バイナンス、Liskのステーキングサービスを明日より開始
仮想通貨取引所バイナンスは26日、Lisk(LSK)のステーキングサービスを開始することを公式HPで公表した。
バイナンスは、2月27日9時(日本時間)より、ユーザーのLSK保有数を記録する。最初のステーキング期間は3月31日までに計算し、それから毎月の20日前に報酬を付与する。
バイナンスのウォレットに預けるだけでステーキングに参加することができ、参加最低保有数は1LSKになる予定だ。
なお、バイナンスはステーキング代行の手数料を請求しない。
#Binance Will Support @Lisk $LSK Stakinghttps://t.co/fBXspqE9aD pic.twitter.com/KThhiD7fsF
— Binance (@binance) February 26, 2020
バイナンスは2月15日にLiskのデリゲート投票(ヴォート)を行なっていたことがLiskのエクスプローラ上のデータで判明しており、ステーキングサービスへ参入する可能性が高まっていた。
voteとは上記で述べたデリゲートを選出するためにLSKトークン保有者がブロック生成を委任したい人を選出するために行う投票のこと。
PC版の公式ウォレットから投票を行うことができ、手数料が1LSKかかる。(1LSKにつき33人まで投票可能、最大101人まで)
投票することによりデリゲートから還元される報酬はvote報酬と呼ばれる。
Liskのステーキングサービスは、国内取引所コインチェックが世界で初めて導入に踏み切った(β版)。コインチェックも、取引所の預り資産を利用してデリゲートへの投票を実施しており、獲得した報酬から手数料を差し引いたものをユーザーに分配している。