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ビットコイン50万円下落、トランプ大統領演説で失望売り発生|仮想NISHI 仮想通貨アナリストが相場分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(@Nishi8maru)氏が、CoinPostに寄稿した記事です。

仮想通貨マーケットレポート(3/21 AM8時)

仮想通貨ビットコイン(BTC)は前日比で50万円以上の下落となった。20日に開催されたデジタル資産サミットにおいてトランプ大統領が演説を行ったものの、新たな政策関連の発言や大統領令の署名に関する具体的な発表はなかったことで、市場では失望売りが広がった。

関連:トランプ大統領がカンファレンスで発言、「米国が仮想通貨と次世代金融技術を支配する」

出典:Tradingview

3月20〜21日相場状況

取引所への入出庫動向を分析すると、現物の断続的な入庫超に加え、デリバティブ市場への大規模な入庫が確認された(下画像赤枠)。この動きは、デリバティブ市場を起点とした仕掛け的な取引が発生する可能性を示唆している。

ただし、デリバティブ市場を見ると、全体では概ねニュートラルな状況であり、ポジションの偏りは見受けられない。

現状分析(3/21日 AM8時)

直近では少なくなっていたビットコイン独自の材料がデジタル資産サミットで期待されたが、特出するべき追加施策がなかったことから市場に失望感が広がっている。独自材料がこのまま出ない現状では、米国の納税期が近づく中で、向かい風の状況が続く可能性が予想される。

今後の重要な日程

3/21日 第1回仮想通貨タスクフォース(米SEC)

3/24日 米PMI指数

3/25日 米消費者信頼感指数

3/27日 米実質GDP確報値

速報プラットフォーム:CoinPost Terminal

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寄稿者:仮想NISHI仮想NISHI
クリプトアナリスト。BTC Status Alert制作協力者、DECOCHARTの企画・監修者としても、日本の業界に必要な投資関連情報の配信に携わっている。
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