はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨Kyber Network(カイバーネットワーク)とは? スマートコントラクトを利用した分散型取引所プロジェクト

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

スマートコントラクトを利用し、従来の取引所のデメリットを解消した分散型取引所のプロジェクト
従来の仮想通貨取引所のハッキングリスクを抑え、安全性を重視した設計
ICOにも利用できる決済API機能
多くのICOではイーサリアム払いでの参加が多いですが、Kyber Networkを利用することでイーサリアム以外の通貨でも支払いが可能。
イーサリアムの創設者ヴィタリック・ブテリンがアドバイザー
彼がアドバイザーとなっている仮想通貨は2つだけであり、もう1つはICO後価格を大幅に上げたOmiseGO。
目次
  1. 概要
  2. 今後の予定
  3. ニュース一覧
  4. 特徴

概要

通貨コード KNC
取引所上場日 2017/9/24
コンセンサスメカニズム Proof of Stake(PoS)
発行上限 226,000,000 KNC
公式サイト Kyber公式サイト
ブロックチェーンURL Kyber Network Blockchain Explorer(取引詳細)
White paper Kyber Network white paper

Kyber Networkの今後の予定

日付 ニュース内容
2018/4~6 メインネットワークの立ち上げ、トークンとETH間の取引のサポート、更にはMyEtherWallet、Status、Jaxxなどのウォレットプロバイダとパートナーシップを行い、これらのウォレットにKyberNetworkのコア機能を持たせる
2018/7~9 任意のトークンペア取引をサポート
2018/10~12 先進的な金融商品の取引をサポート
2019初頭 クロスチェーン取引をサポート

ニュース一覧

日付 ニュース内容
2017/9/26 海外取引所のcryptopiaに上場
2017/9/25 海外取引のBinanceに上場
2017/9/24 海外取引所のLiquiに上場
2017/9/17 ICO終了、合計で5千万ドルもの資金調達に成功
2017/9/15 ICO開始
2017/8 KyberNetwork契約、web wallet、予備管理者向けの予約ダッシュボード等が含まれたKyber Network MVPverがリリースされる

Kyber Network ICO情報

項目 概要
ハードキャップ 200,000ETH
トークン総供給量 226,000,000KNC
レート 1ETH=600KNC、9/15ETHレート約27,000円として1KNC約45円
分配 61.06% トークンセール、19.47% 会社保有、19.47% 設立者・アドバイザー・初期投資家

Kyber Networkの特徴

Kyber Networkは、イーサリアムの創設者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が2つだけアドバイザーとして入っているプロジェクトの1つです。

ちなみに、もう1つはICOから価格を数十倍にも上げた、Airdrop等で有名なOmiseGOです。

Kyber Networkはブロックチェーン上の分散型取引所(DEX)、そして決済APIの2つの機能を備えています。

一般的な分散型取引所は、注文を入れる度に手数料がかかったり、出来高が少ないために、取引が成立するまでに時間がかかる場合が多いです。

Kyber Networkでは、イーサリアムのスマートコントラクトを使用することで、このデメリットを解消出来るとしています。

また、決済APIを使用すると、ICOも便利に行うことが出来ます。

イーサリアムプラットフォームを使う場合が多いICOではETHでの支払いが求められます。しかしKyber Networkの決済API機能を使用すると、イーサ以外のトークンをICOで支払ってもKyber Networkが自動的にETHに交換し、ICOを行った団体に支払い、その後は直接ICOトークンを受け取ることが出来ます。

関連:分散型取引所(DEX)とは?/中央集権型取引所との違いについて解説

関連:DeFiが抱える課題のソリューション「Kyber3.0」と2021年の展望|Kyber Network寄稿

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/23 土曜日
22:13
UPCX、ペイクル、NTT Digitalが分散型決済システムの社会実装で基本合意
UPCX、ペイクル、NTT Digitalの3社が、UPCXブロックチェーンを基盤とした次世代分散型決済システムの共同研究・技術開発で基本合意書を締結。金融機関向けインフラ構築と日本市場での実装を推進。
19:30
石破内閣総理大臣「ご挨拶」|WebX2025
石破内閣総理大臣の国際Web3カンファレンス「WebX 2025」登壇が決定。8月25-26日にザ・プリンスパークタワー東京で開催。来場者2万人、参加企業3000社以上の規模でWeb3業界の最新動向を発信。
18:00
ソラナエコシステムを解説|ウォレット設定から.solドメインの取得まで
SolanaはWeb3分野で急成長する効率的かつユーザーフレンドリーなブロックチェーン SolanaはWeb3分野で最も効率的かつユーザーフレンドリーなブロックチェーンの一つと…
17:30
武藤 経済産業大臣「ご挨拶」|WebX2025
武藤 経済産業大臣の国際Web3カンファレンス「WebX 2025」登壇が決定。8月25-26日にザ・プリンスパークタワー東京で開催。来場者2万人、参加企業3000社以上の規模でWeb3業界の最新動向を発信。
13:55
時価総額3位のステーブルコインUSDe、担保資産にBNBを初承認
ステーブルコイン発行エテナ(Ethena)のリスク委員会がBNBをUSDe永続先物担保の初の新規資産として承認。10億ドル以上のOI等の基準を設定した適格資産フレームワークを正式導入。
11:45
仮想通貨スイ発ゲーム機「SuiPlay0x1」にトランプ関税が直撃
仮想通貨スイ発のポータブルゲーム機「SuiPlay0x1」に高額関税が課せられる事例が報告されている。米トランプ政権による関税引き上げの影響を受けている形だ。
10:50
香港上場のチャイナルネッサンス、1億ドルのBNB専用配分投資を発表
香港上場のチャイナルネッサンスがYZi Labsとの戦略提携でBNB資産に約1億ドル投資。香港初のBNB専用デジタル資産配分を目指し規制取引所上場も推進。
10:30
ビットワイズら7社、XRP現物ETFの修正書を一斉提出 SECとの協議が進捗か
ビットワイズなど7社が仮想通貨XRP現物ETFの申請で修正書を提出した。米証券取引委員会との協議進展を示唆しており、年内の承認に向けて期待が高まっている。
09:35
トランプ関連WLFI、9月1日にイーサリアムで取引開始へ
トランプ一族関連のワールドリバティファイナンシャルのWLFIトークンが米時間9月1日午前8時から取引可能に。早期支援者の20%がアンロック対象、残り80%はコミュニティ投票で決定。
08:10
EU、デジタルユーロ開発加速でイーサリアムやソラナの利用を検討
欧州中央銀行が米国ステーブルコイン法成立を受けデジタルユーロ開発を加速。イーサリアムやソラナなど公開ブロックチェーンの活用を検討し、ユーロの競争力維持を目指す。
07:50
フィリピンでビットコイン準備金創設法案が提出
フィリピン議会の下院で、仮想通貨ビットコインの準備金創設の法案が提出されている。合計1,710億円相当を保有することを求めるなど、その内容が明らかになった。
06:50
VanEck、ジトSOL現物ETFを米SECに申請
バンエックが世界初のリキッドステーキングトークンETFとなるジトSOL ETFを米SECに申請。SECが8月にリキッドステーキングの証券法適用除外を明確化したことが追い風。
06:30
7年間休眠のビットコインクジラ投資家、イーサリアムに乗り換え
7年間休眠していた大口投資家が約10万BTCを売却してイーサリアムに投資。23日にETHが4,878ドルの史上最高値を突破し、仮想通貨市場全体が急騰している。
06:05
ETHトレジャリー企業シャープリンク、15億ドルの自社株買いプログラム承認
No.2のイーサリアム保有企業シャープリンクが15億ドルの自社株買いプログラムを発表。ビットマインに続く動きで、株価が純資産価値を下回る際の希薄化防止策として導入。
05:50
仮想通貨全体時価総額が4兆ドル回復、パウエル議長の利下げ示唆で大幅反発
仮想通貨市場の時価総額が4兆ドル水準を回復。パウエルFRB議長がジャクソンホール会議で9月の利下げを強く示唆し、ビットコインやイーサリアムなど主要銘柄が全面高となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧