はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコインの購入はアップルやグーグルの初期投資に類似」=チューダー・ジョーンズ氏

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの資産価値

ヘッジ・ファンド業界のベテラン投資家ポール・チューダー・ジョーンズ氏は22日、米CNBCに出演し、ビットコイン(BTC)の魅力は以前よりも高まっていると語った。

ジョーンズ氏は今年5月、2%に相当する自身の資産をBTCに代えたとコメント。チューダーBVIグローバルファンドを通じて、BTC先物の取引を検討していることも明かし、大きな注目を集めた。今回の発言は、その時よりもBTCの評価が高まっていることを示している。

ジョーンズ氏は今回、BTCの価格上昇はまだ初期段階の「ファースト・イニング」であり、先の長い資産だと説明。単位は明かしていないが、「BTCには1桁で小さい数字の投資を行っている」と話した。

米連邦準備理事会(FRB)による前例のない規模の量的緩和策によって、これからインフレが起きると予想しており、ゴールド(金)や銅、米国物価連動国債(TIPS)などと共に、BTCはインフレヘッジ手段の1つだと主張。「私はBTCはベストなインフレヘッジ手段になるという結論に至った」と語っている。

またBTCの投資について、以下のように説明した。

 

BTCは、その価値を信じる本当に優秀な人々に支えられて発展してきた。

 

BTCへの投資は、スティーブ・ジョブズ氏やアップル、グーグルへ投資することに似ている。

ジョーンズ氏のBTC投資

上述したようにジョーンズ氏は今年5月に、自身の資産2%をBTCに代えたと明かした。2020年の純資産は51億ドル(約5350億円)とみられ、この純資産額の2%だと約1億ドル(約100億円)をBTCに投じたことになる。

関連個人資産の約2%「100億円相当」をBTCに投資か:チューダー・ジョーンズ氏

先月には米大手仮想通貨ファンドのグレースケールが公開したレポートによって、ジョーンズ氏がBTCの先物取引を検討していることを投資家に伝えた時に用いた表が明らかになった。

価値の保存手段として購買力、信頼性、流動性、可搬性の4つの観点から点数をつけ、金融資産、現金、ゴールドとBTCを比較している。

ジョーンズ氏は投資家へ宛てた書簡の中で、BTCの点数(Total Score)が最も低いことには驚かないと説明し、時価総額の差に注目した。

「BTCの点数は金融資産の約60%だが、時価総額は1200分の1。また点数はゴールドの66%なのに対し、時価総額は60分の1だ。何か間違っているように思えるが、私はそれは価格だと考える」とし、本来はBTCの価格はもっと高いものであるとの見解を示した。

関連チューダー・ジョーンズも評価するBTCの価値とは=グレースケール

参考:CNBC

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/05 土曜日
13:40
トランプ一族の「World Liberty Financial」、WLFIトークンの取引開始を提案
World Liberty Financialが仮想通貨WLFIトークンの譲渡可能化を提案。早期支援者のトークンがアンロックされる見込み。
13:00
リップル社、シンガポールでXRPLの起業家育成プログラム開催へ 最大20万ドル資金提供
リップル社がシンガポールでXRP台帳基盤の起業家育成プログラムを開始する。RWAトークン化・DeFi・AI分野などに焦点を置き、最大20万ドルの資金提供を予定している。
10:20
1兆円相当ビットコインが移動も、構造的売り圧力は限定的か=Bitcoin Vector分析
14年以上動かなかった8万ビットコイン(約1.2兆円)が8個のアドレスから移動。仮想通貨取引所への売却ではなくOTC取引との見方も。
09:45
ロシア国営ロステック、トロンでステーブルコインRUBx発行へ 制裁回避狙いも
ロシア国営企業ロステックがルーブル建てステーブルコインRUBxを年内に発行する予定だ。決済プラットフォームRT-Payも立ち上げる。経済制裁回避の意図もあるとみられる。
08:20
Mercado Bitcoin、XRPレジャーで約300億円の資産トークン化計画
ブラジルの仮想通貨取引所Mercado BitcoinがXRPLで実世界資産トークン化を拡大。南米機関による最大規模の取り組み。
07:10
英上場ゴールド探査会社Hamak Gold、ビットコイン財務戦略導入で247万ポンド調達
ロンドン上場のHamak Goldが仮想通貨戦略転換を発表。カタール王族系投資ファンドも参加し株価6%上昇。
06:55
14年以上動かなかったビットコイン、合計1兆円相当が移動 警戒感高まる
14年以上動かなかった合計1兆円相当の仮想通貨ビットコインが、8個のアドレスから移動したことがわかった。当時からどのくらい価値が増えているのかも明らかになっている。
06:30
Ondo Finance、米SEC登録のOasis Pro社買収でトークン化証券市場に本格参入
RWAトークン化プラットフォームOndoが規制準拠のOasis Proを買収。米国投資家向けトークン化証券サービス拡大へ。
06:10
スウェーデン、違法収益による仮想通貨の押収を強化
スウェーデンのストレマー司法相が警察や税務当局に仮想通貨を含む犯罪収益の押収強化を指示。昨年11月導入の欧州最厳格な没収法により840万ドル相当を押収済み。
05:40
2800分の1の確率を突破 個人マイナーがビットコイン採掘に成功、5000万円獲得
個人ビットコインマイナーが7月4日にブロック903,883を単独採掘し、3.173BTC(約5000万円)の報酬を獲得。ネットワーク全体の0.00026%のハッシュレートで成功。
07/04 金曜日
17:43
マックハウス、仮想通貨事業でゼロフィールドと基本契約
アパレル大手マックハウスが暗号資産事業に参入。国内マイニングシェア1位のゼロフィールドと基本契約を締結し、ビットコイン購入とマイニングの両輪戦略で収益多様化を目指す。
17:11
SMBCグループ、事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設 Web3や生成AIの活用を目指す
SMBCグループが事業共創施設「HOOPSLINK」を丸の内に開設。Web3などを活用し、スタートアップから大企業まで多様なパートナーと新事業を創出。
15:08
みんなの銀行、ソラナ基盤のステーブルコイン事業化に向け共同検討を開始
みんなの銀行がソラナ(SOL)基盤のステーブルコインとweb3ウォレットの事業化に向け共同検討を開始。Solana Japan、Fireblocks、TISの3社と協業し、新たな金融体験の創出を目指す。
13:50
米上場アンバー・インターナショナル、約37億円調達で仮想通貨準備金戦略を加速
米上場のアンバー・インターナショナルが機関投資家から2550万ドルを調達し、1億ドルの仮想通貨リザーブ戦略を強化。パンテラ・キャピタルなど著名投資家が参加。
13:00
米ストラテジー社に集団訴訟 ビットコイン保有リスクを軽視と主張
米国でストラテジー社に対する集団訴訟が提起された。ビットコイン投資戦略を過大評価しリスクを軽視したと主張している。新会計規則適用後の損失計上が争点の一つになっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧