしている。

CoinPostの関連記事

米eコマース大手Overstock:STOプラットフォームtZEROにて投資家向けセキュリティトークンの提供開始を発表
米eコマース大手「Overstock.com」が所有するセキュリティトークンのプラットフォームtZEROにて、昨年8月までに投資家1000人によって購入された分のトークンの提供を開始したことが判明した。
米大手EコマースOverstock社が「仮想通貨・ブロックチェーン事業」への本格参入を表明
同社は現在の収益の中心である小売事業を近いうちに売却し、仮想通貨やブロックチェーン技術に注力する意向であると公表。同社のプレスリリースに合わせて市場は大きく反応し、株価は23日に前日比26%の上昇を見せている。
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/12 土曜日
13:30
ブラックロックの仮想通貨ETF運用資産が前四半期比9%減 2025年1~3月期
資産運用大手ブラックロックが2025年1~3月期の決算を発表。仮想通貨ETFの運用資産が前四半期比で9%減少していた。トランプ政権による関税懸念が背景にある。
13:05
英国初、スコットランドの名門校がビットコイン学費支払いを導入
ロモンド・スクールが英国初となる仮想通貨ビットコイン学費支払いを2025年秋学期から開始。自由市場を重視するオーストリア学派経済学と分散型テクノロジーをカリキュラムに統合し、実践的な金融教育を提供。
10:20
米SEC二回目の仮想通貨円卓会議、トークン化証券の規制緩和を議論
米証券取引委員会が仮想通貨規制の円卓会議2回目を開催。取引所規制を議題として、デジタル証券取引に対する条件付き規制緩和を行う可能性が示唆された。
10:05
株価が一週間で12倍以上急騰の米上場企業Janover、14億円相当のソラナを取得 
商業不動産テック企業Janoverが新資産戦略で仮想通貨ソラナ大量購入を実施。即時ステーキング開始と検証ノード運営計画で仮想通貨エコシステムへの積極参加を表明。株価は1100%超上昇。
08:15
トランプ関税でビットコインマイニング収益悪化 赤字企業続出
米国トランプ大統領の関税政策により、ビットコインのマイニング収益率が大幅に下落。多くのマイニング企業が損益分岐点を下回り、S19 Pro機器の大規模シャットダウンの可能性が高まっていると指摘されている。
07:35
ミームコイン『Fartcoin』一週間で75%高騰、関税緩和期待で資金が流入
仮想通貨Fartcoinが30%上昇。トランプ大統領の相互関税停止表明を受け、ミームコイン市場は貿易戦争の軟化を受けて反発ムードに。
07:15
北欧議員、ビットコイン準備金を提案 米国を参考に
スウェーデンの議員は財務相に対し、準備金に仮想通貨ビットコインを加えることを検討しているか質問。米トランプ政権の動向などに言及し、ビットコインの保有することのメリットを説明している。
06:35
ビットコイン84000ドル回復 FRB利下げ観測強まるも市場リスクは後退せず
米CPIの下振れ及び景気後退リスクでFRBの利下げ期待が浮上。仮想通貨ビットコインは84,000ドルを回復するも、米中関税と債券市場の不安が続き、アナリストは市場リスクの継続に警鐘を鳴らす。
05:55
マクドナルド、株主のビットコイン購入提案を拒否 SECが対応を支持
マクドナルドが保守系株主団体からのビットコイン購入検討提案を拒否。SECは「通常業務に関連する」として同社の判断を支持した。
04/11 金曜日
17:22
ライブピア(LPT)の特徴と将来性、おすすめ取引所
ブロックチェーンで動画配信を効率化するLivepeer(LPT)の仕組みや特徴、AI機能、将来性、リスクをわかりやすく解説。
14:15
トランプ関税と貿易摩擦はビットコインに有利に働くか グレースケール考察
関税ショックとビットコイン 米暗号資産(仮想通貨)投資会社グレースケールは9日に発表した市場レポートで、関税と貿易摩擦は中期的にはビットコイン(BTC)の普及にプラスに働く可能…
13:40
金融庁、暗号資産を2分類する新規制案などで意見募集
金融庁が暗号資産規制の新枠組みを提案。資金調達型と非資金調達型の2類型に分け、それぞれ異なる規制を適用する方針。ビットコインなどの非資金調達型と、ユーティリティトークンなどの資金調達型で情報開示等の要件が異なる。利用者保護とイノベーション促進のバランスを重視。
13:00
リップルとSEC、和解に向け法的手続き一時停止を共同申請
リップルとSECが4月10日に第2巡回控訴裁判所へ法的手続き一時停止を共同申請。原則的合意に達し和解へ前進。リップルは同時期に12億5000万ドルでHidden Road買収を発表し、仮想通貨業界初のグローバルプライムブローカーとなった。
11:30
Glassnodeが読み解く仮想通貨市場の構造変化 ビットコインとイーサリアムに広がる格差
Glassnode最新レポート:トランプ大統領の「解放の日」関税発表による金融市場動揺で仮想通貨全体に圧力。オンチェーンデータが示す資本流入減少とBTC/ETH間の歴史的乖離などを分析。
11:20
米トランプ大統領、DeFiの税務報告義務を廃止する法案に署名
米トランプ大統領がIRSによるDeFiブローカー規則を廃止する法案に署名。過度な規制とプライバシー侵害の懸念を払拭したことになる。業界団体は『DeFiの技術的現実を考慮した法整備』の必要性を唱えている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧