はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

新チェーンSymbol思惑でネム90円台まで高騰、エンジンコインなど個別銘柄の循環物色進む

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ネムが高騰

暗号資産(仮想通貨)市場では、ネム(XEM)が年初来高値を更新。 コインチェックの販売所価格では、前日比30.6%高の91円台まで高騰した。

新チェーンSymbolのローンチ、及びスナップショットが迫っていることが材料視され、出来高も急増している。Zaifのチャートで確認すると、円建ての過去最高値は、18年1月に記録した244.6円。

XEM/JPY週足(Zaif)

かつてカタパルトと呼称された「Symbol」は、開発者、企業、個人向けに設計された、次世代のエンタープライズに適応したブロックチェーン。4年間に渡る開発の集大成であり、主要なマイルストーンとして位置付けられる。

Symbolローンチは21年3月15日(月)頃、スナップショット日は、21年3月12日(金)9時50分頃(ブロック高:#3,105,500)に予定される。

新通貨「XYM」は、権利確定日時であるスナップショットを基準として、トークンホルダーのXEM保有量を保存、権利が確定する。NEM保有数に応じて、Symbolローンチと同時に1:1の比率で分配される仕組みだ。

オプトインは意思表示であり、スナップショット前に保有XEMを全て売却してしまうと、SymbolのXYMを受け取る権利は得られない点には注意したい。なお、新ブロックチェーンのSymbol(XYM)が誕生した後も、既存のNEMブロックチェーン「NIS1」は継続して稼働することになる。

出典:NEM公式

ロードマップとプロモーション

最新のロードマップは、以下の通り。

出典:NEM公式

プロモーションの一環となる国際トレード大会は、Wave 2(第2弾)までにBinance、Huobi、OKEX、Bithumbといった大手取引所でも実施される、賞金付きのネム(XEM)のトレードコンペティションだ。現在はネム(XEM)であるが、Symbolローンチ後の第3弾は、Symbol(XYM)で開催予定としている。

これに伴い、XEMの通貨ペア上場数も増加しており、相場の追い風となっているものとみられる。

公式サイトでは、Symbolのオプトインをサポートする取引所として、コインチェック、bitFlyer、GMOコイン、DMMBitcoin、Zaifが名を連ねるほか、すでに新通貨(XYM)上場予定の取引所も、老舗のPoloniexを筆頭に続々と判明している。

出典:NEM公式

関連:ネム新通貨「Symbol(XYM)」国内取引所の対応一覧と注意点

また、金融庁と日本経済新聞主催のFIN/SUM2021では、NEMグループのデイビッド・ ショーCEOが、3月16日(火) 11:00-11:20 (JST)に登壇予定となっている。

詳細:仮想通貨Symbol(シンボル)とは|初心者でもわかる重要ポイントと将来性

ビットコイン相場

ビットコイン(BTC)価格は、前日比-1.0%の522万円(48,670ドル)に。5万ドルで反落して以降、揉み合っている。

個別銘柄では、ビットコイン(BTC)の調整局面でも、ネム(XEM)のように相関せず上昇するコインも少なくない。国内上場コインでは、ベーシックアテンショントークン(BAT)が前日比10.8%高となったほか、NFT(ノンファンジブルトークン)市場の活況を受け、エンジンコイン(ENJ)が前日比29%高と強さをみせるなど循環物色されている。

関連:コインチェック、国内初銘柄のEnjin Coin(ENJ)を取扱い開始へ

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

一部アルトへの資金流入が著しい反面、ビットコインやイーサリアムは高騰の反動で大きな調整を余儀なくされている。そのような状況にあるなか、海外のアナリストのLivercoin(@livercoin)氏は、ビットコイン建ての「ETH/BTC」ペアにおけるアダム&イブのチャートパターンとトレンドラインの抵抗線上抜けを指摘。注目に値するとした。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
14:30
ソニー・シンガポール、オンラインストアでステーブルコインUSDC決済に対応
ソニー・シンガポールが仮想通貨取引所と提携し、オンラインストアでステーブルコインUSDCによる決済サービスを開始。シンガポール初の仮想通貨決済対応家電ブランドとなり、ソニーグループの分散型技術戦略と連動した取り組みとなった。
13:25
エリック・トランプ氏「仮想通貨事業参入のきっかけは不当な銀行口座閉鎖」
トランプ大統領の次男エリック氏は、大手銀行による突然の口座閉鎖が仮想通貨事業参入のきっかけとなったと明かした。同氏は、ブロックチェーン技術により今後10年で金融や銀行の在り方は大きく変わると予想している。
12:56
メタプラネット、ビットコイン追加購入で累計4,206BTCに
メタプラネットが4月2日に仮想通貨ビットコインを160BTC、約20億円分追加購入し、累計4,206BTCに保有量を伸ばした。2025年末1万BTC・2026年末2万1,000BTCを目指し、独自財務戦略を進める。
12:05
ビットバンク、村上信五さん起用の新CM放映開始へ
国内暗号資産取引所の大手ビットバンク株式会社は4月2日、バラエティ番組の司会などで活躍する村上信五さんを起用した新CM「Everybody bitbank」シリーズの放映を4月3日から開始すると発表した
11:44
米グレースケール、バスケット型仮想通貨ETF申請 XRP・ソラナ・ADA含む5銘柄で
米グレースケールがビットコイン他複数の仮想通貨に投資する「デジタル・ラージキャップ・ファンド」のETF転換をSECに申請した。承認されれば一般投資家にも開放される見込みだ。
11:00
「決済用ステーブルコインは利子提供不可」米ヒル議員が強調 コインベースらの嘆願却下
米下院金融委員長が決済用ステーブルコインの利子提供は認められない計画だと強調。コインベースなど仮想通貨業界からの要望を却下した。法案にも禁止条項が盛り込まれている。
10:30
国内上場のenish、1億円相当のビットコイン購入へ Web3事業強化で
株式会社エニッシュが1億円相当のビットコインを4月1日から4日にかけて取得すると発表。ブロックチェーンゲーム開発を手がけながら、Web3領域での事業展開強化と財務戦略の一環としてビットコインを活用へ。
10:15
バックパック、FTX EUの顧客へのユーロ返還手続きを開始
仮想通貨取引所バックパックは、FTX EUの顧客にユーロを返還するための手続きを開始。FTX自体は現金での返還をすでに開始しており、仮想通貨の買い圧につながるのではないかとの見方も上がっている。
08:20
バリュークリエーション、2度目の1億円分のビットコイン購入を実施
東証グロース上場のバリュークリエーション株式会社が3月31日、1億円で7.8BTCの追加購入を発表。3月17日の初回購入から2週間で2回目の投資を実施した。
08:15
ビットコイン一時50万円上昇、米経済指標とトランプ関税政策が影響|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時50万円の上昇となった。現在、市場の最大の注目材料はトランプ大統領による関税政策であり、ビットコインはリスク資産である米国株価指数との相関性が非常に高くなっている。
07:50
『ビットボンド』提案、トランプ政権のビットコイン準備金戦略、年間10兆円の財政削減効果も
ビットコイン政策研究所が「ビットボンド」提案を発表。米国債の金利負担軽減と仮想通貨ビットコイン保有増加を同時実現する戦略で、2兆ドル規模で導入した場合、年間700億ドルの節約効果と推算。
07:20
ビットコイン購入準備のゲームストップ、2200億円調達済み
米ゲーム小売大手ゲームストップが15億ドルの無利子転換社債発行を完了し、ビットコイン購入計画を進行。マイクロストラテジーの戦略に類似する企業の仮想通貨投資の新たな展開に。
06:55
三井住友FG、アバランチらとステーブルコインを共同開発
三井住友FGは、ステーブルコインの開発を行うことがわかった。仮想通貨アバランチを開発するAva Labsら3社と協業し、26年度を目処にした発行を検討している。
06:35
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、二社統合モデルでIPO計画
トランプ家支援のAmerican Data CentersとビットコインマイナーHut 8が設立した合弁会社American Bitcoinが上場計画を発表。エネルギー・インフラとマイニング事業を二社統合モデルで展開していく。
06:12
ブラックロック、英で仮想通貨事業者認可を取得、ビットコインETF提供へ
世界最大の資産運用会社ブラックロックが英国金融行動監視機構から仮想通貨事業者として認可を取得。資産12兆ドルの投資巨人が欧州向けのビットコインETFを英国拠点から運営へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧