はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ゴールドマンサックスが仮想通貨のトレーディングデスクを設置

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ウォール・ストリート初の市場参入
多くの取引や投資信託が参入する一方で、ゴールドマンサックスがウォールストリートで初の市場参入を検討する大手証券会社となります。
仮想通貨のトレーディングデスクを設置
安全性と取引量の一連の課題に取り組み、この市場を2018年6月までには稼働させたいと計画しています。

急な風の吹き回しで、ゴールドマンサックスはビットコイン戦略思考を持ちはじめてきています。

この急成長している分野に多くの取引商品や投資信託が参入する一方で、ゴールドマンサックスがウォールストリートで初の市場参入を検討する大手証券会社となります。

機関運営の変化

ほんの数か月前、ゴールドマンサックスは仮想通貨市場とその筆頭であるビットコインを牽制していました。

10月に

「ゴールドマンサックスは新興で不安定なこの資産にいかに対応するべきかをまだ決めかねている」

とCEOのLloyd Blankfein(以下、ブランクフェイン氏)はツイッターで呟いています。

しかし、翌11月にブランクフェイン氏は、ゴールドマンサックスが仮想通貨の採用を検討し始めたと述べました。

今やゴールドマンサックスは仮想通貨市場に果敢に立ち向かっているようです。

Bloombergで取り上げられたように、この証券会社は仮想通貨のトレーディングデスクを設置し始めましたが、その目的は自社の市場をデジタル資産市場へと広げることにあります。

安全性と取引量の一連の課題に取り組み、この市場を2018年6月までには稼働させたいと計画しています。

この一連の開発によってゴールドマンサックスは、ウォールストリートでは初めて伝統的な市場に仮想通貨を取り入れることとなります。

社内のどの部門がこの新市場を管轄するかはこれから決定されますが、その通貨商品の系統的な取引の仕組みの責任は自社が持つことになります。

新たな資産形態の起こり

今月、多くの機関がシカゴ・オプション取引所(CBOE)のビットコイン先物取引をしましたが、ゴールドマンサックスもそのうちの一つでした。

こういった先物は様々な特定仮想資産に向けてせきを切ったようですが、ゴールドマンサックスは需要に応えようとしています。

ゴールドマンサックスのスポークスマンMichael DuVally氏はある声明の中でこう述べました。

「顧客のデジタル通貨への関心に応えようと、我々は一番うまく顧客に役立てる方法を探求している」

新年に近く中で、ウォール・ストリートのような伝統的な金融機関はビットコインや仮想通貨に着手する動きが追随することは間違いないでしょう。

投資信託やさらに多くの先物取引のぼんやりとした可能性が視野に入り、多くの参入者は仮想通貨が着手されることを予期しています。

多くのよい予測が2018年に続いていきます。

Goldman Sachs Is Establishing a Cryptocurrency Trading Desk

Dec. 23, 2017 by Colin Harper

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/19 金曜日
12:10
米上院、トランプ氏の仮想通貨推進派2名を承認 CFTC・FDIC新委員長が就任へ
米上院は12月18日、トランプ大統領が指名したマイケル・セリグ氏をCFTC委員長に、トラビス・ヒル氏をFDIC委員長に承認した。両氏は仮想通貨推進派として知られ、デジタル資産に対するより友好的な規制環境の実現が期待されている。
11:28
米仮想通貨市場構造法案、1月に上院審議へ ホワイトハウス当局者が確認
米ホワイトハウスの仮想通貨担当官が、仮想通貨市場構造法案(クラリティ法案)の1月上院審議入りを確認。業界と伝統的金融機関が最終協議を実施、超党派の協力が成立の鍵に。
11:09
「10月の歴史的暴落の後遺症続く」ラウル・パル、仮想通貨の下落圧力は市場操作ではないと分析
グローバルマクロ投資家のラウル・パルが、10月10日に発生した仮想通貨市場の歴史的暴落について詳細を分析。市場操作の指摘は的外れであり、トランプ関税ショックとバイナンスの深刻な技術障害が重なり、数兆円規模の強制決済をもたらした大規模ロスカットに繋がったという。
10:35
SOL保有企業フォワード・インダストリーズ、株式をトークン化
仮想通貨ソラナの財務企業フォワード・インダストリーズは、自社の株式がソラナブロックチェーン上でトークン化されたことを発表。トークン化株式はDeFiで利用できるとした。
10:05
仮想通貨保有企業株、MSCI除外で約2兆円売却圧力 来年1月に判断
MSCIが仮想通貨保有企業を指数から除外する提案を検討。実施されれば39社で最大150億ドル(約2.2兆円)の強制売却が発生する可能性。業界は1,268の署名を集め強く反発。2026年1月15日に最終判断。
10:02
イーサリアム財団、「ステート肥大化」のリスクを指摘 3つの対応策提案
イーサリアム財団が、ネットワークのステート増大が続くことによる中央集権化リスクなどを警告した。この課題に対する3つの対策を提案している。
09:35
NYSEの運営会社ICEが仮想通貨企業ムーンペイに出資交渉、評価額50億ドル目指す
ニューヨーク証券取引所を運営するICEが仮想通貨決済企業ムーンペイへの出資交渉を進めていることがブルームバーグの報道で明らかになった。
08:35
JPモルガン、ステーブルコイン市場の成長予測を維持も1兆ドル規模には否定的
JPモルガンのアナリストがステーブルコイン市場は2028年までに5000億ドルから6000億ドルに達すると予測し、1兆ドル規模の予測を否定的に評価した。成長は仮想通貨市場全体と連動すると見ている。
07:55
トークン化株式xStocks、TON Walletに対応
株式のトークン化プラットフォームxStocksは、TONブロックチェーンのTON Walletに対応したことを発表。ユーザーはテレグラムからトークン化した株式やETFにアクセスできる。
07:44
JPモルガンのJPMコイン、コインベースのベースチェーンに移行
JPモルガン・チェースがデジタル預金トークンJPMコインを独自の内部ブロックチェーンからコインベースの「ベース」に移行した。機関投資家の需要に応え、24時間365日のほぼ即時決済を可能にする。
06:40
ビボパワー、韓国ファンドに4.5億XRP相当のリップル株式を調達へ
ナスダック上場のビボパワーがデジタル資産部門を通じて韓国の資産運用会社リーン・ベンチャーズ向けに3億ドル相当のリップル・ラボ株式を調達する。
06:12
台湾政府が210BTCの押収ビットコインを保有、世界10位の政府保有者に
台湾の法務部が犯罪捜査で押収した210枚以上のビットコインを保有していることを明らかにした。戦略的備蓄の検討も進んでいる。
05:55
2026年までに米国で100超の仮想通貨ETF上場を予測、ビットワイズ
米資産運用会社ビットワイズが2026年までに100本以上の仮想通貨ETFが米国で上場すると予測した。SECの一般的な上場基準公表により規制が明確化され、発行障壁が低下したことが背景にある。
05:40
ビットワイズ、スイ現物ETFをSECに申請
仮想通貨運用会社ビットワイズがスイトークンを追跡する現物ETFの登録を米SECに申請した。コインベース・カストディが保管を担当し、キャナリー・キャピタルや21シェアーズも同様のETFを申請している。
12/18 木曜日
22:21
ステーブルコイン「$U」がBNBチェーンとイーサリアムで始動
ユナイテッド・ステーブルズが新ステーブルコイン「U」をBNBチェーンとイーサリアムでローンチ。USDC、USDT、USD1で1対1裏付け。PancakeSwap等の主要DeFiプロトコルと初日から統合、AI経済向けにEIP-3009とx402をサポート予定。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧