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リップルCEO 銀行の仮想通貨採用を促進
Ripple社のブラッド・ガーリングハウスCEOが、ODL(旧xRapid)は従来のコレルス銀行システムに変わるものになると言及、現在ノストロ口座にある10兆ドルから9兆、8兆と減らし、ODLに置き換えることを目指していることがわかった。Ripple社が仮想通貨XRPの採用を積極的に推進していることも強調した。(jaykimshowのポッドキャストに出演)
ガーリングハウスCEOは、従来のコルレス銀行システムがすでに厄介なものであり、送金市場では時代遅れになりつつあると指摘、XRPを利用するODLがそれに取って代わるために設計されたものと説明した。
その上で、ODLは今後数年で、現在の送金システムの代わりに、銀行等金融機関がXRPを利用することを目指している事を明かした。現在、世界のノストロ口座には死蔵されている10兆ドルが存在するが、9兆、8兆と減らし、ODLに置き換えることを狙っているという。
一例として、ODLを利用している米大手送金企業マネーグラムは、同社すべての送金高の10%を占める米ドルとメキシコペソの送金をODLを介して行なっている。
Garlinghouse氏は、マネーグラムの早期導入が、XRPベースの金融システム構築の始まりと考えているという。
拡大するODL
なお、グローバル運営責任者Eric van Miltenburg氏も、ロードマップでは他の国もODLの対応計画に入っていることを明かしている。
ODL関連の最新の動向では、オーストラリアとタイの2ヶ国も対象になることが新たにわかっているほか、イギリスの決済企業TransferGoは、ODLを新たに導入、2020年までに実現を目指すと発表している。インド人を主要顧客とするTransferGoはXRPを利用し、英ポンドからインドルピーへの送金ルートを開通を目指すことになる。