はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

大手仮想通貨取引所CEOのCZ氏「今の仮想通貨市場は過小評価されている」|開発者による将来性を重要視

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CZ氏:仮想通貨市場は過小評価
仮想通貨取引所Binance初のカンファレンス【Binance Blockchain Week】上で、CZ氏は、現在の市場に関して、ブロックチェーン業界は今までの無い活気を見せつつも、低迷を続ける相場は過小評価されていると指摘。

CZ氏:仮想通貨市場は過小評価

複数のメディアの報道によると、現在シンガポールで行われている、仮想通貨取引所Binanceの初めての仮想通貨・ブロックチェーンカンファレンス【Binance Blockchain Week 】上で、同取引所のCEOを務めるCZ氏は、現在の業界について、自分自身の様々な見解を述べた。

まず、CZ氏は今現在の仮想通貨市場の相場は低迷しており、進んでいる開発や増える関心度に伴わないため、過小評価されていると示している。

今、より多くの人がこの業界に参入し、プロジェクトを進めている。そして、以前よりもより多くの投資家や開発者がカンファレンスに出席しているし、カンファレンスの数も増えてきている。

ビルダーたち(開発者)は開発を続けており、業界は今までのない活気を見せているので、相場は右肩下がりに偏りすぎると思う。

もちろん、私の個人見解だが、ブロックチェーン技術は大衆技術なのだ。

つまり、大衆に向けた技術は、より多くの利用者・開発者によって、支えられることが市場の土台となっている。

また、CZ氏は、2018年から続く相場の低迷期とは真逆で、2017年の急騰は「過剰反応」だったとの見解も示した。

2017年末の相場は、行き過ぎたと思っている。

当時は多くの人が中身のあまり無いホワイトペーパーとプロジェクトを持って業界へ押し込んできたので、価格は急騰したが、当然このような「ラッシュ」が静まれば、相場は崩れていく。

なお、先日、バイナンスのBNB通貨を6度目のバーンに際し、CZ氏はこのように2019年の仮想通貨市場について、意見を述べた。

私は最近の市場の動向に関してあまり心配はしていない。なぜなら、市場は常に過剰反応をするからだ。2018年の同じ頃、相場は上昇に過度に反応しすぎたが、今年は誰にもわからないと言えるだろう。しかし言えることもある。それは長期的に見れば、ビルダー(開発者)が必ず勝ち残ること。

このように、CZ氏は、単なる相場の数字よりも、実際プロジェクトを支えているビルダーたちに希望と将来性を見出している。

Binance Blockchain Weekに関して

バイナンスは1月19日〜22日にかけて、4日間のイベントを開催している。

セキュリティ性の高いバイナンス取引所は、次世代の開発者を支援するために、最初の二日間は、【Binance SAFU】のハッカソンが行われ、ブロックチェーン上で図れる詐欺やハッキングに対抗する技術の競争で、3つの優秀なチームがファイナルに進出し、各賞金を獲得。

そして、昨日よりカンファレンスが始まり、仮想通貨業界のトレンドや、ブロックチェーンのエコシステムをFire Chat(炉辺談話)で語られ、例えば、こちらでは、 CZ氏や、オンライン投資仲介大手のeToroの常務を務めるJasper Lee氏らは「中央集権取引所と非中央集権取引所」に関して、独自の見解を互いに示した。

記事内容はコインポストより逐一公開する予定です。

Binanceの経営陣と業界有名人50名がスピーカーとして登壇することが予定されているこのカンファレンスは本日が最終日となり、業界の今後に関する様々な重要見解が期待されている。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

2019年仮想通貨・ビットコインの展望|バイナンスのCZ氏や米名門大教授など専門家が見解を語る
低迷期が続いている仮想通貨だが、2019年の仮想通貨業界において様々な予想が飛び交っており、強気予想から懐疑的な意見まで数多く存在する。そこで2019年業界の動向がどうなっていくのか、複数の専門家のコメントをこの記事でまとめている。
バイナンスCZ氏、財産の99.99%が仮想通貨|ビットコイン下落相場に左右されずに普及を重要視
世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスの代表CZ氏は、ツイッターでのユーザーコメントに応じる形で、「自身の保有財産の内、99.99%が仮想通貨」になっていることを明かした。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者10,000名突破。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/19 金曜日
13:45
FOMC利下げ後、ビットコイン市場の課題と展望=Glassnode分析
米FOMC利下げ決定後のビットコイン市場をGlassnodeが分析したレポートを発表し、先物・オプション市場の動向、オンチェーン指標から今後のトレンドを予測した。次の方向性を見極める水準として、BTCのコストベースである11万5,200ドルという価格を提示した。
12:00
ステーブルコインに関する税金の基本 仮想通貨初心者こそ覚えておきたいポイント|Aerial Partners寄稿
日本でJPYC・USDCなどステーブルコインの利用が拡大中。仮想通貨にも詳しい税理士が税務上の取り扱いを初心者にもわかりやすく解説。雑所得の計算方法、確定申告の注意点、NFT購入・DeFi運用・他通貨交換時の課税ルールを具体例とともに詳しく紹介します。
11:56
BNBが大台の1000ドル突破、DOGEとXRP ETFの取引量はアナリスト予想を大きく上回る
暗号資産市場でBNB(旧:バイナンスコイン)が過去最高値の1,000ドル突破を達成。バイナンス創業者CZ氏のCEO復帰思惑や「Megadrop」需要が背景に。一方、米国初のドージコインETF(DOJE)とXRP現物ETF(XRPR)が取引開始から驚異的な取引量を記録し、アナリスト予想を大幅に上回る滑り出しを見せた。
11:40
ビットコイン建て分散型予測市場の魅力とは? 研究者が提唱
コンピュータ科学者のシャバシェフ氏が仮想通貨ビットコイン建ての分散型予測市場を提唱。ステーブルコイン建ての機会損失を解決するとして、3つの流動性供給方法を分析した。
11:03
Blockstream、Liquidで挑むアジア太平洋市場──アダム・バックCEOに聞いたEchoXとの連携の狙い
Blockstream CEOアダム・バック氏。ビットコイン拡張ネットワーク「Liquid」でのUSDT活用、RWAトークン化戦略、Echo Xとの提携によるアジア市場展開について語った。
10:50
クラーケン、ICOプラットフォームをローンチへ
仮想通貨取引所クラーケンは、ICOと初期のトークンセールのためのプラットフォームKraken Launchのローンチを発表。ローンチの目的や特徴などについて説明した。
10:15
仮想通貨取引所ブリッシュ、純利益160億円で黒字転換 決算発表
機関投資家向け仮想通貨プラットフォームBullishが2025年4~6月期決算を発表。純利益160億円で黒字転換を達成した。その他「Pudgy Penguins」のオーナーIglooとの提携も開始している。
10:05
メタマスク独自トークン「MASK」発行の可能性、ルービンCEO「予想より早く実現」
コンセンシスのジョー・ルービンCEOがメタマスクの独自トークンMASKの発行が予想より早く実現する可能性を明言。
09:02
PayPalのステーブルコインPYUSD、7チェーンに拡大
決済大手PayPalのステーブルコインPYUSDが、レイヤーゼロのスターゲートブリッジを通じてアプトスなど7つの新しいブロックチェーンに展開。「PYUSD0」として相互運用性を強化。
08:48
仮想通貨関連企業Bakkt、日本市場向けに「bitcoin.co.jp」のドメイン取得を発表
米仮想通貨企業Bakktが当初予定していたbitcoin.jpドメインの権利を放棄し、bitcoin.co.jpドメインの取得を完了したと発表。日本市場向けのプレミアムドメインとして選択。
08:30
ミシガン州の仮想通貨準備金法案が前進、ビットコイン団体は反対表明
ミシガン州議会で仮想通貨準備金法案HB4087が2月以来初めて進展した。州資金の10%投資を認める内容だが、ミシガンビットコイン貿易評議会は全仮想通貨対象のため反対を表明している。
07:50
リップル社、DBS・フランクリンテンプルトンとRWA領域で提携
リップル社は、DBSとフランクリン・テンプルトンとRWA領域でパートナーシップを締結。適格投資家や機関投資家に取引と融資のソリューションを提供することが目的である。
07:15
コインベース、USDC貸出サービスで10%以上の高年利を提供開始
コインベースが仮想通貨USDCの貸出サービスを開始し、年10.8%の高利回りを提供すると発表した。モルフォプロトコルとの連携により、従来の4.1%を大幅に上回る収益機会を提供する。
06:40
ソルメイト、443億円調達でソラナ特化企業に転換 Arkなどが出資
米上場企業ブレラホールディングスがソルメイトに社名変更し、アーク・インベストらから3億ドルを調達してソラナ特化のDAT企業に転換すると発表した。
06:15
エヌビディア、インテルに7400億円投資でAIチップ共同開発へ 株価22%高騰
エヌビディアがインテルに50億ドルを投資し、データセンター向けAIチップとPC向けチップの共同開発を発表した。インテル株は22%急騰し38年ぶりの上昇幅を記録した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧