はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

中国仮想通貨格付け最新版(第12回)を公開 ビットコインやLiskなどがランクアップ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中国行政機関が最新ブロックチェーン・仮想通貨ランキングを公開
中国の行政機関であるCCIDのブロックチェーン研究所は、仮想通貨に関連する第12回「パブリックチェーン技術評価」を公表。ビットコインやビットコインキャッシュなどの通貨基準が大きく見直されているほか、XRP(リップル)も2月連続で順位を更新。これまで中国系のプロジェクトまたは中国で人気があるプロジェクトが上位にあったランキングにも変化が見られ始めている。

第12回中国「国際パブリックチェーンランキング」

中国の行政機関、北京情報センター(CCID)のブロックチェーン研究所は27日、第12回「国際パブリックチェーン技術評価指標」を公開した。前月の公開がなかったため、1月ぶりの最新ランキングの公開となる。

仮想通貨で使用されるブロックチェーンを“技術ベースで評価した指標”であり、中国政府、民間、教育機関に在籍する専門家によって評価が行われている。(矢印の左側は、前回評価値)。

今回のTOP3は、前回と変わらずEOS、トロン、そしてイーサリアムとなっているが、ビットコインやビットコインキャッシュなどの通貨基準が大きく見直されているほか、XRP(リップル)も2月連続で順位を更新。これまで中国系のプロジェクトまたは中国で人気があるプロジェクトが上位にあったランキングにも変化が見られ始めている。

中国の行政機関に所属する北京情報センター(CCID)のブロックチェーン研究所は、「中国政府の一流科学研究機関」と格付けしている。複数のCCID支部の協力で最初のランキングは昨年5月に発表。CCIDが公開するランキングの結果は、政府機関や企業、研究機関やデベロッパーに向けて参考性の高い技術的アドバイスを提供するためのものだという。なお、ブロックチェーンプロジェクトの格付けとして発表しているが、中国では仮想通貨が原則禁止されているため、同格付けが間接的な仮想通貨プロジェクトの評価であるとの見方もある。

      
プロジェクト名総合順位 詳細 総インデックス
基本技術 応用性 革新性
EOS

(イオス)

特徴

1位

→1位

104.6

→103.7

20.2

→20.2

30.9

→24.7

155.7

→148.5

Tron

(トロン)

特徴

2位

→2位

99.7

→95.6

24.5

→24.3

22.4

→24.1

146.7

→144.1

Ethereum

(イーサリアム)

特徴

3位

→3位

78.0

→76.6

29.0

→29.0

35.8

→31.0

141.8

→136.6

Steem

(スチーム)

特徴

10位

→4位

86.1

→85.3

9.7

→9.7

9.1

→16.6

104.9

→111.7

Ontology

特徴

6位

→5位

77.8

→81.3

22.9

→23.3

6.9

→5.7

107.7

→110.4

Lisk

(リスク)

特徴

12位

→6位

65.1

→63.8

15.2

→15.0

23.6

→30.2

104.0

→109.1

BitShares

(ビットシェアーズ)

特徴

4位

→7位

86.5

→84.5

14.3

→15.0

9.9

→9.6

110.7

→109.0

NEO

(ネオ)

特徴

9位

→8位

69.9

→69.3

26.0

→26.0

10.3

→11.3

106.2

→106.6

GXChain

特徴

8位

→9位

81.9

→82.4

18.1

→18.1

6.5

→5.9

106.5

→106.4

Nebulas

特徴

5位

→10位

70.5

→69.6

24.7

→24.7

13.4

→7.9

108.6

→102.2

Stellar

(ステラ)

特徴

13位

→11位

69.5

→67.9

21.3

→21.5

11.0

→12.4

101.8

→101.7

Bitcoin

(ビットコイン)

特徴

15位

→12位

42.4

→43.2

17.8

→18.3

39.2

→39.6

99.4

→101.1

Ripple

(リップル)

特徴

18位

→17位

71.0

→70.4

12.7

→12.7

10.9

→10.7

94.6

→93.9

Bitcoin Cash

(ビットコインキャッシュ)

特徴

31位

→29位

46.9

→47.7

21.8

→21.7

13.4

→16.0

82.1

→85.4

パブリックチェーンとは
ビットコインのように非中央集権でオープンなP2Pネットワーク。 パーミッションレスかつトラストレスなネットワーク参加者が協力し合うことでブロックチェーンを管理、PoWやPoSなどで経済的インセンティブを得ることで成り立っている。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09:50
「ビットコイン下落の背景は米ドル流動性低下」アーサー・ヘイズが年末までの市場予想
アーサー・ヘイズ氏が仮想通貨ビットコイン下落の原因を米ドル流動性縮小と分析した。ETF資金流出の背景や今後の下落および急騰シナリオを解説している。
09:30
自称「IQ276」のキム・ヨンフン、BTCは今後45日間で22万ドルまで上昇すると予想
自称IQ276のキム・ヨンフン氏は、仮想通貨ビットコインの価格は今後45日間で22万ドルに到達すると予想。明確な根拠は示していないが、世界最高のIQ記録保持者として価格を予想すると主張した。
09:20
Cboeが無期限型ビットコイン・イーサリアム先物を12月15日に開始、米国規制下で提供
Cboeが仮想通貨ビットコインとイーサリアムの無期限先物取引を12月15日に開始する。米国規制下でポジションのロールオーバーを不要にする。
08:15
米政権、海外仮想通貨口座の税務報告規則を審査中
米ホワイトハウスが海外仮想通貨口座に関する税務報告規則案の審査を開始した。国際的な仮想通貨資産報告枠組みCARFへの参加を実現し、租税回避を取り締まる狙いだ。
07:45
グレースケールのドージコインETF、11月24日取引開始見通し 新たなソラナETFも上場
グレースケールのドージコインETFが11月24日にも取引開始となる見通しだ。ヴァンエックは17日にソラナETFの提供を開始した。
07:10
仮想通貨投資商品、先週の資金純流出額が2月以降最大規模
仮想通貨投資企業CoinSharesは、ETFなどのデジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約3,100億円超の純流出だったと報告。今回もビットコインとイーサリアムが流出を主導した。
06:55
ビットコインの25%下落は「浅い調整」と米投資銀行が分析、トム・リーはイーサリアムのスーパーサイクルを予測
投資銀行バーンスタインがビットコインの約25%下落は大幅な下落の始まりではなく短期的な調整だと分析した。ビットコインETFの機関投資家保有率は2024年末の20%から現在28%に上昇。
06:25
95%のビットコインが採掘済み、2140年に完全流通へ
ビットコインのマイニング済みコイン数が1,995万BTCを超え、固定上限2,100万BTCの95%に達した。残りの5%は極めてゆっくりと放出され、2140年頃に最後の端数が採掘される見込みだ。
06:00
ビットコインが今年の上昇分を帳消しに、新規投資家が14.8万BTC損切り 流動性悪化と日本債券ショックも影響か
ビットコインが約7カ月ぶりに9万3,000ドルを下回り、2025年の上昇分をすべて失った。新規投資家が14万8,000BTCを損切りし、流動性逼迫も下落要因となっている。
11/17 月曜日
20:08
暗号資産の金商法移行が本格化、分離課税実現へ最終局面=ブロックチェーン議連
金融庁が暗号資産を金商法に位置づけ、インサイダー取引規制を整備する方向を明示。業界団体は20%申告分離課税を要望。来年の通常国会での法整備を目指す。第31回ブロックチェーン推進議員連盟で議論。
17:41
IG証券、仮想通貨ETF CFD取引を終了へ 金融庁の新指針受け
IG証券が仮想通貨ETF CFD取引の終了を発表。金融庁が「望ましくない」との見解を示したことを受け、12月1日から新規建て停止、2026年1月末までに既存ポジションの決済が必要に。
16:43
ステーブルコイン取り付け発生ならECB金利再考も、オランダ中銀総裁が警告=FT報道
欧州中央銀行の政策委員がステーブルコインの取り付け騒ぎ発生時にはECBが金融政策見直しを迫られる可能性があると警告。米ドル建てステーブルコインの急拡大が欧州の金融主権に及ぼすリスクについて、ECB当局者や専門家の懸念が高まっている。
14:32
ハーバード大のビットコイン投資が急増 IBIT保有を前期比257%拡大
ハーバード大学がブラックロックのビットコイン現物ETF(IBIT)保有を257%増加し、685億円相当を保有していることが明らかになった。これによりIBITがポートフォリオ最大の銘柄となった。
12:15
金融庁、資金調達目的の暗号資産発行者への情報開示義務化へ=報道
金融庁は資金調達型暗号資産発行者に年1回の情報開示を義務化する方針。金融審議会では継続開示の必要性や頻度をめぐり議論が展開。ICO・IEOの構造的課題も指摘され、2026年の金商法改正案に盛り込まれる見通し。
11:40
デッドクロス形成のビットコイン、市場心理は「極度の恐怖(総悲観)」水準で推移
ビットコイン急落に伴いテクニカル指標は弱気のデッドクロスを形成している。FRB利下げ期待の後退を受け、投資家がリスク資産から安全資産へシフト。市場心理は「極度の恐怖(総悲観)」を示す水準まで悪化した。デリバティブ清算が連鎖しETF大規模償還につながったが、専門家は感謝祭後の回復を予測している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧