はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社がFLUFWorldと提携、XRPL基盤のメタバースを構築へ 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップル社、メタバースを構築へ

リップル社は17日、メタバース関連プロジェクト「FLUFWorld」と提携して、NFT(非代替性トークン)を鋳造・売買できるオープンなメタバース「Futureverse」を構築することを発表した。

公式発表によると、オープンなメタバースの原則は「没入型体験」であることと、「ユーザーが自分の資産、データ、取引をコントロールできること」だという。「没入型体験」については、金融、ゲーム、ソーシャルメディア、コマースなどの境界を取り払い、様々な機能を網羅した、単一のエクスペリエンスのことだと説明している。

新たなブロックチェーンネットワーク

今回の新たなメタバースは、新しい分散型ブロックチェーンネットワーク「The Root Network(ルートネットワーク)」に基づいて築かれる。

ルートネットワークにおいては、トークン化した資産の大規模な流動性や決済を確保するために、XRP台帳(XRPL)が役割を果たしていく。

XRPLがNFT機能の標準を設定し、また暗号資産(仮想通貨)XRPは、ネットワークのマルチトークン経済圏における取引活動で、デフォルトとして使われるデジタル資産になるという。

公式サイトによると、ルートネットワークは、分散型プルーフオブステーク(PoS)ネットワークで、コミュニティのメンバーはノード運営や、ガバナンスに関する議決を行える。

また、あらゆるクリエイターが共通のスマートコントラクト機能にアクセス可能で、これまでイーサリアム(ETH)のネットワーク用に書かれていたコードも、イーサリアム仮想マシン(EVM)の互換性によってルートネットワーク上でも実行できる。

NFT、各種トークン、分散型取引所、オラクルなどのためのプログラムを備えており、クリエイターは自らスマートコントラクトを開発する手間を省き、簡単にアプリケーションやコンテンツを作ることができる見込みだ。

初期からXRPLとイーサリアムネットワークをサポートしており、その後も出来るだけ多くのブロックチェーンネットワークに接続していく予定であるという。

公式サイトによると、開発チームは当面の目標として、ルートネットワークを2022年第3四半期(7〜9月)末までに稼働させることを目指している。

FLUF Worldの共同設立者アーロン・マクドナルド氏は、ルートネットワークについて、「5年間の戦略、研究、開発の集大成」であると述べ、今回のメタバースネットワークで「XRPをデフォルトのトークンとして採用し、その用途をさらに拡大することができて嬉しい」と続けた。

リップル社のゼネラルマネージャーを務めるモニカ・ロング氏は次のようにコメントしている。

XRP台帳は、通貨から収集品に至るまで、あらゆるトークン化された資産の決済と流動性のために最高水準の機能を提供してきた。今回のパートナーシップは、このような大規模のメタバースをサポートするXRP台帳の堅牢性を証明するものだ。

FLUF Worldは、ニュージーランドのNon-Fungible Labsによって設計、作成されたプラットフォーム。Flufs、Party Bears、Thingies、Burrows、Eggs、Raygunsなど14のNFTコレクションとクリエイティブコミュニティによるメタバースのエコシステムで、これまでに19万個以上のNFTが鋳造され34万件以上の取引が行われてきた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/20 水曜日
05:45
シャープリンク、イーサリアム保有量74万ETHに拡大
米上場のシャープリンク・ゲーミングが8月17日時点でイーサリアム保有量を74万760ETHまで拡大。前週は新たに14万3593ETHを購入した。
05:30
仮想通貨取引所Bullish、IPO調達資金11.5億ドルをステーブルコインで受領
仮想通貨取引所ブリッシュがIPO調達資金11.5億ドルを全てステーブルコインで受け取り、米国IPO史上初の事例を達成。ソラナネットワークを活用しコインベースが保管。
08/19 火曜日
18:37
OKBとは?|OKXの取引所トークンの将来性・買い方・リスクを徹底解説
2025年8月、OKXがOKBを大規模バーンし発行量を2,100万枚に固定。価格は2.5倍に急騰した。OKBの特徴・買い方・将来性を詳しく解説します。
16:43
仮想通貨取引所OKJ、「オフィシャル トランプ」の取り扱いを8月28日から開始
オーケーコイン・ジャパン(OKJ)が8月28日からトランプ大統領関連のミーム系暗号資産「オフィシャル トランプ(TRUMP)」の取扱いを開始。Solanaネットワーク対応で取引所・販売所・積立サービスを提供。
14:05
仮想通貨モネロへ攻撃を仕掛けたQubic 、次のターゲットは?
AIブロックチェーンプロジェクトQubicがモネロ(XMR)への51%攻撃に成功したと発表した。次なる動きとして、コミュニティ投票でドージコインを次のターゲットに選定した。注目を集めたQubicの動機を背景について詳しく解説する。
13:50
著名投資家パリハピティヤ、370億円の新SPAC設立でDeFiやAI投資へ
「SPAC王」と呼ばれたチャマス・パリハピティヤ氏が、分散型金融(DeFi)やAI分野に特化した新たなSPACを設立。370億円調達を目指す。
13:00
「宇宙から届ける分散型インターネット」Spacecoin創業者が語る、衛星通信で実現するWeb3|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のタイトルスポンサーとしてブース出展を決めた、Spacecoin創業者Tae Oh氏独占インタビュー。衛星通信で実現する分散型インターネットとWebX 2025出展について話を伺った。
11:45
2025年末のビットコイン価格予想18万ドル維持、ヴァンエック最新市場レポート
ヴァンエックが最新市場分析で2025年末ビットコイン価格予想18万ドルを維持している。先物需要の回復や、ビットコイントレジャリー企業の動向についても言及した。
11:25
仏上場キャピタルB、アダム・バックから約3.8億円調達でビットコイン戦略加速
欧州初のビットコイントレジャリー企業キャピタルBが、暗号学者アダム・バック氏から220万ユーロの資金調達を実施。追加17BTC取得でビットコイン保有量拡大へ。
10:25
イーサジラ、イーサリアム財務戦略を正式開始
米ナスダック上場企業イーサジラは、企業の新ブランドを正式にローンチし、仮想通貨イーサリアムの財務戦略を遂行すると発表。発表時点で620億円相当のイーサリアムを保有している。
09:45
ストラテジー社、株式発行の基準を緩和 ビットコイン買い増しは76億円相当
米ストラテジー社が仮想通貨ビットコインを430枚追加購入し、保有量は62.9万BTCに達した。株式発行の自主基準も緩和しており、資金調達の柔軟性を向上させている。
08:30
中国大手銀招商銀行傘下のCMB、香港で仮想通貨取引サービス開始
招商銀行傘下の招銀国際証券が18日、香港で仮想通貨取引サービスを正式開始。ビットコイン、イーサリアム、テザーの24時間取引を提供。中国系銀行系証券会社として初の仮想通貨取引ライセンス取得企業となった。
07:10
国民民主党の玉木代表、ステーブルコインの支援を表明
国民民主党の玉木代表は、日本円ステーブルコインJPYCが発行のための登録を取得したことなどを受け、ステーブルコインの取り組みが促進されるように政策面でサポートしていくと表明した。
06:50
米財務省、ジーニアス法に基づく不正活動対策でパブリックコメント募集開始
米財務省が18日、ステーブルコイン規制のジーニアス法に基づき仮想通貨の不正活動検出手法についてパブリックコメントを募集。AI、ブロックチェーン技術、デジタル身元確認などの革新的手法に関する意見を10月17日まで受付。
06:10
米SEC、複数の仮想通貨ETFの承認判断を延期
米証券取引委員会が、トランプメディア運営のトゥルースソーシャルが申請したビットコイン・イーサリアムETFの承認判断を再延期。コインシェアーズのライトコインETFやXRP ETFも同時に延期決定。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧