XRPL財団が設立
独立の非営利団体「XRP Ledger財団」が24日に設立されたことがわかった。XRPレジャー(XRPL)の発展と採用を推進することを目的とする。
Today we launched the XRP Foundation, an independent non-profit, focusing on the growth, innovation, and development of the XRPL and XRP community. With support of industry leaders, academics, and community members, we can ensure XRPL is well-positioned for the future (1/3)
— XRP Ledger Foundation (Official) (@XRPLF) September 24, 2020
同財団はRipple社、Coil、およびGatehubから約650万ドルの寄付金を受けるほか、業界リーダーや学者、コミュニティからも支持されているという。
具体的に財団のミッションは、ガバナンス・バリデータの多様性・コードメンテナンスを含むXRPLのコアインフラの開発、「ユニークノードリスト」の公開、開発者コミュニティの拡大、持続可能かつ拡張可能な方法(プラクティス)の推進といった点にある。
説明によると、ユニークノードリスト(Unique Node List)とは、ネットワークを維持するバリデータ(BTCマイナーのようなもの)のパフォーマンスを測る一連の基準を指す。
財団のアドバイザーを務めるBharath Chariは設立に際し、「エコシステムのステークホルダーと連携し、イノベーションとXRPレジャーのユースケースを進めることを楽しみにしている」、とコメントした。
RippleのCTOを務めるDavid SchwartzはSNSで「財団はXRPLをサポートするために設立された」と説明し、このように意見を語った。
我々とコミュニティは過去8年間で、XRPレジャーの非中央集権性、パフォーマンス、および機能面を大幅に高めてきた。財団主導の成長とイノベーションにも今後コミットしていく。
The XRP Ledger was built for payments, and the XRP Foundation was built to support the XRPL 😉 From all of us at @Ripple, we’re looking forward to #building with you. https://t.co/Vglszu8pNh
— David Schwartz (@JoelKatz) September 24, 2020
また、財団を運営するための資金については、「XRPコミュニティファンド」が設立され、主にイベントや開発者の交流、およびXRPレジャーの採用に関連するアクティビティに充てられる予定だという。
参考:xrplf.org